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Twitter広告運用のやり方を解説!審査や費用、初心者の悩みも解決!

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SNSとしてだけではなく、広告の手段としても人気のTwitter。今回は、Twitter広告のやり方を解説します。Twitter広告の種類や料金をはじめ、設定方法をわかりやすくご紹介します。Twitter広告初心者の方にありがちな疑問をQ&A形式でまとめたので、参考にしてみてください。

Twitter広告のメリットは拡散性

「いいね」や「リツイート」の機能による拡散性が特徴のTwitterは、ユーザー自ら広告を拡散してくれる可能性があります。ユーザーが自主的に広告ツイートを拡散するという行為には料金が発生しません。そのため、効果的にツイートすれば使った料金以上の効果を見込める場合もあります。

 

Twitterは月に4,500万人以上と、非常に多くのユーザーに利用されているSNSです。多数のユーザーに広告を見てもらえ、思った以上に話題が広がっていくこともあります。リアルタイムな情報共有や話題性をうまく利用し、爆発的な拡散に繋がったというケースも少なくありません。また、Twitter広告にはいくつかの種類があり、自社の目的に適した種類を選択できる点も魅力の一つです。

 

Twitter広告の種類3つ

出典:https://www.shutterstock.com

Twitter広告には、主に「プロモツイート」「プロモアカウント」「プロモトレンド」の3種類があります。Twitter広告の初心者でもわかりやすいよう、それぞれの特徴や、表示位置などについてご説明します。

 

プロモツイート

プロモツイートは、タイムライン上で他のユーザーのツイートと並んで表示される広告です。通常のツイートと同じく「いいね」「リツイート」ができます。その他、以下の画面で表示されます。

 

・Twitter内で検索した時の結果一覧

・アカウントのプロフィール画面

・プロモトレンドをクリックした時の画面

 

Twitter広告の中でもスタンダードで、表示される回数も多い広告です。どの広告を選べばいいかわからないという場合は、プロモツイートからはじめてみるといいでしょう。

 

プロモアカウント

プロモアカウントは、フォロワーを増やすのに効果的な広告です。アカウント名やアイコンが説明文と一緒に表示されるため、簡易的なプロフィールのような印象を受けます。表示される場所は以下の通りです。

 

・おすすめユーザーの一覧

・Twitter内でアカウントを検索した時の一覧

・タイムライン

 

ユーザーが広告をクリックすると、広告アカウントのページに遷移します。広告に「フォローする」ボタンが表示されるため、広告から直接フォローすることも可能です。そのため、多くのフォロワーを獲得したい場合に有効な広告です。

 

プロモトレンド

人気のワードが表示される「トレンド」の画面に主に表示される広告です。トレンド欄には多くツイートされているワードが並びます。プロモトレンドは通常のトレンドのさらに上など、より目立つ位置に表示されます。

 

1日1社で、表示されるのは24時間限定です。また、法人アカウント限定と決められています。他の広告と比べ大規模になるため、自信のあるイベントやキャンペーンの時に使うケースが多くあります。短期間で認知度を上げたい時に使うといいでしょう。

 

Twitter広告の始め方6ステップ

出典:https://www.shutterstock.com

Twitter広告のやり方を流れに沿ってご紹介します。ここでは、使用されることの多いプロモツイートを想定しています。

 

①Twitterアカウントを作成

会社用のアカウント自体がないという方は、まずは作成しておきましょう。ただし、Twitter広告には審査があり、下記の基準などを満たす必要があります。審査で引っかかることのないよう、この時点から意識して登録するといいでしょう。

 

・プロフィール画像、ヘッダー画像を設定している

・誤解を招いたり、品質の低かったりする画像を上記に使用していない

・自己紹介のURLを設定している

 

このように、広告を出稿する立場としてふさわしいアカウントである必要があります。Twitter公式の「広告ポリシー」「広告品質ポリシー」をチェックしておくといいでしょう。

 

②広告ツイートを投稿しておく

あらかじめ広告となるツイートを投稿しておきましょう。この時点では、広告ではなく普通のツイート(オーガニックツイート)となります。

 

③広告アカウントを作成

Twitterアカウントの中に、さらにTwitter広告アカウントを開設する必要があります。メニュー画面から「Twitter広告」をクリックし、設定を進めていきます。新しくアカウントを作成した場合は、2〜3週間ほど通常のツイートをしている実績が必要です。その実績がなければアカウントの設定が最後までできないケースがあるので注意しましょう。

 

「オートプロモートを設定する」と「Twitter広告を設定する」のいずれかを選択する場面があります。オートプロモートとは月額9,900円で継続して広告を配信していくプランです。まずは「Twitter広告を設定する」を選んでおけばいいでしょう。

 

次の画面には「ブランド認知度の向上」や「アプリインストール」など、広告を運用する目的の一覧が並んでいます。当てはまるものを選びましょう。

 

④キャンペーン・広告グループを作成する

実際の広告についての設定をしていきます。「キャンペーン」は、下記を参考に入力してみてください。

 

・キャンペーンの名前:担当者がわかりやすい名前を入力

・配信期間:わからない場合は開始日のみでOK

・日別予算:1日あたりの金額を入力

・総予算:超えたくない上限金額がある場合は入力

 

次に「広告グループ」を作成します。広告グループとは、キャンペーンの箱の中に存在する、さらに小さな箱のようなイメージです。

 

・広告グループ名:年代や性別など、担当者が判別しやすい名前を入力

・配信期間:グループ単位での期間を入力

・入札タイプ:基本的には「自動入札額」でOK

 

⑤ターゲットを決める

次に、広告を配信するユーザーを設定していきます。性別・年齢は設定する必要があります。その他の項目は任意なので、目的などに応じて設定していきましょう。

「カスタムオーディエンス」とは、ユーザーのリストをアップロードして広告を配信する際に利用します。顧客リスト、自社ホームページへの訪問者リストなどがこれに当たります。

 

「ターゲティング機能」の項目は、より詳しくターゲティングを行いたい場合に設定します。例として、特定の映画・テレビ・イベントなどに興味のあるユーザーを指定するなど、詳細な絞り込みが可能です。また、特定のキーワードを検索・ツイートしたユーザーを指定するなど、Twitterの特性を生かしたターゲティングもできます。

 

⑥ツイートを選択して配信

あらかじめ投稿しておいたツイートを選択しましょう。ツイートの一覧が表示されるので、広告にしたいものにチェックを入れます。「キャンペーンを開始」を押せば終了です。

 

Twitter広告の審査について

Twitter広告の審査にかかる時間

Twitter広告に出稿するときには審査を受けて認められなければなりません。タイムリーに広告を出してユーザーを惹きつけたい場合には審査にどのくらいかかるかが切実な問題です。しかし、Twitter広告は公式には審査にかかる時間を示していません。Twitter広告の出稿状況による影響が大きいからでしょう。実際には平均的には1〜2営業日で審査結果が通知されます。新規アカウントの場合や、慎重な審査が必要な場合などには2〜3週間程度かかることもあります。

 

Twitter広告の審査基準

Twitter広告の審査基準はTwitter広告ヘルプセンターの「Twitter広告ポリシー」で詳細が示されています。Twitter広告ポリシーは有料広告商品に対して適用されるガイドラインで、広告の場合にはTwitterの利用規約やTwitterルールも遵守する必要があるので注意しましょう。Twitter広告ポリシーでは18個の項目を挙げて、それぞれについて禁止や制限を設けています。例えば、

 

・成人向けの性的なコンテンツ

・アルコール関連のコンテンツ

・理念に基づく広告

・著作権

・偽造品に関するポリシー

・薬物、薬物関連品

・絶滅危惧種

・金融商品・サービス

・賭博関連のコンテンツ

・ヘイト表現を伴うコンテンツ

・健康および医薬品に関する商品とサービス

・不適切なコンテンツ

・マルウェアとソフトウェアのダウンロードに関するポリシー

・政治に関するコンテンツ

・18歳未満または未成年者に禁止されているコンテンツ

・品質

・国営メディア

・タバコとタバコ用品

・商標

・チケットの不正販売

・禁止されている商行為

・武器と武器用品

 

品質は広告品質ポリシーとして別途定められています。基本的な広告制作のガイドラインなので一読しておきましょう。また、Twitterでは公開ツイートのアカウントステータスでないと広告審査が通りません。凍結や削除の対応になったときにはヘルプセンターに問い合わせて対応しましょう。ガイドラインに違反した場合などに凍結や削除になるリスクがあるので注意が必要です。

参考:Twitter広告ポリシー

 

よくある審査に落ちる理由とその対策

 

Twitter広告ポリシーに違反していたから

Twitter広告の審査が通らない原因として典型的なのは「Twitter広告ポリシーに違反していたから」です。広告主としては慣れていないとうっかり広告文に書いたり、画像に入れたりしてしまう場合があります。ヘイト表現には日本人はあまり知らない人も多く、人種差別や宗教批判につながるような表現をしてしまうことがあるので注意が必要です。政府や裁判などについての言及も禁止されているため、安易に個人や政治に触れないようにするのが肝心です。

 

事業によっては日本では広告として問題なかったとしても、Twitter広告では審査が通らない場合があるので気を付けましょう。例えば、金融ではバイナリーオプションが日本では禁止されていませんが、世界的には禁止が進められています。日本も含めてTwitter広告ではバイナリーオプションの広告は禁止になっています。このように事業に関連する項目があったときには必ずTwitter広告ポリシーを確認して、違反するリスクがないかどうかをチェックするのが大切です。

 

広告品質ポリシーを満たしていないから

Twitter広告の審査で落ちたのは広告品質ポリシーの基準を満たしていると認められなかったというケースもあります。典型的なのは商品の効果についての誇張表現です。薬機法によって制限されている医薬品や化粧品だけでなく、他の商品についても誇張や誤解を招く表現によってコンテンツに誘導しようとする広告は禁止されています。商品の魅力や効果をアピールしたいときには客観的な根拠を用意して、誤解のない表現をするのが大切です。

 

また、広告リンク先のコンテンツも広告ポリシーに準拠していなければなりません。リンク先のLPで過度な誇張があったり、ヘイト表現が見られたりした場合には審査が通りません。リンク先に広告要素が含まれているのもポリシーに反します。広告と関連性が深い内容を宣伝しているオリジナルコンテンツという点も要求されているので気を付けましょう。Twitter広告ではリンク先のコンテンツの品質を重視し、ユーザーにとって有益で優良なページにすることが重要です。

 

 

Twitter広告の料金

Twitter広告はオークション形式が採用されています。1円など低い金額で設定することもできますが、その分広告が配信されず、効果が期待しにくくなってしまいます。ある程度の効果を求めるなら、数万円から数十万円の料金を支払う場合が一般的です。少なくとも月30,000円以上は用意するといいでしょう。

 

Twitter広告の料金は他の記事でも説明していますので、そちらをご覧ください!

 

Twitter広告の効果を上げるための運用のコツ

出典:https://www.shutterstock.com

Twitter広告を上手に活用するためのコツについてご紹介します。ポイントを押さえた運用を心がけることで費用対効果が上がり、より低額で効果を出せるようになるかもしれません。

 

リツイートされやすい内容にする

Twitter広告は、ユーザーから拡散されることでより効果を発揮します。リツイートされることで多くの人の目に触れ、更なる宣伝効果が生まれます。費用対効果も高まる傾向があります。

 

リツイートを狙うためには、ユーザーが広めたいと感じるような魅力のある広告ツイートを配信するといいでしょう。割引率が高いといった特別感をアピールしたり、人気商品や人気タレントを取り扱ったりなどの施策が考えられます。また、お洒落でストーリー性のある動画は、大きな話題を呼ぶこともあります。画像や動画といったクリエイティブにも力を入れ、ユーザーが魅力に感じる内容の広告にすることを心がけましょう。

 

キャンペーンの目的は適切に設定する

Twitter広告では広告配信の目標に合わせてキャンペーンの目的を設定するのが大切です。Twitterでは広告キャンペーンの目的に紐づけて広告の配信方法を変更するアルゴリズムを搭載しています。目的の設定によって課金システムも異なるため、適切に選んだ方が費用対効果が上がります。ウェブサイトへの誘導や認知度の向上、フォロワーの獲得やエンゲージメントの増加などの具体的な広告目標を決めて運用するのが広告効果を上げるやり方です。

 

ターゲティングを設定してターゲットユーザーに配信

ターゲティングを設定するのはTwitter広告の効果を上げるのに直結します。Twitter広告ではオーディエンスの設定によってターゲットユーザーにだけ広告を配信することが可能です。性別、年齢、場所、言語、端末といった基本属性だけでなく、興味関心や会話トピック、イベントやキーワードなどのツイート内容を条件にしてターゲティングができます。

 

Twitter広告では広告が表示されたり、クリックされたり、エンゲージメントが発生したりした時点で課金されます。見込みの高いユーザーに配信すると無駄に費用がかからなくなるので費用対効果も上がるのが魅力です。ターゲットユーザーのペルソナ設計をして広告を配信を開始し、運用を通してより的確なターゲティングをしていくのがおすすめです。

 

 

広告ツイートを複数用意しておく

複数の広告ツイートを運用し、パフォーマンスの高い広告を選んでいくことも有効です。説明文はもちろん、画像・動画を変えて、さまざまなパターンを作ってみましょう。どのツイートの効果が高いのか、ユーザーの反応を見ながら運用方法を見直していきます。

 

この方法により「品質スコア」を高めていくことが大切です。品質スコアとは、ユーザーの共感度や関連性などを表す指標です。Twitter広告の配信に関わるオークションで、この品質スコアの数値も考慮されます。ユーザーの共感を得て品質スコアを高めることで、オークションに有利になります。

 

自分でもTwitterを使ってみる

個人的にアカウントを作成し、プライベートでもTwitterに触れていくといいでしょう。Twitterの操作に慣れ、ユーザーの目線から考える習慣が身に付きます。他の企業が配信した広告が表示された時には、その広告にどんな意図があるのか考えてみます。文章や画像・動画など、広告ツイートの作り方を参考にしてみましょう。どんなターゲティングが設定され、自分に表示されているのか考えてみるのもおすすめです。

 

また企業のTwitterアカウントでは、広告ツイートだけではなくオーガニックツイートをしていくケースが多くあります。ユーザーとの繋がりを持ち、企業への親近感を持たせ、ファン化を狙える可能性があります。Twitter広告のやり方を学び、効果的に運用していくためにも、普段から習慣にしておいて損はありません。

 

レポートをこまめに確認する

広告を配信している期間中は、配信結果をこまめに確認するようにしましょう。Twitterの「広告マネージャー」のページから、レポートを表示することができます。

 

配信を始めてすぐは、特に毎日チェックしましょう。思ったように配信されているかどうか、予算の消化のスピードは問題ないかなどを確認し、必要に応じて見直しを行います。またしばらくして流れに乗った後も、効果は出ているか、改善すべきポイントはないかといった視点で定期的にチェックします。日々調整し、改善を重ねていくことでよりよい成果を目指しましょう。

 

こんな時どうする?疑問をまとめてチェック!

出典:https://www.shutterstock.com

Twitter広告のやり方に慣れないうちは、なかなかスムーズな運用ができないものです。うまくいかないと感じることもあるかもしれません。そこで、Twitter広告初心者の方が疑問に感じやすい点をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

 

Twitter広告を個人で出したい!

プロモアカウント・プロモツイートに関しては、個人でも広告を配信できます。アカウント作成などの方法は法人の場合と同じです。Twitter広告のやり方を知りたいという方や、個人的にビジネスを行っているという方は、一度試してみてもいいでしょう。

 

ただし、トレンド欄の上部に表示されるプロモトレンドの配信は法人のみに限定されています。

 

画像や映像などのクリエイティブを作るのが大変…

ユーザーからの共感を得るためにはクリエイティブの質が大切です。しかし多くの場合、クリエイティブは一度作ればそれで終わりではありません。デザインに微妙な調整を加え、反応のいいツイートを探っていくことが一般的です。効率の悪いツイートは削除し、予算の消費を抑えます。

 

クリエイティブは品質スコアにも影響する重要なポイントです。また、素材サイズや広告規定などのルールが存在します。Twitter広告の初心者は、正しく運用できているかどうかという点も気にかけなくてはなりません。

 

Twitter広告を本格的に運用していくのであれば、継続してクリエイティブを作成していくことになります。画像や動画編集が得意な担当者がいるに越したことはありません。社内でリソースを確保できない場合は、代理店に運用代行を依頼するのも一つの手です。

 

twitter広告のクリエイティブが表示されないのはなぜ?

クリエイティブがうまく表示されないという事例があります。以下のポイントを試してみるといいでしょう。

 

・ブラウザのクッキー、キャッシュを消す

・Twitter広告にログインし直す

・ブラウザの拡張機能を無効にする

・広告ブロッカーが作動していないかチェックする

・シークレットモードを利用して、表示されるかチェックする

 

それでも表示されない場合は、設定方法から確認し直してみましょう。

 

効果が出ない時はどうすればいい?

なかなか効果が出ないという場合は、ターゲティングが適切に設定できているかどうか見直してみましょう。ターゲティングが広すぎると、成果を期待しにくいユーザーにも広告が配信され、思うような効果が出ません。狙っているユーザー層からずれていないかという点もチェックしてみましょう。

 

また、予算を低く設定しすぎていないかという点も大切です。オークション形式において予算が低すぎると、たとえ優れた広告ツイートであってもうまく結果が出ません。ターゲティングを見直すとともに、ある程度の予算を用意できるといいでしょう。

 

まとめ

Twitter広告のやり方やコツなどについてご紹介しました。Twitter広告は初心者の方でも運用可能です。繰り返し運用し、ターゲティングやクリエイティブの質を高めていきましょう。

宮本 育夢
ライター 河野 拓馬 営業 / ウェブマーケター
六次元の福岡オフィスメンバーとして2022年入社。動画コンテンツを駆使する新世代のマーケター。
ウェブサイト制作をはじめとしたディレクションやマーケティングも行う。動画クリエイター兼営業マンで、六次元では異端。
趣味はテニスとサウナ。パントマイムが得意。好きな食べ物はきな粉。飼っているドジョウの名前はチョロ蔵。

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