Facebook広告のやり方は簡単!手順を知って始めよう!

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Facebook広告のやり方がわからずに広告の出稿ができないと思っている方もいらっしゃるでしょう。Facebook広告のやり方は手順を知ってしまえば実はとても簡単です。この記事ではFacebook広告の出し方を流れに沿ってご紹介します。やり方を知りたいと思っていた方はぜひ参考にしてください。

Facebookでの広告のやり方は2通りある

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Facebookに広告を出したいときにはやり方が2通りあります。広告の目的に合わせてやり方を選ぶことでFacebookにおける広告の効果が上がるとされています。どのような広告のやり方があるのでしょうか。

 

Facebook広告を活用する

FacebookではFacebook広告のサービスを提供しています。多くの方がイメージするのはFacebook広告を活用して広告配信をするやり方です。Facebookが提供している広告枠を生かして広告を配信できるのが特徴で、FacebookだけでなくInstagramなどにも広告を出せます。広告を通してWeb集客やアプリのダウンロード、商品やサービスの購入などを促すことが可能です。

Facebook広告ではFacebookが独自に開発してきたアルゴリズムに基づいて広告配信の最適化もできるようになっています。料金のシミュレーションもでき、広告配信のためのツールも整っているなど、ユーザーにとって広告を出しやすい環境が整っています。気軽に始められることから、Facebook広告を活用するのがおすすめです。

Facebookのアカウントで投稿を宣伝する

Facebookでは広告サービスを利用せずともアカウントを使って広告を出すやり方も選べます。「投稿を宣伝」する機能がFacebookには搭載されていて、Facebookへの投稿を広告として配信できます。細かな設定をすることはできないので気軽にタイムラインに広告を出してみたいときに向いているやり方です。

Facebookページに投稿した後、「投稿を宣伝」の設定をするだけで広告配信ができます。予算やオーディエンス、配信期間などの設定を投稿ごとに決められます。複数の広告を統一的な形で運用したり、まとめて予算管理をしたりすることはできないので注意が必要です。

Facebook広告の準備のやり方

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Facebook広告を利用するときには出稿できるインフラを整えるための準備が必要です。具体的なやり方を紹介するので、Facebookで広告を出したい方はぜひ試してみてください。

1.Facebookのアカウントの登録

Facebook広告の利用にはFacebookの個人アカウントが必要です。個人アカウントがない場合にはFacebookのオフィシャルサイトにアクセスしてアカウントの登録手続きをしましょう。Facebookのサイトで「新規アカウントを作成」を選び氏名や連絡先、誕生日や性別を入力して、パスワードを設定するとアカウントの登録ができます。個人アカウントがある場合はこのステップは必要ありません。

2. Facebookビジネスマネージャの準備

Facebook広告を出すにはビジネスマネージャのアカウントを作成するのが重要です。ビジネスマネージャの準備をする際にはビジネスアカウント向けのFacebookの公式サイトにアクセスし、「アカウント作成」を選択します。ビジネスおよびアカウントの名前、氏名とビジネスに使用しているメールアドレスを入力することが必要です。拠点の住所、電話番号、ウェブサイトについても登録します。必要項目を入力したらメール認証を受けるとビジネスマネージャを利用できるようになります。

3.Facebookページの追加

ビジネスマネージャを準備したらFacebookページを追加することがFacebook広告を利用するためには必要です。広告作成をするプロセスの中でFacebookページを作成することもできますが、Facebook広告の作成には時間も工数もかかることが多いのであらかじめFacebookページを追加しておくのがおすすめです。

Facebookページはビジネスマネージャにログインして、「ビジネス設定」の「Facebookページ」から「追加」を選びます。そして、「Facebookページ名またはURL」と書かれている入力欄に追加したいFacebookページの名前かアドレスを入力すれば終わりです。もしFacebookページを持っていないなら、個人アカウントのメニューを開いて「ページ」タブの「新しいページを作成」を選ぶと作成できます。

4.広告アカウントの用意

ビジネスマネージャにFacebookページを追加したら、広告アカウントを作成しましょう。広告アカウントを作成するときにもビジネスマネージャのメニューにある「ビジネス設定」を使用します。「アカウント」のメニューの中から「広告アカウント」を選択しましょう。すると広告アカウントのページが表示され、左上に「追加」のボタンがあります。「追加」から「新しい広告アカウントを作成」を選び、広告アカウント名を入力すれば準備は完了です。

Facebook広告に出稿するやり方


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Facebook広告に出稿する流れはどのようになっているのかが気になる方も多いでしょう。出稿のやり方は手順がわかってしまえば難しくはありません。ここでは基本的なフローを紹介するのでFacebook広告の出し方の参考にしてください。

1.キャンペーンの作成

Facebook広告ではキャンペーン、広告セット、広告という三つの階層構造があります。初めてFacebook広告を作成するときにはまずキャンペーンを作成しましょう。ビジネスマネージャから広告マネージャを起動し、左上にある「作成」のボタンをクリックするとキャンペーンから作成を始められます。

キャンペーンの作成で重要なのは目的の決定です。「認知」「検討」「コンバージョン」の中から広告目的を考え、適した目的をリストの中から選択しましょう。ブランドの認知度を向上させたい、エンゲージメントを上げたいなどといった目的に応じて選ぶのが重要になります。

そして、購入タイプの候補が表示された場合には「オークション購入」か「リーチ&フリークエンシー購入」のどちらかを選びます。フリークエンシーを重視したいときにはリーチ&フリークエンシー購入が適していますが、広告配信のスケジュールやターゲットを管理するにはオークション購入を選ぶのが無難です。

最後にキャンペーン名とA/Bテストの実施の有無、キャンペーンの予算に関する設定をします。A/Bテストは広告の内容を比較するためのシステムです。初めてFacebook広告を出すときから設定することはあまりありませんが、運用によって広告効果を上げていく上では重要になります。キャンペーンの予算は上限を制限できる設定項目なので、Facebookの広告にかけられる費用に応じて入力しましょう。

2.広告セットの作成

広告セットの作成では設定できる項目がたくさんあります。Facebook広告の広告効果を上げるためには欠かせない部分で、これからFacebook広告を運用するときに何度も設定を変更する可能性があります。広告セットで設定する項目としてはオーディエンス、配置、予算と掲載期間が主なものです。

オーディエンスは広告配信のターゲットのことです。配信する地域やターゲットの年齢、性別、使用言語を設定できます。さらに詳細なターゲット設定も可能で、「いいね!」をしたユーザーだけに配信したり、アプリやイベントに対してアクションをしたユーザーを選んだりすることも可能です。カスタムオーディエンスの設定によってリターゲティング広告にすることもできるなど、多彩な設定ができる仕組みになっています。

配置の設定では広告の配置場所を選定できます。Facebookのシステムに任せる自動配置もできますが、手動配置によってプラットフォームやデバイスなどを選ぶことも可能です。プラットフォームとしてはFacebook、Instagram、Messenger、Audience Networkが選択可能で、デバイスはモバイルとデスクトップから選べます。フィードに広告を出すか、ストーリーズに限定するかといったことも細かく決められるのが特徴です。

予算と掲載期間はFacebook広告を配信する上でとても重要になります。予算は1日の予算、通算予算の2つから選ぶことが可能です。予算がなくなると配信されなくなるため、上限予算をどの程度にするかは慎重に決めましょう。スケジュールの設定によって開始日時と終了日の設定ができます。広告予算が決まっているときや、キャンペーン広告を出すときなどにはスケジュールの設定が肝心です。

▶︎「Facebook広告にかかる料金は?費用体系と予算の考え方」の記事はこちら

 

3.広告のクリエイティブの作成

Facebook広告を出すときには広告を作成しなければなりません。基本的にはクリエイティブを作成して登録するだけなので、広告に使用する画像や動画ができていればアップロードしていくだけでほぼ完了します。Facebook広告では1枚の画像または動画、カルーセルのいずれかを選ぶことが可能です。

クリエイティブをアップロードしたらメインテキストや見出し、リンク先のウェブサイトURLを入力します。アクションとして「詳しくはこちら」「申し込み」などの中から表示したい内容をプルダウンメニューから選び、プレビュー画面でどのような広告になるかを確認しましょう。納得できる仕上がりになったら右下の「実行する」を選ぶと広告ができあがります。

4.支払い方法の設定

Facebook広告を出稿するためには支払い方法の設定をしなければなりません。ビジネスマネージャの「ビジネス設定」のメニューから「支払い」を選ぶと支払い方法の登録ができます。支払い方法ではクレジットカードやクレジット機能付きのデビットカード、Paypalを選択可能です。クレジットカードで対応しているブランドはVISA、Mastercard、JCB、American Expressです。

5.Facebookによる審査

以上の広告設定を終えるとFacebook広告を出稿するための審査が実施されます。Facebookでは広告ポリシーに違反しているかどうかを個々に審査していて、ルールに違反していると広告を出せないので注意しましょう。24時間以内に審査が終わるのが一般的で、承認された場合にも拒否された場合にもメールで連絡が届きます。審査落ちにならないためには禁止事項や制限事項、テキストの量などをチェックしてから審査を受けるのが大切です。

失敗しないFacebook広告のやり方の流れ

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Facebook広告のやり方には実際にはいろいろなアプローチがあります。ただ、新たな取り組みとしてFacebook広告を出すときには失敗のリスクをゼロに近づけたいと思うでしょう。やり方を誤るとリスクが高まるのは確かです。ここではFacebook広告で失敗しないための流れを紹介します。

広告によって解決したい課題と目標を明確にする

Facebook広告のやり方として課題と目標の明確化を事前におこなっておくことは欠かせません。Facebookに広告を出せばプラスになるはずだといったあいまいなイメージで広告出稿を始めずに、はっきりとした目標を定めましょう。広告を出すことで解決したい課題をリストアップし、そのために適した広告の配信方法を検討することでFacebook広告の費用対効果が上がるからです。

目標は数値化して定期的に効果測定をおこなえるようにするのも肝心です。ウェブサイトのアクセス数、商品やサービスの売上、サイトからの問い合わせ数などの具体的な数値を決めて目標を決めましょう。

広告の予算を確定する

Facebook広告の運用には料金がかかります。広告の予算を確定して計画的な運用をしていくのも重要なポイントです。やり方としては自社予算から広告に費やせる資金額を考える方法、他社の広告予算から外挿する方法、Facebook広告の広告マネージャのシミュレーション機能を利用する方法があります。

Facebook広告の予算は潤沢にあれば入札単価を上げられるため、広告の配信頻度も上げられます。ただ、コンバージョンによって得られる利益が少なくては費用対効果が上がりません。適した予算は広告の目的だけでなく、取り扱う商品やサービスによっても異なるので注意しましょう。

広告の運用のやり方を具体化する

解決すべき課題と目標が明確になり、予算も確定できたならFacebook広告の運用のやり方を具体的に考えられます。オーディエンスをどのように設定するか、クリエイティブとして何を使用するか、配信先としてどこを選ぶのが適しているのかといった観点で詳細な広告のやり方を検討しましょう。

複数の広告を同時に運用するときには予算配分も重要になります。画像広告と動画広告を併用するケースも増えてきました。ただ、Facebook広告では予算によって表示される回数にも大きな違いが生じるケースがよくあります。課金方式にも違いがあることを考慮し、目標の達成に適切な予算配分をするのが大切です。

広告の運用では分析を通して改善を図る

Facebook広告は出稿したらそのまま放置しておいて良いわけではありません。Facebook広告は運用型広告の一種で、入札単価やオーディエンス設定などを変更することによって広告の費用も効果も大きく変わります。Facebook広告を出して失敗しないためには、結果を分析して改善を図るのが大切です。

Facebook広告にはレポート機能があり、さまざまな指標を取得してパフォーマンスの分析ができます。A/Bテストの機能もあるので、クリエイティブやオーディエンスの設定の違いによる効果の差を見ることも簡単です。Facebook広告を出すときには長期的な視野で分析と改善をする必要があると念頭に置いておきましょう。

不安があるなら広告代理店に相談する

Facebook広告のやり方は簡単なのは確かですが、失敗しないように運用していこうとすると意外に大変なことに気付くかもしれません。クリエイティブを複数作成して比較したり、オーディエンスの設定を検討したりするのには時間も労力もかかります。適した方法を短い期間で導き出せないとFacebook広告の費用対効果も上がらず、広告出稿をやめようという判断になるかもしれません。

ただ、Facebook広告は広告代理店に依頼すれば効率的な運用ができます。Facebook広告のやり方で失敗しないためには実績がある広告代理店に相談するのがおすすめです。広告代理店はノウハウを持っているので準備も運用もスムーズにおこなってくれます。効果測定もプロとして徹底的に実施する力があり、高い費用対効果の広告運用を実現できるのが広告代理店です。

▶︎「Facebook広告代理店を活用して広告配信をする流れ」の記事はこちら

 

まとめ

Facebook広告はアカウントの作成やビジネスマネージャの登録などの簡単な手続きだけで済むのでやり方は簡単です。しかし、費用対効果の高い広告を出稿していくには広告の効果分析と改善に取り組んでいくことが必要です。課題を明確化して目標を数値化し、具体的な方針を定めてFacebook広告を運用するのは大変でしょう。

六次元ではFacebook広告の運用の目標を具体化するところから相談に応じています。運用経験も豊富にあり、効果測定に基づいて適した広告へと速やかに改善するノウハウもあります。Facebook広告のやり方でお悩みの際にはぜひ六次元にご相談ください。

 

宮本 育夢
ライター 河野 拓馬 営業 / ウェブマーケター
六次元の福岡オフィスメンバーとして2022年入社。動画コンテンツを駆使する新世代のマーケター。
ウェブサイト制作をはじめとしたディレクションやマーケティングも行う。動画クリエイター兼営業マンで、六次元では異端。
趣味はテニスとサウナ。パントマイムが得意。好きな食べ物はきな粉。飼っているドジョウの名前はチョロ蔵。

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