自社ECサイトの集客方法「リスティング」「SEO」「SNS」

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ECサイトの集客について悩んでいませんか?

どうしたらECサイトの集客を増やすことができるのか、SEO対策など、ECサイトの運営は頭を悩ませることが多くあります。

ECサイトの集客を増やすためのリスティング広告やSEO対策の方法についてご紹介します。

またSEO対策の注意点についても解説しますので、ECサイト運営を成功させましょう。

ECサイトの売上UPの方法

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ECサイト経営で利益が伸びずに苦労しているときには3つの角度から売上UPを検討するのが肝心です。

ECサイトの売上は集客数を増やし、サイトを訪問したユーザーの購入率を上げ、さらに客単価を上げることで売上が向上します

この3つを掛け合わせると売上を算出できるからです。

 

ポイント1:集客数を増やす
ポイント2:購入率を上げる
ポイント3:客単価を上げる

 

ECサイトにアクセスしたユーザーの購入率と客単価を上げるには商品やサービスの提示の仕方を含めたウェブデザインを検討するのが重要です。

ユーザーに積極的にアプローチするマーケティング施策を行い、魅力があって利用しやすいデザインのECサイトにすると購入率も客単価も向上することが期待できます。

 

一方、ECサイトへの集客は視点を変えて改善を試みなければなりません。

ECサイトにアクセスする前の段階のユーザーに対して働きかける必要があるからです。

この記事ではECサイトの集客を増やして売上UPを狙うことに焦点を当てて、基本的なアプローチを紹介します。

ECサイトの基本的な4つの集客方法

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ECサイトの集客を上げる方法には大きく分けると4つあります。

集客の施策を検討するための基礎になるので、まずはそれぞれの概要を確認しておきましょう。

 

1. 自然検索(オーガニック)

自然検索とは検索エンジンでキーワード検索を行ってアクセスするパターンです。

自然検索はオーガニックとも呼ばれていて、ECサイトにユーザーが来訪する自然な流れと考えられます。

検索をしたときにすぐに目につく上部に表示されるとユーザーがタイトルや内容を確認してくれる可能性が上がり、リンクをクリックする確率が高まります。

自然検索での集客をするにはできるだけ検索結果の上位になるための施策を練ることが必要です

 

2. 広告からの流入

ウェブ広告を出すことで広告をクリックしたユーザーの流入を期待できます。

ECサイトの集客数を向上させるための積極的な施策として用いられている方法で、全く認知度のないECサイトの認知度を高めるのにも効果的です

クリック単価や表示単価が定められているのが一般的で、コストをかけて集客する方法です。

ユーザーの属性や行動履歴からターゲティングをして広告を表示させることで集客力を上げることもできます。

 

3. 他サイトからの流入

他サイトからのリンクでユーザーを流入させる集客方法もよく用いられています。

SNSやブログなどからリンクを貼ったり、関連する企業のサイトにリンクを貼ってもらったりすることでユーザーからのアクセスを促すことが可能です

他社と業務提携をして相互リンクを張り、互いにメリットのある関係を築くケースもあります。

 

4. 直接のアクセス

ECサイトにユーザーが直接アクセスする場合もあります。

他のサイトや広告を通してアクセスしたのではなく、お気に入りに登録していたリンクや過去のアクセス履歴を参照してアクセスするパターンです

また、オフラインマーケティングをした際に記事や広告などに記載されていたアドレスを直接入力してアクセスすることもありますが、検索エンジンを利用するユーザーが多く、よくあるケースではありません。

 

ECサイト集客の基本は「リスティング広告」「SEO」「SNS」!

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ECサイトで集客を上げる具体的な施策にはさまざまなものがあります。

その中でも基本としてまず取り組むと良いのが「SEO対策」「リスティング広告」「SNS」です。

 

SEO対策

SEO対策は検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)対策のことで、ユーザーがキーワード検索をしたときに上位に表示させるための施策を指します

ECサイトのコンテンツを改善するなど、多様な方法でSEO対策をすることが可能です。

 

リスティング広告

リスティング広告はユーザーが検索を実行した際に、検索結果の上部に表示される広告です

パートナーサイトにアクセスしたユーザーに対して表示できるタイプもあります。

広告の単価や予算を決めて出稿できるので予算管理をしやすいのも特徴です。

 

SNS

SNSはアカウントから情報を発信したり、広告を出稿したりする舞台としてマーケティングに用いられています

さまざまなSNSでユーザーとコミュニケーションを取りながら情報を広範囲に広げて集客を目指すのに使われるのが一般的です。

 

前述した、「ECサイトの基本的な4つの集客方法」でご紹介した方法に当てはめると、SEO対策は「自然検索(オーガニック)」、リスティング広告は「広告からの流入」、SNSは「他サイトからの流入」に該当する集客方法です

それぞれの特徴を理解して活用することにより、ECサイト集客の基盤を固めることができます。

 

  1. 自然検索(オーガニック)
    └SEO対策
  2. 広告からの流入
    └リスティング広告
  3. 他サイトからの流入
    SNS
  4. 直接のアクセス

 

リスティング広告での集客は短期間で効果が期待できます。

SEO対策とSNSによる集客はすぐには効果が出づらく、長い目で見る必要があります。

中長期的な戦略としてSEO対策とSNSによる集客を進め、効果が出るまでは、短期間で効果が期待できるリスティング広告を運用することで、最初から多くの集客を獲得することができるでしょう。

 

リスティング広告について【EC集客】

まずはリスティング広告がどのような集客方法なのかを詳しく掘り下げてみましょう。

リスティング広告を出すことでできることは何なのでしょうか。集客に用いるときに押さえておきたい考え方を理解しましょう。

リスティング広告の特徴

リスティング広告は検索を実行したり、パートナーサイト(※)にアクセスしたりしたユーザーに対して、属性や検索キーワードに基づいて関連性の高い広告が表示されるのが特徴です。

検索結果の上に表示されるものは検索連動型広告、パートナーサイトのコンテンツの中に表示されるものはコンテンツ連動型広告(※)と呼ばれています。

ユーザーの興味関心に着目して広告が選定されるため、表示された際にはリンクをクリックしてもらえる可能性が高いのが魅力です

 

※パートナーサイト|コンテンツ連動型広告とは?

とあるWEBページ(以降『Aサイト』とします)とパートナーになり、Aサイトに自分のサイトの広告を表示してもらうことです。

 

リスティング広告はPPC(Pay Per Click)課金制が基本で、広告がクリックされると費用が発生します。

毎月の上限額を設定することもできるため、広告予算の管理が比較的容易です。

リスティング広告ではキーワードの設定や広告文の作成を自ら行える仕組みになっています。

どのようなユーザーを集客したいかに応じて決められることから、購入に導きやすいユーザーをターゲットにしてコストパフォーマンスを上げることも可能です。

 

リスティング広告が有効なケース

リスティング広告がECサイトの集客で有効なのは知名度がまだ低い段階でユーザーに認知してもらいたいケースです

全く実績がないECサイトでも広告を依頼すれば検索結果などでユーザーによく見えるところにリンクが表示されるからです。

ECサイトの運営柄を開始する時点でリスティング広告を出すと円滑にサイト経営を進めることができるでしょう。

 

また、リスティング広告は同一キーワードを用いて広告を出す競合サイトが少ないときに有効です

入札によって広告単価が決まる仕組みが取り入れられているため、大手の競合がいるとコストパフォーマンスが低下します。

トレンドキーワードなら表示されやすいのは確かですが、競合の影響を受けることは念頭に置いておく必要があります。

 

リスティング広告の出し方

リスティング広告はGoogleやYahoo! などのアカウントを取得すれば依頼を出せます

ECサイトのリスティング広告を出すときには集客したいターゲットを具体化して、そのターゲットを呼び込めるようにキーワードを選定するのが重要です。

また、クリック単価や上限額を設定するために予算を策定する必要があります。

リスティング広告を出したら効果測定を行い、効果を上げるためにキーワードや広告文の最適化をしていくのが大切です。

 

 

SEO対策について【EC集客】

SEO対策はECサイトの集客にはどのような影響があるのでしょうか。

自然検索による集客のアプローチとしてよく用いられているので、SEO対策の概念や基本的な考え方を詳しく知って活用できるようになりましょう。

 

SEO対策の特徴

ECサイトのSEO対策はユーザーが興味を持っている事柄を検索した際にすぐに目に入るところにリンクが表示されるようにするための施策です。

広告を出すわけではないので直接的なコストはかかりません。

安定して検索上位を獲得できるSEO対策に成功すれば新規ユーザーが継続的に流入するようになります

 

SEO対策は検索エンジンのアルゴリズムに合わせて実施する必要があります。

検索エンジンはユーザーエクスペリエンスを向上させるために、検索上位に欲しい情報があるサイトを表示するアルゴリズムを導入しています。

見方を変えるとSEO対策ではユーザーのニーズに合わせて満足度の高いECサイト設計をする必要があると言えます。

つまり、情報を探しているユーザーの視点でサイトをデザインするのがSEO対策の基本です。

 

SEO対策が有効なケース

ECサイトの集客ではほとんどのケースでSEO対策が有効です

自社の商品やサービスに関連性が高く、ユーザーがふと思いつくと想定されるキーワードを選定してSEO対策を実施すれば集客効果が出てきます。

あまりにも独自性が高くて関連性の高いキーワードをユーザーが思いつかないのではないかと懸念される場合もあります。

しかし、ユーザーの利用シーンを考えて、悩みや課題に関連するキーワードを選定すればSEO対策が可能です。

 

SEO対策の方法

SEO対策として何をすべきかは検索エンジンのアルゴリズムの変化によって刻々と変わってきています。

ただ、SEO対策の基本には変わりはなく、自社の商品やサービスに関連性が高く、ユーザーが検索に使うと期待されるキーワードを選定することです

そのキーワードを盛り込んだコンテンツを作成し、頻繁にサイトを更新することでSEO対策を行えます。

 

キーワードはビッグワードとスモールワードの組み合わせが重要です。

大枠を決めるビッグワードを選定した上で、より範囲を限定するスモールワードを組み合わせることでターゲットを狭めて検索上位に表示される可能性を高めます。

例えば「ドッグフード」をビッグワードとして、「無添加」「ヒューマングレード」「安い」「チワワ」などといったスモールワードを組み合わせることでターゲットを絞り込むことが可能です。

このような取り組みを継続して効果測定を行い、キーワードの再選定をしていくと集客力が高まります。

 

SEOコンテンツの作り方

先ほどの「ドッグフード」をビッグキーワードとしてSEOコンテンツを作成する場合、ユーザーは「犬の健康に配慮したドッグフードが知りたい」「人間の食品と同等のドッグフードを与えたい」といったニーズがあると考えられます。このように、コンテンツを作成する時は検索ワードからユーザーのニーズを想像し、ユーザーに寄り添った内容にすることが基本です。検索キーワードに適したコンテンツを提供できれば、アクセス数が増加し、検索エンジンからの評価が高まることが期待できるでしょう。

 

また、すでに検索結果の上位に表示されている競合サイトをチェックすることも大切です。上位表示されるサイトは検索エンジンからすでに高評価を得ていると考えられるため、参考にすることでより質の高いコンテンツを作成できる可能性があります。

 

さらに、他のサイトにないようなオリジナリティのあるコンテンツを作ることも大切です。自身の視点を盛り込んだり、専門家に意見を聞いて掲載したりといった工夫次第で、コンテンツに独自性があるとみなされ検索エンジンからの評価が上がるケースがあります。

 

SEO対策の注意点

SEO対策をする際の注意点としては、大きく分けて3つあります。

 

注意1:重複コンテンツを作らない

まず、重複コンテンツを作らないことです。これは、Googleが公式ページで定義しているため、確認しておきましょう。

 

重複するコンテンツとは、ドメイン内、または複数ドメインにまたがって存在する、他のコンテンツと完全に同じであるか非常によく似たコンテンツのブロックを指します。

※引用:コンテンツの作成を避ける | Google 検索セントラル | Google Developers重複

 

検索エンジンであるGoogleは、偽装や結果を操作するような悪意のある重複コンテンツは、検索結果に表示させない、ランキングを低下させるなどの対応をとることがあります

ECサイトでは、複数のECサイトに商品を掲載している、色違い、サイズ違いの商品を別のページで作成しているなどの場合に、重複コンテンツとされてしまう可能性もあります。

このようなケースでは、悪意のない重複コンテンツと判断されるものの、リスクを避けるためにも作成方法を工夫することをおすすめします。

 

複数のECサイトへの掲載は、同じ文言をコピーするのではなくオリジナリティのあるページにすること、色違い、サイズ違いの商品は同じページ内で買い物ができるように作成するなど工夫しましょう。

 

注意2:セキュリティを高める(SSL化)

ECサイトを運営するのであれば、SSL化もぜひ行ってください。

買い物をする際にクレジットカード番号など個人情報を扱うこともあるため、サイトのセキュリティ対策は必須です

そのために必要となるのがSSL化で、インターネット上のデータ通信を暗号化してセキュリティを高めることができます。

 

見分け方は簡単でURLの最初に「https」と表示されているかどうかで分かります。

SSL化されていないサイトは「http」と表示されています。

GoogleでSSL化されていない「http」で始まるサイトを開くと「保護されていない通信」と赤字で注意表示されます。

Googleがセキュリティを重視し、SSL化を推奨している証拠とも言えるでしょう。

 

なお、この「保護されていない通信」の表示はECサイトだけでなく、一般的なブログなど、すべてのページに対して行われています。

個人情報を扱うECサイトでは、SSL化が早急に必要となるでしょう。

 

注意3:販売できない商品ページをそのままにしない

ECサイトのページ管理も重要です。

商品の入れ替えや販売終了など、取り扱わなくなった商品のページをそのままサイトに残したままでいるのは、SEO上あまりよくありません

ECサイト内に「販売終了」となったページが大量にあれば、せっかく検索結果からアクセスしても結局購入できないわけですから満足度が低くなってしまいます。

ページ滞在時間、直帰率なども高くなれば、サイト全体の評価を落としかねません。

 

販売終了と書いて放置するのではなく、販売終了となった商品のページに、後続商品や似ている商品などを紹介するのもよいでしょう。

また、404エラーを表示させるようにするのもおすすめです。

ECサイトが大きくなるとページの管理も煩雑になりますが、しっかりメンテナンスを行うこともSEO上、必要となります。

 

 

SNSについて【EC集客】

SNSはECサイトの集客方法としてどのような際に有効なのでしょうか。

ECサイトへの他サイトからの流入を促す手段としてSNSは注目を浴びています

最近の事情も踏まえて、SNSによるECサイトへの集客について詳しく見ていきましょう。

 

SNSの特徴

SNSは自社の公式アカウントを運用したり、広告を出稿したりして認知度を高めつつ、フォロワーを獲得して集客をします

FacebookやInstagram、Twitterに加えて、動画を活用しやすいYouTubeやTikTokなどがよく活用されるSNSです。

SNSはユーザーが興味のあるジャンルの情報を集めるのにも、自分の体験について口コミするのにも活発に使われています。

検索エンジンとは異なるユーザーとの接点を作る広い舞台になるのがSNSの特徴です。

 

SNSでは商品やブランド、サービス名などを具体的に上げて投稿するのが一般的です。

口コミの投稿の際にリンクを張ることも多く、内容に興味を持ったユーザーがスムーズに流入してきます。

口コミ情報は急速に広がる性質もあるため、SNSで話題が沸騰すれば一気に広範囲の集客ができます

 

 SNSが有効なケース

ECサイトの経営では口コミを通した情報拡散とユーザー間のコミュニケーションを活用したいときに有効です

価格が高いか安いかではなく、利用した体験が魅力的かどうかが重要です。

魅力的な商品やサービスであれば効果が期待できるでしょう。

ユーザーの生の声がシェアを通してスピーディーに拡散するため、高評価を得られる商品やサービスは人気が急騰する傾向にあります。

 

 SNSによる集客のやり方

SNSによる集客は公式アカウントの運用とSNS広告の配信が主なやり方です

SNSアカウントを運用すれば積極的な情報発信をおこなえるだけでなく、ユーザーとのコミュニケーションも取れる魅力があります。

フォロワーが増えると投稿内容が速やかに伝わるようになり、イベントやキャンペーンによるECサイトへの集客効果も上がります。

 

SNS広告はターゲティング効果が高いという特徴があります。

Facebookのように実名での登録が求められるSNSでは、登録されている情報の信頼性が高く、正確なターゲティングができます。

ネイティブ広告としてタイムラインに表示させることも可能なので、自然な形でECサイトへの流入を促せる広告手段です。

 

 

アフィリエイトもEC集客方法の1つ!

アフィリエイト広告は、上手に活用すればリスティング広告よりも獲得効果が高い広告です。

集客を考えるのであれば、ぜひアフィリエイト広告もチェックしてみましょう。

 

アフィリエイトはアフィリエイターさんがブログやサイトで紹介することで、商品が多くの人に知られ、話題になったり売上を上げる効果が期待できるものです

アフィリエイトの報酬設定について

広告予算が限られている中で、アフィリエイト報酬を設定することがほとんどだと思いますが、実はこの方法はあまり得策ではありません。

アフィリエイト広告は、広告主がメディアを選ぶのではなく、メディアが広告主の商品を選ぶ立場にあります。

アフィリエイター側の目線でみれば、たくさんの会社のアフィリエイトプログラムがある中で、興味があるもの、良い商品だと思えるものということはもちろん、やはり報酬が高いことが選ぶ決め手となるからです。

 

予算はあるものの、同ジャンルの他の会社がどのくらい報酬を出しているのか、アフィリエイト広告を出す立場からだけではなく、アフィリエイターの立場からも考え、報酬が適切かどうか検討してみましょう。

 

それなりの報酬は必要

アフィリエイト広告は成果が発生したときのみ費用を支払うため、費用対効果が高いものです

質の高いアフィリエイターは、商品を紹介するだけなく、商品を購入するアクションまでをイメージしています。

アフィリエイター自身も、商品が購入されなければ報酬に繋がらないためです。

成果を上げるアフィリエイターに商品を宣伝してもらうためには、やはりそれなりの報酬が必要です。

 

競合他社の報酬額をチェック

成果報酬の金額が、似たようなジャンルの商品と比べて低ければ、アフィリエイターに選んでもらうことは難しくなるでしょう。

また、成果の条件が厳しすぎていないかも確認してください。

条件設定を行うこともできますので、競合他社の条件などもチェックしてみましょう。

 

広告開始数ヶ月は通常よりも報酬額をアップするのも有効

アフィリエイト広告開始数ヶ月は、通常よりも報酬額をアップするのも有効でしょう。

また、情報提供も積極的に行いましょう。

商品を購入するところまで持っていくために、普段は公開していない情報を提供することで、アフィリエイト広告の質が上がることもあります。

 

生の声や口コミの効果を利用する

使ってみないと分からないような商品の場合には、無償で商品を提供し、記事を書いてもらうことも有効です

文字だけで書かれたものより、実際に使用している写真を見ることで、「実際に使って良いと感じた商品」と読者は感じます。

使ったからこそ書ける内容もあるでしょう。

最近では、何か物を購入する際に「口コミ」を確認することが当然のようになってきました。

それは「別の人が使って良かったと感じたものを、自分も使いたい」と感じている人が多いからです。

 

使った人の生の声を知り、自分に当てはめて、購入に値するものなのかを判断することが増えているのです。

以前は、友人が「使ってみて良かったよ」と言っていた、というネットワークだったものが、会ったこともないインフルエンサーが「使ってみて良かった」と言ったものが売れる時代です。

ASPの担当者と相談しながら、報酬額のキャンペーンや商品の無償提供なども検討することで、費用対効果の高いアフィリエイト広告を活用しましょう。

 

そのほかの集客方法をご紹介

リスティング広告とSEO対策はあくまでECサイトの集客を上げるための施策の一部でしかありません。

実際には他にもたくさんの集客方法があります。典型的な例としてよく用いられているのは以下の方法です。

 

  • ディスプレイ広告
  • ネイティブ広告
  • アプリ集客
  • 動画集客
  • メルマガの発行
  • DMの配信
  • オフライン集客

 

ディスプレイ広告やネイティブ広告はポータルサイトや個人ブログ、SNSなどに広告を出して集客する方法です。

アフィリエイト広告の場合にはユーザーにブログなどで紹介を依頼してマーケティングのサポートもしてもらいます。

 

メールを用いるマーケティングもECサイトの集客の役に立ちます。

メルマガの発行やDMの配信に加え、アプリと合わせてプッシュ通知をする方法なども用いられています。

 

また、オフライン集客によりECサイトへの流入を促すアプローチも可能です。

店舗でECサイトの宣伝をしたり、折込チラシやポスターなどでECサイトの存在を告知したりすることでユーザーへの認知度を高めることができます。

 

EC集客方法の相性や向き不向きもチェックしよう

リスティング広告とSEO対策を中心にしてECサイトの集客方法を解説してきましたが、他の方法もある点を考慮するとあらゆるアプローチで集客するのは大変だと感じるでしょう。

集客方法には業種や商材によって向き不向きがあるので、効果が上がりやすいものを選んで取り組むのが重要です。

 

例えば、リスティング広告はユーザーの属性や検索キーワードとの関連性を重視して表示する仕組みなので、新しい分野の商品やサービスには向いていません

属性との関連付けが難しく、ユーザーも検索キーワードとして選ばないからです。

また、リピーター化を期待できない場合にもリスティング広告は適していません。

クリックごとにコストがかかるので、獲得した顧客に継続的に購入してもらわなければ広告費負担が大きくならざるを得ないからです。

 

どの集客方法を選んだとしてもコストがかかるので、効果が上がりやすいものを選び出すのが大切です。

自社事業との相性の良さを比較検討してから具体的な施策を講じることでコストパフォーマンスを上げましょう。

 

ECサイト集客のことなら六次元!

「株式会社六次元」は、EÇサイトのコンサルティングやSEO対策・広告運用・SNS運用など、Web関連の幅広いソリューションを提供しています。大手ショッピングモール出身のコンサルタントも所属しているため、経験や実績に基づいたECサイト集客のサポートが可能です。

 

集客に対する予算が限られている場合や、何から始めていいかわからないという場合にも、状況に応じたサポートを検討します。相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

まとめ

ECサイトの売上は集客、購入率、客単価の三要素によって決まります。

集客は売上につながる第一歩なので、ECサイト経営をするなら、まず力を注ぎましょう。

ここでご紹介したように集客方法として基本になるのはリスティング広告とSEO対策です。

まずはこの2つが自社事業に向いているなら、速やかに取り組み始めるのが賢明です。

運営状況によっても適切なアプローチは異なるので、定期的に見直しをして集客力を維持向上させましょう

宮本 育夢
ライター 河野 拓馬 営業 / ウェブマーケター
六次元の福岡オフィスメンバーとして2022年入社。動画コンテンツを駆使する新世代のマーケター。
ウェブサイト制作をはじめとしたディレクションやマーケティングも行う。動画クリエイター兼営業マンで、六次元では異端。
趣味はテニスとサウナ。パントマイムが得意。好きな食べ物はきな粉。飼っているドジョウの名前はチョロ蔵。

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