リターゲティング広告の費用はどのくらいかかる?

otsubo jun

株式会社六次元 アカウントエグゼクティブ

ネットサーフィンをしていると、特定の広告が繰り返し表示されていることに気がつきます。「この広告は頻繁に表示される」「見覚えがある」と感じたことのある方も多いのではないでしょうか。これは以前訪れたサイトの商品が繰り返し表示される、リターゲティング広告という手法が使われています。今回はリターゲティング広告を使った宣伝を検討している方や、リターゲティング広告の基礎的な知識、特に費用面について知りたいという方に向けて解説します。

 

リターゲティング広告とは

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リターゲティング広告とは、ユーザーがすでに興味を持っている商品についての広告を繰り返し表示させることを指します。一度商品のサイトにアクセスしても、すぐに購入するというユーザーはかなり少ないと言われています。購入前によく考えたい、他の商品と比較してみたいなどの理由があります。そこでリターゲティング広告を表示させ、再度ユーザーに訴求します。ユーザーは気になっていた商品の検討を再開し、購入に至ることがあります。

 

リターゲティング広告の効果

リターゲティング広告は、数あるWEB広告の中でも高い効果があると言われています。すでに興味を持っているユーザーをターゲットにするため、商品を知らないユーザーに一から働きかけるより効果的です。サイトの訪問や商品購入などに繋がりやすいというメリットがあります。このように、ピンポイントに訴求することで高いコストパフォーマンスでの宣伝が実現するのです。

 

リターゲティング広告の掲載費用の相場は?

予算や事業規模に合った費用を選択することが可能です。1日あたりで使う金額の上限を決められるので、いつの間にか広告費を消費してしまうということが防げます。一般的に、WEB広告にかかる費用相場は数十万円です。しかし、リターゲティング広告は過去にサイトを閲覧したことのあるユーザーをターゲットとするため、その事業によりかかる費用は異なります。

 

リターゲティング広告には2つの課金方式がある!

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リターゲティング広告には、「クリック課金」と「インプレッション課金」の2種類の課金方法があります。それぞれの特徴やかかる費用について、順番にご説明します。

 

クリック課金

広告がクリックされるごとに料金が発生される方式です。ある程度興味を持っている人に対してだけ料金が発生するため、コストパフォーマンスが高い傾向があります。1クリックにつき数十円ほどの費用がかかります。

 

インプレッション課金

広告が1,000回見られるたびに料金が発生する方式です。クリック数が高ければ、クリック課金よりも費用を抑えられる可能性があります。1,000回表示されるたびに数百円ほどの費用がかかります。

 

リターゲティング広告の費用の決め方

リターゲティング広告を出稿するためには、どの程度の費用をかければいいのでしょうか。ここでは、費用の決め方についてご紹介します。

 

1. 獲得したい成果の目標(コンバージョン)から計算して決める

売り上げ目標から決める方法です。例として、1枚10,000円のワンピースの場合で考えてみましょう。計算式は以下の通りです。

販売価格(10,000円)−原価(2,500円)−確保したい利益(2,000円)
1回のコンバージョンにかかる単価(5,500円)

 

次に、ワンピースを売りたい枚数を100枚として計算を進めていきます。

1回のコンバージョンにかかる単価(5,500円)×目標枚数(100枚)
=広告費(550,000円)

 

この場合、広告費に550,000円かけられる計算となります。

 

2. 総売上から逆算して決める

より簡単に求めたい場合におすすめなのは、総売上から費用を求める方法です。現在の総売上の5%~10%を目安に広告費にあてることが一般的です。1ヶ月の売り上げを100万円とすると、5万円〜10万円を広告費にします。ざっくりとした計算ではありますが、シンプルで無難な方法と言えるでしょう。

売上(100万円)×5%〜10%=広告費(5万〜10万円)

 

 

リターゲティング広告の種類と費用

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リターゲティング広告を配信できる媒体は複数あります。ここでは、主な媒体の特徴についてご紹介します。また各媒体でかかる費用を、クリック課金・インプレッション課金などに基づいて掲載します。宣伝する商品に応じて、どの媒体との相性が良さそうか考えてみましょう。

 

Google広告(GDN)

Google広告ではリターゲティング広告を「リマーケティング広告」と呼んでいますが、基本的な考え方は同じです。YouTubeや朝日新聞デジタルなど、提携先へ広告を配信できます。また提携サイト以外でも、Googleアドセンスのあるサイトにも配信されるので、幅広いサイトで訴求できます。費用面は下記の通りです。

・1クリックにつき50円〜100円程度
・1,000インプレッションにつき50円〜100円程度

 

Yahoo!広告(YDN)

ニコニコ動画などの提携サイトだけではなく、Yahoo!ニュースやYahoo!メールなど、Yahoo!が提供するサイトにも広告が配信されます。日常的に使う機能であるからこその訴求力が期待できるでしょう。費用面はGoogle広告と同程度です。

・1クリックにつき50~100円程度
・1,000インプレッションにつき10~500円程度

 

Facebook広告

Facebookのタイムライン上や広告枠に配信できます。Facebookに登録された情報を元に、細かくターゲティングできる点が特徴です。クリック課金かインプレッション課金のいずれかを選択します。また、動画広告の再生に応じて課金する方法もあります。

・1日につき1,000円〜

 

Instagram広告

画像や動画により、タイムラインやストーリーなどさまざまな形で広告を配信できます。Instagramらしく視覚的に魅力のある広告を作成しましょう。広告だと意識させず自然な形で訴求できる可能性があります。Facebook広告と同じくクリック課金かインプレッション課金、動画再生に応じた課金方法があります。

・1日につき1,000円〜

 

LINE広告

利用するユーザーが多いため、多数のユーザーへのアピールが可能です。LINEのタイムラインはもちろん、LINEニュースなどの関連サービスへ広告が配信されます。クリック課金とインプレッション課金に加え、LINE公式アカウントと友達登録すると費用が発生する「友だち追加課金」が存在します。費用は以下の通りです。広告を配信したい他の事業者と、オークション形式で価格を決定します。

・1クリックにつき24円〜
・1,000インプレッションにつき400円〜
・友だち追加課金1名につき50円〜

 

その他

その他、リターゲティング広告を配信できる媒体は以下の通りです。アルゴリズムの精度の高さや、目的にあわせたオーディエンスリストの作成など、それぞれに特徴があります。

・Smartnews
・Gunosy
・Criteo
・Logicad
・LOGLY
・i-mobile

 

リターゲティング広告の選び方

どの媒体でリターゲティング広告を配信すればいいのか、選び方のポイントをご紹介します。各媒体によって特徴や使用するユーザー層が異なります。どんな層に商品をアピールしたいのか考え、それに適した媒体を選択しましょう。例えば、実名登録で年齢層の高いFacebookではビジネス関連の商品、多くのユーザーに届けたい場合はGoogle広告やYahoo!広告がおすすめです。商品にビジュアル面での魅力があれば、Instagram広告がぴったりでしょう。

また、広告の目的や費用で決めるのも一つの手です。リピーターの獲得や、すでに興味はあるけれどまだ購入に至っていないユーザーの獲得に向けては、Google広告やYahoo!広告を選びましょう。ある程度の興味をすでに持っているユーザーにターゲットを絞ることで、少ない広告費でピンポイントに訴求します。

反対に、商品の認知度アップのため多数のユーザーに広告を配信したい場合は、Google広告やLINE広告のインプレッション課金を利用しましょう。潤沢な費用があれば、配信回数を増やして多くの人にアピールできます。Google広告のコンテンツターゲットもおすすめです。コンテンツターゲットとは、指定したキーワードに関するメディアに広告が配信される方法です。

 

リターゲティング広告の運用代行を依頼する場合の費用

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リターゲティング広告を代行会社に依頼する場合、3種類の費用が発生します。会社によって差はありますが、かかる費用は以下の通りです。

・初期費用(0円〜数万円)
・広告費(実費)
・広告運用代行費(広告費の20%程度)

初期費用は、アカウント登録や広告文の作成などにかかる費用です。すでに広告を運用している場合は、費用を検討してもらえる会社もあります。広告費は広告を配信するために必要な費用で、予算に応じて決定したのち各媒体に支払います。広告運用代行費は代行の対価として必要な費用です。日々の予算の調整や、反応の良い広告の調査や設定などを行います。広告運用代行費は広告費の20%と設定している会社が多いようです。

▶︎運用代行の費用について詳しくはこちら

 

まとめ

リターゲティング広告の効果や費用などについてご紹介しました。すでに興味を持っているユーザーに向けて配信するため、効果が高いことが魅力の宣伝方法です。しかし、日々の分析や予算の調整など、案外さまざまな作業が発生します。運用に多くの時間や労力がかかってしまったり、なかなか結果が出なかったりする場合は、代行会社に頼むのも一つの手でしょう。

 


 

 

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