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YouTube広告はGoogle広告から!配信のやり方を徹底解説!

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YouTube広告で動画を活用するマーケティング施策は大きな効果を期待できます。しかし、YouTube広告のやり方や始め方がわからずに困っている方もいるのではないでしょうか。この記事ではGoogle広告の動画広告サービスを利用してYouTube広告を始める方法をわかりやすく解説します。

YouTube広告のやり方の基本


出典:https://www.shutterstock.com

YouTubeは動画配信サービスとしてトップシェアを誇っているため、動画広告の出稿先として大きな魅力があります。YouTube広告のやり方は複雑だと思われがちですが、動画制作のハードルさえ越えられれば決して難しくはありません。ここではまずYouTube広告のやり方の基本を簡単に説明します。

YouTube広告はGoogle広告のアカウントを使用する

YouTube広告のやり方はGoogle広告の動画広告サービスを使うだけなので簡単と言えます。Google広告はYouTubeと提携しているからです。Google広告で動画広告を出す先としてYouTubeを選ぶだけで出稿できるため、Google広告のアカウントがあればYouTube広告を始められます。

YouTubeアカウントでは動画広告を出せない

YouTube広告はYouTubeアカウントがあれば出せるのではないかと思う方もいるかもしれません。しかし、YouTube自身は広告サービスを提供していません。YouTube広告を出稿するにはGoogle広告のアカウントが必要です。ただし、動画をアップロードするためにYouTubeのアカウントやチャンネルも用意しなければなりません。

 

YouTube広告出稿のためのアカウント作成のやり方

YouTube広告を利用するためには、GoogleとYouTubeの両方でアカウントを作成してリンクさせる必要があります。Google広告でYouTubeの動画広告を配信するために必要な準備のやり方を流れに沿って紹介するので、アカウント作成を進めていきましょう。

 

YouTubeのアカウント作成のやり方


出典:https://www.shutterstock.com

YouTube広告に使用する動画をアップロードするためのYouTubeアカウントを作成するにはGoogleアカウントが必要です。まだGoogleアカウントを持っていない場合にはGoogle広告のアカウントと一緒に公式サイトから作成しましょう。

YouTubeアカウントを作成するにはGoogleアカウントでログインした状態でYouTubeの公式サイトにアクセスします。右上のメニューにある「ログイン」をクリックして「アカウント作成」を選択し、「ビジネスの管理用」を選べばアカウントの作成は完了です。個人で使用する場合には「自分用」を選択します。

YouTubeチャンネルの作成のやり方

YouTubeアカウントができたら広告動画をアップロードして配信するチャンネルを作成します。ログインした後、右上のアカウント名をクリックして「チャンネルを作成」を選べば新規作成が可能です。ブランドアカウントを利用したい場合にはアカウントのチャンネル一覧のページから「新しいチャンネルを作成」を選ぶことで作成できます。

Google広告とYouTubeチャンネルのリンクのやり方

Google広告でYouTube広告を出稿するには、YouTubeチャンネルとのリンクを設定する必要があります。Google広告、YouTubeチャンネルのそれぞれからリンクの手続きが可能です。

Google広告からのやり方は少しステップ数が必要です。管理画面の上部メニューから設定を選び、リンクアカウントを選択してYouTubeの詳細を開きます。そして、「チャネルを追加」を選択してYouTubeチャンネルを指定することによりリンクができます。自分で所有しているチャンネルならYouTubeに移動して承認できますが、他のユーザーのチャンネルの場合にはリクエストをメールで送信して承認してもらうことが必要です。

YouTubeチャンネルからのリンクのやり方は比較的簡単です。設定画面から詳細設定を選び、「アカウントをリンク」を選びます。そして、リンク名とGoogle広告のIDを入力し、共有したいデータを選ぶとリンクできます。

 

YouTube広告の始め方


出典:https://www.shutterstock.com

YouTube広告を始めるときには広告を配信する前に準備を整えるのが大切です。ここではGoogle広告で動画広告の設定をする前にやるべきことを解説します。

YouTube広告の目標を決める

YouTube広告は動画配信サービスとしての利用者の多さや広告動画によってユーザーに与えられる情報量の充実度を考えると魅力があります。ただ、広告を出稿するときには明確な目標を定めて達成を目指して取り組むのが重要です。YouTube広告を始める際にも見込み客の獲得なのか、販売促進なのか、ブランドの認知度の拡大なのかを考え、具体的な目標数値を設定しましょう。

配信するYouTube広告の種類を選ぶ

YouTube広告では7種類の配信方法から選んで動画広告を出稿できます。種類によって広告が配信される場所や配信可能な時間、課金の仕組みなどが異なります。目標に合わせてどの種類にするかを決めましょう。

<YouTube広告の種類>
・スキップできるインストリーム広告
・ディスカバリー広告
・スキップできないインストリーム広告
・バンパー広告
・アウトストリーム広告
・動画広告シーケンス
・動画アクションキャンペーン

YouTube広告で配信する動画を制作する

YouTube広告の種類が決まったら配信する広告動画を制作します。自社制作もできますが、動画制作会社やフリーランサーを利用することも可能です。外部委託をするなら広告代理店に相談した方が良いでしょう。YouTube広告では種類によってどのような動画構成にしたら効果が上がりやすいかが違います。ノウハウをつぎ込んでもらうことで広告配信の費用対効果も向上すると期待できます。

 

Google広告からのYouTube広告配信のやり方


出典:https://www.shutterstock.com

広告動画を制作したらGoogle広告からYouTube広告を配信できます。広告を入稿して配信を開始するまでのやり方を流れに沿って確認していきましょう。

動画キャンペーンを作成する

まずはGoogle広告で動画キャンペーンを作成します。キャンペーンの画面で「+」をクリックし、キャンペーンで達成したい目標を選びましょう。そして、キャンペーンタイプの設定の中から「動画」を選びます。

キャンペーンのサブタイプの設定が表示されるので、YouTube広告での配信方法の種類を選択しましょう。キャンペーンで達成したい目標に合わせて配信方法が選定されているため、全種類が表示されるわけではありません。希望する種類が表示されていなかったら、目標を再検討するのがおすすめです。

キャンペーンの設定をする

次に動画キャンペーンの設定をします。入札戦略や予算、広告スケジュールなどの設定をするのは他の種類のキャンペーンと同じです。「ネットワーク」の項目ではYouTube動画としてだけ配信するか、Google広告のディスプレイネットワークの動画パートナーにも配信するかを設定できます。YouTubeだけに広告配信をしたい場合には設定を変更しておきましょう。

YouTube広告の広告グループを設定する

広告グループの設定もYouTube広告を出稿するときには必要です。YouTube広告ではユーザー・コンテンツ・入札単価を設定します。ユーザーの項目ではユーザー属性とオーディエンスを定義できます。具体的にターゲットが決まっているならユーザー属性で指定し、曖昧な状況ならオーディエンスからアフィニティや購買意欲などを考慮して選択しましょう。両方を組み合わせることでターゲッティングの精度が上がります。

コンテンツの項目ではキーワード、トピック、プレースメントを指定できます。キーワードを指定すると関連性の高い動画やサイトに広告を配信することが可能です。トピックについても同様で、カテゴリに基づいて動画が配信されます。プレースメントで配信先のチャンネルやサイトを設定することが可能なので、ターゲットをよく考えて指定しましょう。

入札単価はキャンペーンのサブタイプ、つまり配信方法によって表示される内容が異なります。課金方式を確認して入札単価を入力しましょう。入札単価はYouTube広告の費用にも表示されやすさにも影響があるので、運用しながらより良い値に変えていくことになります。

広告を入稿する

YouTube広告を入稿するためには動画広告の設定をすれば終わりです。広告の設定ではYouTubeチャンネルにアップロードした動画のURLを指定します。表示URLや行動を促すフレーズの設定も可能です。また、広告としてサムネイル表示されるときの画像は動画から自動作成することも任意のデータを使用することもできます。

入力を終えたら右側のプレビューを確認しましょう。YouTube広告ではスマホで視聴するユーザーが多いことを考慮して、モバイルでのプレビューを確認しておくのがおすすめです。もし支障がありそうなら動画を編集して訴求力のある動画にしましょう。最後に「キャンペーンの作成」を選べば入稿できます。Google広告による審査が終わるとYouTubeで広告が配信されます。

 

まとめ

YouTube広告はGoogle広告のアカウントを利用して配信します。Google広告ではGoogleディスプレイネットワークの関連サイトでも動画広告を出せますが、シェアの大きいYouTubeに広告を出せるのは大きな魅力です。Googleの他の広告を作成するのと同じような流れでYouTube広告も用意できますが、動画の種類を選定して制作する必要があるのが大きな違いです。

YouTube広告の効果を上げるには目標と広告内容に合わせた出稿方法の選択と動画のデザインが重要になります。YouTubeに動画広告を出稿する際には広告代理店を利用して成果を出せる運用をしていくのがおすすめです。広告効果が上がる運用のやり方を熟知している広告代理店の六次元にぜひご相談ください。

 

宮本 育夢
ライター 河野 拓馬 営業 / ウェブマーケター
六次元の福岡オフィスメンバーとして2022年入社。動画コンテンツを駆使する新世代のマーケター。
ウェブサイト制作をはじめとしたディレクションやマーケティングも行う。動画クリエイター兼営業マンで、六次元では異端。
趣味はテニスとサウナ。パントマイムが得意。好きな食べ物はきな粉。飼っているドジョウの名前はチョロ蔵。

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