オウンドメディアでSEO対策!SEOに強いWEBサイトへ

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SEOに本格的に取り組むならホームページの対策をするだけでなく、オウンドメディアを運営した方が良いと聞いたことがある方もいるでしょう。SEOに強いホームページにする方法としてオウンドメディアを運用するのは効果があるのでしょうか。この記事ではオウンドメディアの意義とSEO対策のコツをご紹介します。

SEO対策として有用なオウンドメディアとは

出典:https://www.shutterstock.com

 

自社のホームページやECサイトのSEO対策をして、Google検索をしたユーザーにアクセスしてもらえるようにすると売り上げや問い合わせの向上につながります。ただ、SEOに強いホームページにしたいと思って努力を続けていても、なかなか検索上位にならずに苦労することもあるでしょう。その際の打開策として有用なのがオウンドメディアです。オウンドメディアによってSEOに強いサイトへ成長できる可能性をがあります。

 

オウンドメディアとは自社運営しているサイトやブログ

オウンドメディアとはSEO対策のために特化しているメディアではありません。「Owned Media」をカタカナ語にしたもので、企業が自社で所有して運営しているメディアを指します。自社の商品やサービスの紹介をするサイト、スタッフの日々の業務を徒然なるままに書き連ねるブログなどのさまざまなオウンドメディアがあります。

 

広い意味では企業のホームページもオウンドメディアです。ただ、一般的にはコーポレートサイトとは別に用意して運営しているサイトやブログをオウンドメディアと呼んでいます。ホームページだけでは伝えられない情報を発信するサイトとしてオウンドメディアを用いているのが一般的です。

 

SEO対策によってユーザーの主要な流入経路になり得るメディア

オウンドメディアがSEOに強いホームページを作り上げるのにつながるのは、オウンドメディア自体にもSEO対策を施せるからです。企業のホームページはサービスの内容や商品の情報などをフォーマルな形で記述することが多いでしょう。デザインも美しく整えて魅力をアピールしたいと思うのが普通です。ただ、このようなサイトはGoogleから高い評価を受けられないことも多く、SEO的には厳しい面があります。

 

しかし、オウンドメディアは自由な設計をおこなえるので、Google検索からユーザーの流入を促す主要経路にできる可能性を秘めています。オウンドメディアの内容は自由で、徹底したSEO対策をすることが可能です。そのため、積極的にオウンドメディアを運営する企業が増えてきています。

 

モバイルからのアクセスが多い情報メディアが主流

オウンドメディアの内容としては情報メディアが主流です。ブログ形式のサイトが一般的で、ユーザーが求めている情報を知ることができるコンテンツを整えています。スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を使い、気軽に検索エンジンでキーワード検索をする世の中になりました。そのユーザーからのアクセスを獲得する目的で情報メディアをオウンドメディアとして運営するのは合理的です。

 

ブログは広告と違ってユーザーが抵抗感を持つことがあまりありません。SEO対策をして検索上位に表示されたページを読んで、「なるほど」と思ったら商品の購入やサービスの申し込みを検討してくれるでしょう。自然な形で情報提供をして、自社の商品やサービスの利用に導くことができるのがオウンドメディアの特徴です。

 

オウンドメディアを運用してSEO対策をするメリット

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企業にとってオウンドメディアの運用はどのようなメリットがあるのでしょうか。SEO対策としての有用性について紹介してきましたが、ここであらためてメリットを詳しく見ておきましょう。

 

SEOの自由度が高くてユーザーの流入を促しやすい

オウンドメディアはホームページと違って自由度が高く、SEO対策をしやすいのがメリットです。情報としてユーザーに伝えなければならないものがあらかじめ決まっているわけではなく、検索意図を考慮して自由にコンテンツを作成することができます。ユーザーニーズの変化にも柔軟に対応できるので、ユーザーの流入を促しやすいのが魅力です。

 

商品やサービスにユーザーを誘導できる

SEO対策を施したオウンドメディアから自社の商品やサービスにユーザーを誘導できます。オウンドメディアの記事内容を自社の商品やサービスに関連付けておき、記事からリンクを貼っておけば興味を持ったユーザーがアクセスしてくれます。ECサイトを運営しているときには商品に直接リンクをしても良いでしょう。サービスの問い合わせフォームを記事に設置しておくこともできます。

 

ブランディングに直結する

オウンドメディアを運用するメリットとしてブランディングになることも挙げられます。SEO対策をしていつも特定のキーワードで上位表示されるようになっていると、関連する内容に興味を持っているユーザーが認知するからです。サブリミナル効果によって商品やサービスを選んでもらえることも期待できるでしょう。ブランディング戦略としても有用なのがSEOを施したオウンドメディアです。

 

あらゆるコンテンツが自社の財産になる

オウンドメディアを運営してSEO対策をするときにはコンテンツを充実させることが必要です。オウンドメディアの主流となっているブログを運営する場合には、記事を書かなければなりません。ライティングの負担があるのは確かですが、その記事は企業の財産になります。テキストはもちろんのこと、画像や動画などを使用した場合にもすべてが貴重な財産です。SEO以外の目的でも活用できるので、マーケティングの幅を広げられます。

 

キュレーションサイトやSNSからの評価を受けやすい

オウンドメディアによるSEO対策は外部評価を受けやすいのが魅力です。情報メディアとしてSEO対策をして運用すると、多くのユーザーの目に留まります。キュレーションサイトでも取り上げられるチャンスが大きく、被リンクを受けてさらに上位を目指せるでしょう。キュレーションサイトに掲載されるとSNSでも話題になることがよくあります。情報がスムーズに拡散していき、自然な形でSEOに強いメディアになっていきます。

 

SEOに強いホームページになる

オウンドメディアでSEO対策を進めていくと、自社のホームページもSEOに強くすることができます。重要なのはホームページとオウンドメディアのドメインを同じにすることです。ドメインパワーが高くなると信頼性が高いとGoogleなどの検索エンジンに認められて上位表示されるようになります。オウンドメディアがヒットした結果として、ホームページの方も高い評価を受けられるという流れができます。オウンドメディアの徹底運用をすればSEOに強いホームページに成長させられるのがメリットです。

 

SEO対策だけで集客すれば広告コストがかからない

オウンドメディアのメリットはSEO対策をするだけで集客に成功すればコストを小さくできることです。速やかに集客したいと思うとリスティング広告やディスプレイ広告などを使用するのが一般的になっています。広告は即効性があるのは魅力ですが、インプレッション単価やクリック単価が定められていてコストがかさむのが問題になりがちです。

 

SEOはGoogleなどの検索エンジンでの結果で上位表示されるようにするための施策です。SEO対策をするにはコストがかかることは否めないでしょう。しかし、上位表示されたリンクをどれだけユーザーがクリックしたとしてもコストは発生しません。オウンドメディアで効率的なSEO対策を実施すれば、ホームページもSEOに強くなります。コストを抑えてユーザー獲得を目指す際におすすめなのがオウンドメディアの運用とSEOの併用です。

 

オウンドメディアのSEOで重要なポイント

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オウンドメディアの運営を通してユーザーアクセスを稼ごうとするなら、オウンドメディアならではのポイントを押さえてSEO対策をするのが肝心です。Googleでの一般的なサイトのSEOと、オウンドメディアのSEOでは違いがあります。共通しているポイントと、オウンドメディアならではのSEOのポイントをここでチェックしておきましょう。

 

GoogleでサイトのSEOをするときと共通するポイント

GoogleでホームページのSEO対策をするときと、オウンドメディアのSEOをするときでは半分以上はポイントが共通しています。GoogleでサイトのSEOをするときには内部対策、外部対策、コンテンツ対策という3種類から具体策を考えて取り組むのが一般的です。この中で内部対策と外部対策についてはホームページのSEOとオウンドメディアのSEOであまり違いがありません。

 

例えば、XMLサイトマップやパンくずリストを用意したり、ユーザーフレンドリーなモバイル対応をしたり、内部リンクを充実させたりしてクローラビリティを高める必要があるのは共通点です。ユーザビリティを向上させるために表示スピードや読み込み速度を向上させるための施策も重要になります。URLの正規化をしたり、タイトルや見出しのタグを設置したり、SSLを常時化したりするのも効果的なSEO対策です。

 

外部対策についてもナチュラルな被リンクを増やしていくプロモーション活動を続けるのはSEO的に重要になります。ホームページでもオウンドメディアでも認知されなければ被リンクを受けられることはありません。SNSなどの情報の拡散力があるプラットフォームやウェブ広告、動画広告などを活用して知名度を高めるのは重要なSEO対策です。

 

オウンドメディアではコンテンツ対策が重要

オウンドメディアのSEOではコンテンツ対策が欠かせません。ユーザーが求めている情報を発信し、Googleでサイトの検索をしたときに見つけてもらえるようにSEO対策をする必要があります。ユーザーのニーズを意識し、満足な結果を得られるコンテンツに仕上げることが欠かせません。ユーザーが「なるほど」と思う記事を作ることがオウンドメディアのSEOを成功に導きます。

 

リンク・サイテーションされる話題の提供が効果的

外部対策も意識したコンテンツ対策がオウンドメディアでは重要です。オウンドメディアに掲載した記事がSNSで話題になるだけで大きな効果が得られます。記事へのリンクや企業の名前などの記載があると検索エンジンからの評価が上がります。さらに、そのリンクや企業名などの記載を見てGoogleで検索して自社サイトやオウンドメディアにアクセスしようとするユーザーも増えるでしょう。話題になるコンテンツを提供すれば外部対策を通して飛躍的にアクセスを稼げるようになります。

 

目的に合わせた動線を設計するのがコツ

オウンドメディアの運営を通じてSEOに強いホームページにするためには動線設計をするのがコツです。SEOによってホームページへのユーザーアクセスを増やしたいというのが当然で、オウンドメディアにアクセスするユーザーが増えるだけでは十分ではないでしょう。オウンドメディアの記事からホームページへの動線を整えるのが大切です。目的に合わせて適切な動線設計をして、オウンドメディアにアクセスしたユーザーをホームページに導きましょう。

 

長期的なコンテンツライティングが必要

SEOの効果はすぐに出るわけではありません。稀に数週間くらいで明確な結果につながることもありますが、通常は数か月〜1年くらいの時間がかかると考えてSEOに取り組む必要があります。オウンドメディアでもホームページとは違いはありません。長期的に取り組む前提でコンテンツライティングを進めていきましょう。ユーザーニーズを調査し、新鮮で有益なコンテンツを提供し続ければ検索上位を獲得し続けていけます。

 

競合メディアとの差別化も重要なポイント

オウンドメディアでは情報配信を通じてホームページへの集客を狙うSEOが基本です。類似している商品やサービスを提供している競合が常に存在するので、競合メディアとの差別化もオウンドメディアのSEOでは欠かせません。競合企業のサイトを調査して、自社のオウンドメディアにしかないオリジナリティのあるコンテンツにするのが重要です。ユーザーにとって他にはない魅力的な情報があるページなら検索上位を目指せます。

 

SEOに強いオウンドメディアを構築する流れ

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SEO対策を徹底したオウンドメディアを運営するには、初期構築の段階から丁寧に作り上げることが大切です。ホームページをSEOに強いものに成長させるためにも、オウンドメディアをSEOに特化したものに仕上げることをおすすめします。ここではSEOに強いオウンドメディアを構築するための流れを紹介するのでぜひ参考にしてください。

 

ターゲットと目標を設定する

SEOに強いオウンドメディアを構築するには、目標を明確にしてターゲットを設定するのが肝心です。オウンドメディアの運営を通して達成する目標を決めて、その目標を達成するために誰をターゲットにするかを考えましょう。目標はアクセス数でも売上でも問い合わせ数でも構いません。SEOを進めるにはある程度のコストがかかるので、そのコストに見合った成果となる目標を定めましょう。

 

次に目標を達成するためにはどのようなターゲットを集客する必要があるのかを考えます。SEOではキーワードを決める際にユーザーを意識するのが定石です。ペルソナがはっきりとしないとSEO対策をするキーワードの候補を挙げるのも難しいでしょう。ターゲットを明確化してどんなオウンドメディアにするのかを考えやすくするのが重要なポイントです。

 

サイトのコンセプトを決定する

オウンドメディアのSEOを通して達成したい目標が定まり、ターゲットのペルソナが定義できたらサイトのコンセプトを決めます。オウンドメディアは1サイトとして首尾一貫した内容を整え、専門性の高い情報メディアとしてGoogleに認めてもらうのが肝心です。ターゲットと目標が決まればコンセプトも自然に決まる場合が多いので、目標達成とユーザーニーズを考慮してコンセプトを検討しましょう。

 

マストキーワードとロングテールキーワードを選ぶ

SEOではキーワードの重要性が高く、選び方によって上位表示されるかどうか、ユーザーがアクセスするかどうかが変わります。オウンドメディアのコンセプトに基づいてマストキーワードをまずは決めましょう。どのコンテンツにも共通するマストキーワードを用意し、別のキーワードを組み合わせてコンテンツを整えていくのがSEOとして効果的です。コンセプトに関連するキーワードを調査してロングテールキーワードを組み合わせると、魅力的な記事を作りやすくなります。

 

サイトを設計して構築する

オウンドメディアのサイトを運営する方針が決まったら、サイトを設計して構築していきます。オウンドメディアのサイト設計はキーワードツリーを作成してから始めるのがおすすめです。SEO対策ではキーワードに基づくページの分類が重要なので、キーワードツリーとディレクトリ構成を一致させるとわかりやすくなります。クローラビリティを上げられる点でSEO対策として効果的で、さらに今後のコンテンツ充実の方向性も明確にしやすいでしょう。

 

コンテンツライティングを実施してオウンドメディアの運営を始める

サイトを構築したら、コンテンツライティングをしてオウンドメディアの運営を開始しましょう。コンセプトやキーワードに合わせつつ、ターゲットにマッチしたコンテンツライティングを進めていきます。コンテンツライティングによるSEOでは継続的に記事を増やしたり、更新したりすることが欠かせません。オウンドメディアの運営を始めたら、いつも新鮮でユーザーが求める情報を提供できるようにコンテンツライティングを進めていきましょう。

 

コンテンツの改善を進めていく

コンテンツライティングをして新鮮な記事を増やすのはオウンドメディアのSEO対策として効果があります。ただ、オウンドメディアの運営を初めても、なかなかユーザーがアクセスしてくれないことも稀ではありません。ある記事からのユーザー流入は多くても、他の記事からは全然ユーザーがホームページにまで到達しないこともあります。

 

コンテンツは増やすだけでなく、改善を進めていくのが肝心です。SEOに強いオウンドメディアを構築するにはコンテンツの改善をしてユーザーニーズに合わせることが欠かせません。アクセスが多くてホームページへの誘導もうまくいっているなら優良な記事です。

 

アクセス数が少なかったり、アクセスがあってもコンバージョンにつながらなかったりしている場合には改善が必要になります。キーワード選定がユーザーニーズに合っていない、動線設計が適切にできていないというのがよくある問題です。競合サイトとの兼ね合いもあるので、以前はコンバージョンにつながっていたのに、突然状況が一転して売り上げにならなくなる場合もあります。

 

状況を常に追跡して評価し、より良いコンテンツを提供し続けられるようにするのがSEOを成功させるための基本です。コンテンツをリライトしただけで検索順位が上がり、集客力も向上することもよくあるので積極的に取り組んでいきましょう。

 

まとめ

オウンドメディアを運営してSEO対策をすると、自社のホームページへの集客力を高められます。ドメインを共通にすればオウンドメディアのSEO対策を通じて、SEOに強いホームページに成長させることも可能です。自由度が高くてSEO対策をしやすいオウンドメディアはGoogleなどの検索エンジンからの集客をする際の効果的な手段になります。

 

オウンドメディアは情報発信をするブログとして運営されるのが一般的になっています。継続的に新鮮でユーザーにとってメリットがある記事を掲載していけば、リンクやサイテーションを受けられるチャンスも大きいのが特徴です。外部対策も意識しながら通常のサイトと同じSEO対策もおこなうことで、オウンドメディアの運営による高いマーケティング効果を得られるでしょう。

 

オウンドメディアの運営にはSEOキーワードの選定や競合調査だけでなく、コンテンツライティングなどもおこなわなければなりません。SEO対策として運営するのは負担が大きいと感じることもあるでしょう。その際には六次元にご相談いただければ幸いです。オウンドメディアの構築や運用のプロとして対応いたします。ホームページのSEO対策と並行してさらに大きな効果を導き出すこともできますので、ぜひ気軽にご依頼ください。

 

宮本 育夢
ライター 河野 拓馬 営業 / ウェブマーケター
六次元の福岡オフィスメンバーとして2022年入社。動画コンテンツを駆使する新世代のマーケター。
ウェブサイト制作をはじめとしたディレクションやマーケティングも行う。動画クリエイター兼営業マンで、六次元では異端。
趣味はテニスとサウナ。パントマイムが得意。好きな食べ物はきな粉。飼っているドジョウの名前はチョロ蔵。

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