【最新】Twitter広告の種類と活用方法まとめ

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Twitter広告はリブランディングを経て広告の種類が再編成されました。2021年に新しくなったTwitter広告にはどのようなメリットがあるのかが気になる方は多いでしょう。この記事では最新版のTwitter広告の種類と特徴、有効な活用方法について詳しく紹介いたします。

Twitter広告を出すメリット

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Twitter広告の細かな種類と特徴をチェックしていく前に、Twitter広告をそもそも出す意味があるのかを知っておくのは大切です。Twitter広告を出すメリットはいろいろな形で議論されていますが、集約すれば以下の2つに絞りこむことができます。

 

拡散や波及によるコストパフォーマンスの向上

Twitterはツイートやリツイート、「いいね!」やコメントなどによる情報の拡散や波及が起こりやすいSNSなのがメリットです。Twitter以外にもFacebookやInstagramなどのメジャーなSNSがありますが、情報の拡散しやすさではTwitterが突出しています。バズったらもう止められないくらいに大きな波及効果があるのがTwitterです。

 

Twitter広告ではリツイートなどによってユーザーがアクションを起こしたとしても費用がかかりません。Twitter広告を通してユーザーにアプローチした後、波及によってフォロワーが増えたり、コンバージョンが発生したりしても一切コストがないのです。大きなコストパフォーマンスを目指せるのがTwitter広告のメリットです。

 

若年層を中心とした潜在層・顕在層へのプロモーションの同時実現

Twitterはユーザー年齢層が低く、10代から30代を中心軸としたターゲッティングができるのがTwitter広告を出すメリットです。さらに潜在層と顕在層の両方に同時アプローチできるのもTwitter広告の魅力としてよく知られています。リツイートによる拡散で潜在層にもリーチすることが可能です。顕在層にはハッシュタグやキーワードの選定によってアプローチできるので、速やかにフォロワーを獲得できる可能性を持っています。

 

Twitter広告ではさまざまな種類の広告を同時運用できるのも特長です。潜在層にも顕在層にもほぼ同じツイートや広告クリエイティブによるプロモーションができるため、効率的に広告目的を達成できます。

 

Twitter広告の種類と特徴

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Twitter広告の種類は再編成されて、以前に比べると多様な形でユーザーにアプローチできるようになりました。ここでは最新のTwitter広告の種類を紹介し、それぞれの配信面や魅力、広告として出せるクリエイティブの特色などについて解説します。目的に合ったTwitter広告を出してこそメリットを最大化できるので、個々の特徴を詳しく理解しておきましょう。

 

プロモ広告(旧名:プロモツイート)

プロモ広告はリブランディング前にプロモツイートと言われていたTwitter広告です。ツイートのように広告を出せるのが特徴で、配信面は主にTwitterのタイムラインになっています。「プロモーション」という表示があるのも以前のプロモツイートと同じですが、プロモ広告はネイティブ広告としてTwitterユーザーに強くアプローチできる種類です。

 

プロモ広告として標準的なのはテキストによるツイートです。しかし、Twitter広告では画像や動画を利用することも、カルーセル広告やモーメント広告を出すこともできます。Twitterではクリエイティブを駆使してアピールし、リツイートやコメントをプロモーションするのが効果的になってきています。テキストだけでは伝えられない商品やサービスの魅力を伝えるにはクリエイティブを駆使してプロモ広告を出すのが重要です。

 

画像や動画、商品ラインナップをアピールするにはカルーセル、ブランドストーリーを語るにはモーメントといった選び方をすると大きな効果を生み出せます。Twitter広告ではプロモ広告が標準的な方法の一つなので、まず検討してみるのがおすすめです。

 

フォロワー獲得広告(旧名:プロモアカウント)

フォロワー獲得広告は基本的には以前にプロモアカウントと呼ばれていたTwitter広告です。ターゲットにしたユーザーに対してTwitterアカウントのプロモーションをおこなえる仕組みになっています。タイムラインや検索結果、プロフィールページやおすすめユーザーボックスなどの配信面を利用できるTwitter広告で、フォロワー獲得のために積極的なアプローチができるのが特長です。

 

フォロワー獲得広告はツイートの形で配信されるのが特徴です。テキスト広告だけに限定されていて、クリエイティブを使用することはできません。フォロワー獲得広告では広告内にアカウントのプロフィールとアカウントへのリンクが入っています。もちろんフォローも広告クリックだけでできるので、ユーザーが興味を持ってくれればすぐにフォロワーを獲得できます。

 

Twitterライブ

Twitterライブはストリーミング配信によって動画広告をリアルタイムで配信できるTwitter広告の種類です。Twitterライブはイベント性の高い広告で、Twitterのユーザーに事前告知をしておいてライブショーやコンサート、パーティーなどを実施するのが典型的な使い方になっています。

 

Twitterライブを導入するとイベントページを作成することができます。イベントページを通してユーザーとのリアルタイムでのコミュニケーションを取れるのも魅力です。イベントページにはテキストによるページ説明やハッシュタグを付けられるだけでなくカルーセルとして最大5つまで動画を載せることができます。エンゲージメントの向上にも自社サイトへの誘導にもフォロワーの獲得にも活用できる汎用性が高いTwitter広告です。

 

Twitterテイクオーバー(旧名:プロモトレンド)

Twitterテイクオーバーはリブランディングよりも前にプロモトレンドやプロモトレンドスポットライトと呼ばれていた広告方法に、さらに新しい機能が取り入れられたTwitter広告です。Twitterテイクオーバーは固定の広告枠を24時間占有できるのが特長で、プロモ広告などと違って確実に表示されます。買取型の固定枠なので広告費用が高いものの、幅広いユーザー層に効果的な配信ができるTwitter広告の種類です。

 

プロモトレンドでは「おすすめ」や「話題を検索」などのトップ欄が広告枠でした。Twitterテイクオーバーではトレンドテイクオーバーを選ぶとプロモトレンドと同じ広告枠を占有できます。トレンドテイクオーバーではハッシュタグとテキスト広告しか使用できませんが、トレンドテイクオーバープラスを選ぶとクリエイティブの利用が可能です。静止画とGIF画像に加え、MP4の動画にも対応しています。

 

また、Twitterテイクオーバーではタイムラインテイクオーバーも搭載されています。タイムラインテイクオーバーはTwitterのタイムラインで一番上に出るのが特色です。訴求力が突出して高いことから人気が高いTwitter広告になっています。タイムラインテイクオーバーではテキストに加えて画像、動画、カルーセルなども使用できます。

 

Twitter Amplify

Twitter AmplifyはTwitterとパートナーシップを組んでいる企業の協力を受けて広告を広く出稿できるTwitter広告の新しい形です。Twitter AmplifyにはAmplifyプレロールとAmplifyスポンサーシップの2つの種類があります。

 

AmplifyプレロールはTwitterが提携しているパートナーのサイトでプレロール広告を掲載してもらう方法です。Amplifyプレロールは広告を出したい商品やサービスのジャンルに応じて、最適なオーディエンスのいるサイトを選んで掲載してもらえる仕組みになっています。

 

Amplifyスポンサーシップは特定のパブリッシャーとの直接提携の橋渡しをしてもらえるサービスです。パッケージ化されているので簡単に独占的な契約が可能で、プレロール広告だけでなくコンテンツの統合も含めた幅広いスポンサーシップの確立ができます。ブランドの認知向上に大きな効果を発揮するのがAmplifyスポンサーシップの優れている点です。

 

Twitter広告のカスタム機能とブランド機能の種類

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Twitter広告にはカスタム機能とブランド機能が搭載されています。どちらの機能も出稿する広告に組み込むことで波及効果や拡散効果を高めたり、ブランディングを促進したりできるのが特長です。Twitterに広告を出すメリットを引き上げる機能なので、どのような種類があるかを知って活用していきましょう。

 

カンバセーションボタン(旧名:カンバセーショナルカード)

カンバセーションボタンはカンバセーショナルカードと呼ばれていたTwitter広告のプロモ広告に活用できるカスタム機能です。カンバセーションボタンを設置するとユーザーにツイートを促すことができます。

 

カンバセーションボタンの特徴は画像や動画などのプロモ広告にプリフィックスされたハッシュタグやメッセージをユーザーが選択できることです。最大で4つまでボタンを設置することが可能で、ユーザーはボタンをクリックやタップするだけでもツイートできます。エンゲージメントを加速させるための手段として有効です。

 

投票(旧名:プロモ投票)

投票は究明としてはプロモ投票でしたが、機能的には大きく変更されていません。プロモ広告に投票を設置すると大きな反響を得られる点で変わりはなく、フォロワーを増やすのにも波及効果を高めるためにも効果を発揮する有効な広告のカスタム機能の種類です。

 

投票ではユーザーへのアンケートのような形で投票を求めることができます。投票の回答内容と投票の期間を設定するだけでツイートと同じ形で出稿できる広告です。ユーザーのツイートによって広まる可能性があるだけでなく、興味関心を持っているユーザーやフォロワーにアンケートを取ることにも直結するので市場調査にも有効なTwitter広告の機能です。

 

ブランド絵文字

Twitter広告を出してブランディング施策を推進したいというニーズは大きく、Twitterでもブランドを知らしめるための機能を充実させてきています。ブランド絵文字が代表的なブランド機能で、広告と直接紐づけるのではなく、ハッシュタグに関連付けるのが特徴です。最大で5つのハッシュタグと絵文字をリンクさせてタイムラインなどに表示させることができます。

 

ブランド絵文字は視覚的にアピールできるので、ユーザーの潜在意識に残りやすいのが魅力です。ロゴマークを絵文字にしてブランディングに活用する、プロモーションしたい商品をイメージさせるロゴマークをブランド絵文字にして覚えてもらうといった戦略を考えられます。

 

ブランド通知

ブランド通知はTwitter広告の中でもやや特殊な種類になるブランド機能です。ブランド通知を設定すると、通知を受け取ることに許諾したユーザーに自動で通知を送れるようになっています。予約された通知・サブスクリプション通知・インスタント通知の3つの種類から自由にキャンペーンを選んで設定することが可能です。

 

予約されたブランド通知の場合にはユーザーのオプトインアクションに紐づいた@ツイートが1回だけ送られます。サブスクリプション通知の場合にはオプトイン通知ツイートに関連付けられた形で複数回の@ツイートが送られるのが違いです。インスタント通知を設定したときにはオプトインしたユーザーに瞬時にツイート配信が起こります。

 

基本的にはCTAを促すツイートを設定して使用するのがブランド通知です。画像や動画による広告によってブランディングを進めることも可能ですが、カンバセーションボタンを付けたり、アプリやウェブのボタンを付けたりすることもできます。興味関心を持ったユーザーに期待するアクションを取ってもらえるようにするための効果的なブランド機能です。

 

Twitter広告のプロモート機能の種類と特徴

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Twitter広告には種類も多くてプロモーションの役に立つオプション機能もあります。さらにキャンペーン目的を設定したり、入札方法も決めたりして運用することが重要です。しかし、Twitter広告にはプロモート機能があるので、気軽に広告を出せます。プロモート機能には2種類あるので違いを理解して有効活用していきましょう。

 

クイックプロモート

クイックプロモートはTwitter広告の詳細設定をすることなく、プロモ広告配信の基本となるポイントを選ぶだけで良いプロモート機能です。配信地域やターゲットの年齢・性別などの簡単な設定だけですぐに広告を配信できます。広告費用も段階設定で決められるので、大まかな考えですぐにTwitter広告を始めたいときに適しているプロモート機能です。

 

オートプロモート

オートプロモートは「ツイートを自動的にプロモーションしたい」というコンセプトで提供されている機能です。配信する国やターゲットを設定するだけで、Twitter広告に搭載されているアルゴリズムで自動最適化をして広告配信をしてくれるのがオートプロモートの特徴になっています。コストが月間9900円かかるサービスですが、Twitter広告の内部で持っているノウハウとデータに基づいて運用してくれるのがメリットです。

 

おすすめのTwitter広告の活用方法

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Twitter広告にはたくさんの種類があって機能の選択肢も考慮するとどうやって活用したら良いかがわからなくなりがちです。ここでは目的に合わせたおすすめのTwitter広告の活用方法をまとめました。特別なケースから順におすすめを紹介しますので、Twitter広告を出す際の参考にしてください。

 

自社Twitterアカウントのプロモーションにはフォロワー獲得広告

自社でTwitterアカウントを積極的に運用していて、プロモーションを進めてフォロワーを増やしたいのがTwitter広告を出すきっかけのことはよくあります。この際にはフォロワー獲得広告がおすすめです。フォロワー獲得広告はユーザーへのアプローチ力が高いので高い確率でフォロワーを増やせます。フォロワーを自社利益に導く道筋を作り上げることができているなら、アカウントのプロモーションを効果的に進めて売上も向上させられる方法になります。

 

コストをかけて大規模なイベント集客を成功させたいならTwitterテイクオーバー

これから大規模なイベントやキャンペーンを実施して売り上げを出したいといったシーンではTwitter広告がよく活用されます。このときにはTwitterテイクオーバーがおすすめの広告方法です。Twitterテイクオーバーはコストが高いのが悩みになりますが、集客さえできれば大きな売り上げを期待できるシーンなら問題にならないでしょう。

 

「おすすめ」や「話題を検索」、さらにはタイムラインのトップを獲得できるのがTwitterテイクオーバーです。多数のユーザーへのリーチが実現されるので、大きな効果を期待できます。

 

ストリーミングを活用してイベントを実施したいならTwitterライブ

オンラインでのコミュニケーションが当たり前のようにおこなわれる時代になりました。ライブストリーミングでイベントを実施するときに集客のための広告を出したいならTwitterライブがおすすめです。

 

ライブ配信によるプロモーションは実施可能かどうかが問題になるのは確かで、どんな企業にもおすすめできるわけではありません。しかし、インタラクティブな場を作り上げ、大きなプロモーション効果のあるイベントを実施できる点でTwitterライブは優れています。コストパフォーマンスを上げるには売上につなげるロジックが必要ですが、認知の飛躍的な向上を目指すときにも費用対効果が高いTwitter広告の種類です。

 

動画によるプロモーションを進めるにはTwitter Amplify

動画は目と耳の二つの角度からプロモーションを進められる魅力があります。目的はともかく、手段として動画を最大限に活用していきたいのであればTwitter Amplifyがおすすめの広告の種類です。Twitter AmplifyではTwitterがパートナーシップを持っている動画配信サービスを生かすことも、直接連携をすることもできます。予算に応じたプロモーションを進められるので、高いコストパフォーマンスを発揮する方法です。

 

5G時代の到来によってハイクオリティな動画によるプロモーションを活用しやすくなっています。Twitter広告を生かして動画によるアプローチをしていくならTwitter Amplifyを取り入れていくのがおすすめです。

 

Twitter広告で柔軟に目的達成を目指すならプロモ広告

プロモ広告はTwitter広告でとても汎用性が高いので、上記のどれにも該当しないのならプロモ広告を活用していきましょう。結論としてはプロモ広告がさまざまなシーンに対応できるとても魅力的なTwitter広告です。Twitter広告のたくさんの種類の中で、運用の仕方によってさまざまな目的を達成できる特色があります。プロモ広告を最適な形で運用すれば大きな広告効果を得られるのは紛れもない事実です。

 

柔軟性の高さを重視してTwitter広告の旨味を最大限に生かすのならプロモ広告を使っていきましょう。Twitter広告の運用方法によって結果は変わります。改善を繰り返していけばコストパフォーマンスは向上していくので、早めに始めて効果の上がる運用を目指すのがおすすめです。

 

まとめ

Twitter広告には種類が豊富で広告を出す目的に応じた魅力的なものがあります。最善の種類を選んで出稿すればきっと大きな効果が得られます。ここでは詳しくTwitter広告の種類を紹介してきました。ただ、Twitter広告はツイートやクリエイティブをうまく使って運用していくことでコストパフォーマンスが上がることには留意しておきましょう。

 

六次元ではコストパフォーマンスを上げるための広告の種類の選定も最適な運用もできます。Twitter広告を最大限に生かしていきたいとお考えでしたら、ぜひ六次元までご相談ください。

 

宮本 育夢
ライター 河野 拓馬 営業 / ウェブマーケター
六次元の福岡オフィスメンバーとして2022年入社。動画コンテンツを駆使する新世代のマーケター。
ウェブサイト制作をはじめとしたディレクションやマーケティングも行う。動画クリエイター兼営業マンで、六次元では異端。
趣味はテニスとサウナ。パントマイムが得意。好きな食べ物はきな粉。飼っているドジョウの名前はチョロ蔵。

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