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目次
マイクロソフト広告の日本サービスがローンチしたことを受けて広告媒体として注目が集まっています。マイクロソフト広告「Microsoft Advertising」にはどのような魅力があるのでしょうか。本記事ではマイクロソフト広告を利用するメリットや、今後の展望について詳しくご紹介します。
マイクロソフト広告とは
出典:https://www.shutterstock.com
マイクロソフト広告とはマイクロソフトが提供する広告サービスです。Microsoftアドセンターとして2006年に開始されたマイクロソフトの広告事業はBing Adを経て2019年にMicrosoft Advertisingとなりました。2021年5月にマイクロソフト広告が日本に上陸したのを受けて、グローバルに広告を配信できるサービスとして活用が進められています。
マイクロソフトはワークデイコンシューマーをターゲットの増加に着目して広告事業の拡大を進めました。コロナウイルスの影響による生活様式とワークスタイルの変化が生み出したのがワークデイコンシューマーです。リモートワークが精力的に取り入れられ、仕事をしつつ購買行動もする消費者が増えました。日本では勤務時間の1日1時間以上をプライベートな購買行動などに使用している割合が42%もいることがわかり、世界の4倍ほどの水準になっています。
日本のビジネスでのパソコンのOSにはWindowsが主流です。ワークデイコンシューマーをターゲットとする広告配信先としてWindowsや関連サービスは魅力的な舞台です。マイクロソフト広告はこの観点からGoogleと並ぶ広告事業としてマイクロソフト広告をグローバルに拡大しています。
マイクロソフト広告のメリット
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マイクロソフト広告に出稿するのにはどのようなメリットがあるのでしょうか。マイクロソフトが広告事業を拡大している背景も踏まえて、活用する魅力を詳しく見ていきましょう。
Google以外のユーザーにリーチできる
マイクロソフト広告はGoogle広告ではリーチできないユーザーをターゲットにできるのがメリットです。マイクロソフトによる2017年4月の調査では世界に5,500万人の非Googleユーザーがいます。月間延べ6億6400万回の検索があり、1億3,400万回のユニーク検索があるので広告市場として有用です。
3大検索エンジンのGoogle、Yahoo、Bingを比較すると、StatCounter Global Statsによる2021年の調査ではGoogleが圧倒的なシェアを持っていることが示されています。世界では92%がGoogleで、Bingはわずか2.66%です。ただ、アメリカではGoogleが88%、Bingが6%、Yahooが3%のシェアを占めています。Yahoo.comはBingの検索エンジンを利用しているため、マイクロソフト広告の実質的なシェアは9%です。
日本ではYahoo!JAPANがGoogleの検索エンジンを採用している影響でシェアは4%程度です。しかし、他国でも1割前後のシェアを占めているケースが多く、マイクロソフトは10.8%のグローバルシェアがあると示しています。マイクロソフト広告なら相当数のユーザーにリーチできるので出稿するメリットがあります。
新たなネットワークに広告を出せる
マイクロソフト広告を利用すると新たなネットワークに広告を出稿できます。マイクロソフト広告の検索ネットワークはBing・Yahoo・AOLに広がっていて、Yahoo.comやAOL.comの検索パートナーサイトにも広告を出すことが可能です。
Microsoftオーディエンスネットワークは独自の構築が進められています。マイクロソフトはネイティブアドネットワークに強みを持つTaboolaや動画配信で有名なNetflixとの提携も進めてオーディエンスの拡張を進めています。Microsoft EdgeやOutlook.com、MSNの広告配信面も利用できるため、広いユーザー層にリーチできるのがメリットです。
リスティング広告以外での広告効果を出しやすい
マイクロソフト広告は検索エンジンとしてのシェアではGoogleに劣ります。しかし、リスティング広告以外についてはむしろ広告効果を出しやすいというメリットがあります。マイクロソフト広告のネットワークのユーザーは、オンラインで時間を過ごす時間が平均より25%長いこともマイクロソフトによる調査で示されています。オーディエンスネットワークへの広告配信によってワークデイコンシューマーをターゲットにする新しい広告戦略を立てやすいのが魅力です。
Windowsユーザーの獲得に有利になる
Microsoft EdgeがWindowsの標準ブラウザになったことで、今後はマイクロソフト広告の利用価値が上がる可能性があります。WindowsユーザーがMicrosoft Edgeを使用するケースが増えるからです。Microsoft Edgeに広告を配信できるのはマイクロソフト広告の強みです。日本ではWindowsユーザーが多いので、マイクロソフト広告に出稿すれば新たなリーチの獲得につながるだけでなく、広告による認知拡大の可能性も高まります。
Googleの広告キャンペーンをインポートできる
マイクロソフト広告はGoogleで利用している広告キャンペーンをインポートして利用できます。今までGoogleで運用してきた方法をそのままマイクロソフト広告に流用することが可能です。マイクロソフト広告の機能はGoogle広告との親和性が高く、簡単に同じ形で運用を始められます。
マイクロソフト広告の機能
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マイクロソフト広告は効果的なマーケティングができる機能があるかが気になる方もいるでしょう。マイクロソフト広告で使える代表的な機能をまとめました。Google広告と相性が良い設計になっています。
広告キャンペーンの作成・設定
マイクロソフト広告では広告キャンペーンを作成して予算を管理しながら、以下の目標を設定して達成を目指せます。広告目標に合わせて広告配信の方法を自動で設定できます。
・ウェブサイトへの集客
・店舗・事務所への集客
・コンバージョン
・問い合わせの増加
・ショッピング広告での売上
選べる広告タイプ
マイクロソフト広告では選べる広告タイプがたくさんあります。以下のように検索広告だけでなく、マルチメディア広告にも対応しているので多様な広告戦略を検討可能です。
・動的検索広告
・拡張テキスト広告
・ショッピング広告
・マルチメディア広告
・レスポンシブ検索広告
・アプリインストール広告
・Microsoftオーディエンス広告
・Bingスマート検索でのマイクロソフト広告
広告最適化の設定・分析機能
マイクロソフト広告は最適化のための設定や分析機能も整っています。マイクロソフト広告でできる広告の運用や広告結果の分析に関する代表的な機能は以下の通りです。
・入札戦略の選択・設定
・個別の予算管理・キャンペーン間の予算の共有
・キーワード設定
・年齢や性別などのユーザー属性によるターゲティング
・地域やデバイスによるターゲティング
・Linkedinプロフィールターゲティング(予定)
・広告表示オプションの設定
・広告レポートの作成
・分析結果の表示・評価
・コンバージョントラッキング
・URLトラッキング
まとめ
出典:https://www.shutterstock.com
Microsoft Advertisingの日本上陸によって非Googleユーザーもターゲットとする広告出稿が容易になりました。マイクロソフト広告はワークデイコンシューマーへのリーチ拡大にも効果的です。
マイクロソフト広告の検索エンジンBingはWindowsの標準ブラウザになったMicrosoft Edgeでの検索に使われているため、今後のWindowsユーザーの獲得にも大きな効果を発揮します。マイクロソフト広告はGoogle広告との親和性も高いので、新たなリーチの獲得に活用していきましょう。
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