Twitter広告の課金方式の特徴とキャンペーン目的の関係

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Twitter広告ではどのような課金方式が採用されているのかが気になる方は多いでしょう。Twitter広告はキャンペーン目的によってどのような課金方式になるかが異なっています。この記事ではTwitter広告の課金ポイントに着目して解説した上で、キャンペーン目的の選び方のコツをご紹介します。

Twitter広告の課金ポイントの特徴

出典:https://www.shutterstock.com

 

Twitter広告を出したときに課金が決定するポイントを理解しておくのは広告の費用対効果を上げるために重要になります。まずはTwitter広告の課金ポイントの特徴を簡単に確認しておきましょう。

 

広告配信に紐づいて課金される方式

Twitter広告は掲載を依頼しただけでは課金されることはありません。広告枠を買い取って出稿する仕組みではなく、Twitter上でユーザーに広告が配信されたり、ユーザーが広告に対してアクションを起こしたりすることによって課金される方式になっています。基本的には広告配信に紐づいていると考えると良いでしょう。ただし、Twitterの広告キャンペーン目的としてどれを選ぶかによって課金ポイントは異なります。

 

拡散効果までは課金されないルール

Twitter広告は配信に紐づいて課金される方式なので、掲載依頼をした広告に全く触れなかったユーザーがサイトにアクセスしたり、フォロワーになったりしたとしても課金されません。Twitterに広告を出すメリットとして拡散効果が大きいことがよく知られています。ツイートやリツイートなどを通して情報が拡散し、広告を出した目的が達成されることもあります。その際にも広告配信に紐づいていない限りは課金されないのがルールです。

 

Twitter広告の課金方式

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課金ポイントとしてTwitter広告が設定しているのは7つあります。それぞれの課金方式についていつどのような形で課金されるのかを確認しておきましょう。

 

CPF方式~コストパーフォロー

CPF方式の課金ポイントはフォロー課金とよく呼ばれている課金のあり方です。Twitter広告を通して獲得したフォロワー一人ごとに課金されるのが特徴で、Twitterアカウントを運用してフォロワーに紐づいたプロモーションを進めていくときに重要な位置付けになります。

 

CPC方式~コストパークリック

CPC方式の課金はユーザーの広告クリックに紐づいているクリック課金です。広告をクリックした先には自社サイトのランディングページを設定するのが主流で、サイトに集客したいときに重要な意味を持つ課金方式です。

 

CPM方式~コストパーインプレッション

CPM方式はインプレッション課金と言われているウェブ広告で主流の方式で、広告が配信されて表示されると課金されるのが特徴です。1000回の広告の配信ごとに単価が決まっていて、ユーザーが視認したかどうかにかかわらず費用がかかります。

 

CPV方式~コストパービュー

CPV方式のビューとは動画視聴のことを意味していて、視聴課金とも言われているのがCPVです。動画広告をTwitter広告として出したときに、再生されると課金されます。動画のサムネイルをユーザーが見ただけでは課金されません。

 

CPE方式~コストパーエンゲージメント

CPE方式はSNSでよくある広告課金のやり方で、エンゲージメント課金と呼ばれています。ツイートやコメント、「いいね!」やリンクの利用などのように、ユーザーがTwitter広告に対してアクションを起こしたときに課金されます。見ただけでは課金されないので興味関心のあるユーザーを獲得できたときにだけ費用が発生するのが特色です。

 

CPAC方式~コストパーアプリクリック

CPAC方式はアプリクリック課金と言われている広告の課金方式です。アプリをダウンロードしてインストールするためのクリック、アプリ内でのアクションのクリックなどに紐づいて費用が発生します。アプリをユーザーに使わせる目的でTwitter広告を出す際には重要になります。

 

CPI方式~コストパーアプリインストール

CPI方式はアプリのインストールまたはインストール後のアプリの起動によって課金されるのが特徴です。アプリインストール課金とも言われている方式で、プロモーションのためのアプリのユーザーを獲得したいときの広告で課金されることになります。アプリの利用を促す目的でのTwitter広告配信では大きな意味を持つ課金方式です。

 

キャンペーン目的と課金方式を考慮する選び方

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Twitter広告を作成して出稿するときには広告キャンペーンの目的を策定します。広告目的によってどのような課金ポイントが発生するかが異なるため、広告目的を適切に選ぶことでコストパフォーマンスの高いTwitter広告の運用が可能です。Twitter広告にかける予算を検討する上でも重要なので、課金方式に基づくキャンペーン目的の選び方を理解しておきましょう。

 

Twitterの広告目的とは

Twitterでは広告の目的を広告キャンペーン作成のタイミングで設定できます。6種類のキャンペーン目的を選べるようになっていて、目的と課金方式が紐づけられているのが特徴です。基本的に課金ポイントとして設定されていない方式で費用が発生することはありません。そのため、広告目的の選び方によってTwitter広告のコストパフォーマンスが大きく変化します。

 

フォロワーを増やすのが目的なら

Twitter広告を出稿してTwitterアカウントのフォロワーを増やしたいなら「フォロワー(プロモアカウント)」を選ぶのが適切です。課金ポイントは「フォロー」になるのが特徴で、広告を見てフォロワーになると課金されますが、フォロワーにならなかったら広告費用はかかりません。

 

エンゲージメントを上げるのが目的なら

Twitter広告を通じてユーザーエンゲージメントを上げていきたいなら「ツイートのエンゲージメント」が最適です。CPE課金になるのが特徴で、ツイートやいいね!などのエンゲージメントがあると課金されますが、広告を見ただけでは費用が発生しません。

 

リーチをできるだけ増加させるのが目的なら

Twitter広告の配信によってリーチを増加させていきたいときには「ブランド認知度の向上」が効果的です。リーチを増やすには広告を見てもらうのが最も重要で、単価が安いCPM課金のコストパフォーマンスが上がりやすい傾向があります。

 

ランディングページのアクセスを増やすのが目的なら

Twitter広告を活用してランディングページのアクセス数を増やそうとしているのなら「ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン」を選択しましょう。広告をクリックしたときに課金されるCPC方式なので、広告効果とコストがきちんと結びつきます。

 

動画の再生数やクリック数を稼ぐ目的なら

Twitter広告で動画の再生を促し、動画をクリックしてもらいたいと考えているなら「動画の再生数」を目的にするのが良い方法です。動画再生に紐づいているCPV方式の課金になっているため、サムネイルを見たユーザーが何人いたとしても費用がかからず、高いコストパフォーマンスを発揮します。

 

アプリのインストール数やエンゲージメントを増やす目的なら

Twitter広告を使ってアプリを使うユーザーを増やしていきたいなら「アプリのインストール数または起動回数(MAP)」が最善のキャンペーン目的です。アプリに対するユーザーアクションが課金対象になるのが特徴で、費用が発生するときには必ずアプリに関連するユーザーのエンゲージメントを獲得できます。

 

まとめ

Twitterに広告を出して運用する際には課金ポイント理解しておく必要があることはご理解いただけたでしょうか。Twitter広告の課金方式はキャンペーン目的によって違うため、何のために広告を出稿するのかを明確にするのが重要になります。エンゲージメントが欲しいのか、アプリをプロモーションしたいのかといったさまざまな角度から検討して、最も良い目的を選んでTwitter広告を出しましょう。

 

どのキャンペーン目的を選んだら良いのかがわからないときには、広告代理店に相談するのがおすすめです。六次元ではクライアント様の広告目的に応じて適切なキャンペーン目的の設定をして広告運用のサポートや代行をしています。Twitter広告の最適な運用をしていきたいとお考えでしたらぜひ六次元にご相談ください。

 

宮本 育夢
ライター 河野 拓馬 営業 / ウェブマーケター
六次元の福岡オフィスメンバーとして2022年入社。動画コンテンツを駆使する新世代のマーケター。
ウェブサイト制作をはじめとしたディレクションやマーケティングも行う。動画クリエイター兼営業マンで、六次元では異端。
趣味はテニスとサウナ。パントマイムが得意。好きな食べ物はきな粉。飼っているドジョウの名前はチョロ蔵。

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