漫画LPとは?メリットや作り方、費用相場を紹介!

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漫画LPは近年急速に活用されるようになってきました。自社でも漫画LPにしたら効果が上がるかもしれないと思っている方もいるでしょう。この記事では漫画LPに興味を持った方のためにメリットをまとめました。漫画LPの始め方や作り方、外注したときの費用相場についても紹介いたします。

漫画LPとは


出典:https://www.shutterstock.com

漫画LPとはLP(ランディングページ)の中で、デザインに漫画を使用しているLPです。通常のLPを運用している際の課題解決の手段として注目されています。ここではまず通常のLPと漫画LPの関係について簡単に確認しておきましょう。

 

LPの目的

LPを制作する目的はWEB広告や検索結果などから流入してきたユーザーを商品の購入やサービスの申し込み、会員登録や資料請求などに導くことです。広告を見て興味を持ったユーザーがクリックしてくれても、リンク先で期待に応えてくれなかったらすぐに離脱してしまいます。LPはユーザーに対して興味付けをして、コンバージョンに至る動線設計をしたページです。わかりやすいデザインにしてユーザーにとってわかりやすいページに仕上げるのが一般的になっています。

 

通常のLPと漫画LPの違い

通常のLPと漫画LPでの違いは、LPのコンテンツとして漫画を使用しているかどうかです。通常のLPでは商品の写真や画像、テキストなどを使用してデザインします。しかし、漫画LPでは漫画を中心軸にして、ユーザーが漫画を読み進めていくうちに商品を買いたい、登録をしたいといった気持ちになるようにデザインするのが特徴です。漫画は子供から大人まで幅広く人気があります。ショートストーリーの漫画を読んでもらい、コンバージョンに至らせるという考え方で漫画LPが活用されています。

漫画LPを制作する効果やメリット

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漫画LPを始める前に、制作するメリットを詳しく知りたい方も多いでしょう。漫画LPが注目されるようになったのはメリットが大きいからです。ここでは漫画LPのメリットを幅広くまとめたので参考にしてください。

 

難しい内容でも直感的にわかりやすい

漫画LPは内容が難しかったとしてもわかりやすく伝えることができるのがメリットです。テキストで説明しても伝わりにくいことでも、キャラクターの表情やアクション、セリフなどによって直感的に理解してもらえます。イラストによるイメージで伝えられるため、直感的に商品やサービスの魅力や特徴をわかってくれるのが漫画LPの魅力です。

 

楽しく最後まで読んでもらえる

漫画LPは読んでいて楽しくなるように描き上げることで、最後まで読んでもらえるのが特徴です。通常のLPを運用していて、そもそも読んでもらえないという課題に直面することがよくあります。しかし、漫画LPは気軽に読めるので、「気づいたら最後まで読み終えていた」というユーザーもたくさんいます。漫画の完成度によっても違いはありますが、通常のLPよりも最後まで読んでもらえる可能性が高いのがメリットです。

 

記憶に残りやすい

漫画LPはイメージに訴えかける力があるので記憶に残りやすいのが魅力です。テキストを読んでも詳細はほとんど覚えていないという人が多いのではないでしょうか。漫画で読んだことは覚えているのに不思議だと思った経験があるかもしれません。漫画は楽しく読み進められるだけでなく、イメージとセリフの両方があるので情報量が多い素材です。動画に近い性質を持っているのでユーザーに覚えてもらえるのがメリットです。

 

疑似的な体験を提供できる

共感を重視して漫画LPを制作するとユーザーに疑似体験の場を提供できるのも重要なポイントです。ユーザーが漫画の登場人物と自分自身を重ね合わせて考えてもらえるように漫画の内容を作り上げると、感情移入してまるで自分のことのように感じてくれます。すると商品を買いたいといった願望や欲求が大きくなるため、コンバージョンにつながりやすくなります。

 

競合のLPとの差別化になる

漫画LPは通常のLPを運用している競合との差別化になります。漫画LPを制作するのはまだ一般的にはなっていないので、競合が漫画LPを使っていることは少ないでしょう。二つの広告が並んで両方ともクリックしたときに、通常のLPと漫画LPが出てきたらユーザーはどちらを読むでしょうか。漫画の方がわかりやすいので、漫画LPを読み進めるでしょう。差別化戦略で重要な役割を果たすので、漫画LPがよく注目されています。

 

漫画LPの作り方

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漫画LPの始め方はLPを自前で制作するか、外注するかによって違います。ここでは漫画LPを自前で用意する場合の作り方を紹介します。外注した場合にも依頼先が同様の工程で制作を進めているので、大まかな流れを把握しておきましょう。

 

全体のシナリオを作成する

漫画LP制作では初めに全体のシナリオを作成します。取り扱う商品やサービス、ターゲットのペルソナ、目標とするユーザーのアクションをまず考えましょう。そして、漫画をどのようにして生かすかを検討します。LPの各所に漫画を配置する方法と、漫画だけでLPをほぼ完結させる方法があります。

 

各所に配置する方法は理解を促したり、興味を失わないようにしたりすることが可能です。漫画で完結させる方法なら漫画のストーリーを通して自然な形でユーザーアクションを促すことができます。漫画の役割が決まったら漫画と漫画以外の部分を合わせてコンバージョンに導くシナリオを作成します。

 

LPの構成を決める

シナリオができたらLPの構成を決めます。ファーストビューの画像やキャッチコピーを考え、漫画の挿入場所やその他の画像・テキストなどの内容と位置を確定します。購入申し込みや問い合わせフォームの配置やページ内リンクの位置も検討して構成を確定してから制作作業に入るのが一般的です。

 

漫画を制作する

構成が定まったら漫画の制作を進めます。漫画だけで完結するLPにする場合にはキャッチ―なイラストから始めてユーザーの関心を引き、商品やサービスの紹介をしながらコンバージョンに至る動線を作り上げます。ターゲットの年齢や性別、職業も加味してキャラクターをデザインし、ユーザーが感情移入するように漫画を制作することが重要です。

 

漫画を各所に配置する場合には、それぞれの漫画が果たすべき役割を考えて制作します。どんな人向けのサービスなのかを伝える、商品メリットのわかりにくい部分を補足説明するなどといった役割を意識して漫画を描き上げましょう。

 

全体のデザインを整える

漫画の制作と並行して画像やテキストなどの他の素材も作り上げます。そして、構成に従って素材を配置し、全体のデザインを整えます。実際に各素材をレイアウトしてみると配置を変更した方が見やすい、漫画に到達する前に読み飽きてしまいそうになるといった点に気付くでしょう。気づいた点は修正して、当初考えていたシナリオに沿ってユーザーの気持ちが動くように仕上げるのがポイントです。最後にコーディングして実装すれば漫画LPの運用を始められます。

 

漫画LPの費用相場

漫画LPの制作を外注する場合には30~70万円くらいが相場です。漫画LPでは漫画制作が必要になるため、通常のLPに比べると高めになっています。漫画の制作費として1枚あたり4~8万円がかかるので、漫画の比率が高くなると費用も上がります。ただ、漫画LPは対応している業者がまだ少なくて相場が安定していません。今後、漫画LPを活用する企業が増えると費用相場が安定してくるでしょう。

 

普通のLP(ランディングページ)との違い

普通のLP(ランディングページ)とは?

先程も触れたように、LPとは特定の商品やサービスに対する関心を読者から集め、購入や申し込みなどに誘導することを目的とした広告ページのことを指します。

公式サイトとは別に設けられることも多く、リスティング広告やバナー広告、ディスプレイ広告などから辿り着くのが一般的。商品やサービスについて「ちょっと知りたいな」と考えるユーザーが最初に見るページでもあります。

漫画LPが、漫画を中心にして情報を伝えていくように製作されるのに対し、普通のLPは写真やコピーをメインに用いる点が大きな違いです。文字で情報を伝達し、場合によってはイラストや図表などが用いられることも珍しくありません。

 

普通のLP(ランディングページ)の制作費の相場は10〜30万円程度

もちろん依頼する製作会社によりますが、基本的には漫画LPよりも普通のLPの方が制作にかかる費用が安価です。その相場は10万円から30万円程度と言われています。漫画LPには30万円から70万円程度を要することを考えると、手頃な料金と言えますが、依頼内容や依頼する会社によっては普通のLPと少ししか費用が変わらないというケースもあるでしょう。

 

大事なのは、LPの制作によってどのくらいの効果が得られるか、という点です。漫画LPの方がメリットが大きいと考えられる場合は、普通のLPよりも少し高額になっても結果としては利益が大きくなる可能性もあります。

 

費用相場

普通のLP…10〜30万円程度

漫画LP …30~70万円程度

 

まとめ


出典:https://www.shutterstock.com

漫画LPは漫画によってユーザーフレンドリーなデザインにしているLPです。ユーザーに内容を理解してもらいやすく、最後まで読んでくれる可能性が高いのが漫画LPの特徴です。制作には通常のLPよりも費用がかかりますが、相場も極めて高いわけではありません。競合他社との競争も考慮して、漫画LPを運用してみてはいかがでしょうか。事例がまだ少ない今だからこそユーザーから選んでもらえるチャンスがあります。

宮本 育夢
ライター 河野 拓馬 営業 / ウェブマーケター
六次元の福岡オフィスメンバーとして2022年入社。動画コンテンツを駆使する新世代のマーケター。
ウェブサイト制作をはじめとしたディレクションやマーケティングも行う。動画クリエイター兼営業マンで、六次元では異端。
趣味はテニスとサウナ。パントマイムが得意。好きな食べ物はきな粉。飼っているドジョウの名前はチョロ蔵。

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