Google広告の費用対効果を上げるための基本とコツ

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Google広告を利用するときには費用対効果を上げたいと考えるでしょう。しかし、費用対効果とは何かを深く考察したことがあるでしょうか。この記事では広告費用対効果の基本とGoogle広告で費用対効果を上げるためのコツを紹介します。目標広告費用対効果についても解説するので広告運用の際にはぜひ参考にしてください。

広告費用対効果(ROAS)とは何か


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Google広告の費用対効果を上げるには、数値的に費用対効果を評価できることが大切です。広告における費用対効果として広告費用対効果(ROAS)がよく用いられています。まずは費用対効果について意味や計算方法を確認しておきましょう。

広告での費用対効果の意味と重要性

広告は目的を持って出稿して掲載を依頼するのが基本です。費用対効果を考えるときには目的に基づいて考えるのが重要になります。企業の事業における目標は売上の増加というのが基本なので、広告掲載の最終目的も純利益のことが多いでしょう。そのため、広告での費用対効果の意味は、広告費に対してどのくらいの純利益の増加が見られたかを指します。定性的に言えば売上や利益への広告の貢献度が費用対効果です。

広告の費用対効果が重要視されているのは広告を出稿する意義を判断する指標になるだけでなく、収益への貢献度に応じて広告予算の配分を決められるからです。Google広告ではオークション方式の広告がほとんどなので、予算の分配の仕方によって広告効果に大きな違いが生じます。費用対効果を評価して利益につながる広告に予算を配分して運用していくとGoogle広告の利用価値が高まるのです。

費用対効果の計算方法

広告費用対効果は単純な計算方法で数値化できます。以下の式が一般的な費用対効果の算出に用いられている計算式です。

費用対効果=(売上-原価)÷原価

広告費用対効果を計算するときには「原価=広告費」と捉えると評価しやすいでしょう。広告による売上については分析をして算出する必要があります。Google広告ではクリック課金やディスプレイ課金が主流なので、売上に直結しないクリックや広告表示もあります。そのため、コンバージョンを測定して広告による売上がいくらだったかを集計しなければ費用対効果を求めることはできません。

Google広告ではタグを設定することにより、広告リンクを通して流入したユーザーがコンバージョンに至った数を集計できます。コンバージョン数やコンバージョン率と客単価を使用すれば売上の計算が可能です。コンバージョンに関わるデータはキャンペーン、広告グループ、キーワードといった単位で集計されます。費用対効果を算出することにより、どの階層でも広告の価値を評価することが可能です。

 

Google広告の入札戦略「目標広告費用対効果」


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Google広告の費用対効果を上げるときによく着目されているのが「目標広告費用対効果」です。目標費用対効果とはGoogle広告のスマート自動入札戦略の一つです。スマート自動入札を利用すると過去の広告掲載のデータに基づき、機械学習によって戦略に応じた入札額を自動設定できます。Google広告のスマート自動入札戦略では以下の中から目標を設定することが可能です。

・目標コンバージョン単価
・目標広告費用対効果
・コンバージョン数の最大化
・コンバージョン値の最大化

スマート自動入札ではこの数値の最大化を目指すように自動入札がおこなわれます。入札戦略として目標広告費用対効果を選ぶのは合理的と考えられますが、メリットもデメリットもあるので注意しましょう。

目標広告費用対効果のメリット

入札戦略として目標広告費用対効果を選ぶとコンバージョン値を最大化しつつ、平均広告費用対効果が目標に到達できるように入札が調整されます。コンバージョン値の最大化との違いは、目標として設定した費用対効果の実現を優先してリスクの低い入札単価を自動設定することです。そのため、目標広告費用対効果による自動入札は期待する費用対効果を維持し続けやすく、広告出稿による利益を安定させやすいのがメリットです。

目標広告費用対効果のデメリット

目標広告費用対効果による自動入札では過去のデータに基づいてコンバージョンを予測します。過去の30日間に15以上の有効なコンバージョンがないと予測の正確性が保てないため利用できないのがデメリットです。また、あくまで目標の費用対効果を維持するのを優先するため、違う入札の仕方をすることでより大きな費用対効果にできる可能性もあります。広告の内容やキーワードの選定によっては目標に到達できないこともある点にも注意が必要です。

 

Google広告の費用対効果を上げるコツ


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Google広告で費用対効果を上げるには自動入札を活用するのも良いでしょう。しかし、費用対効果を引き上げるには自前で運用することがより重要です。ここでは広告費を抑えつつ、売上を増やして費用対効果を上げる運用のコツを紹介します。

コンバージョン値を設定して測定する

Google広告の費用対効果を上げるには評価できるようにすることが必要です。コンバージョン値を設定して測定を始めましょう。商品単価などを設定しておくことでGoogle広告によるレポートに反映されます。タグ設定もしてコンバージョン数を計測できるようにしておくと費用対効果の数値の正確性も向上します。

キーワードのマッチタイプを見直す

Google広告の費用対効果を上げるにはキーワードの選択も重要ですが、マッチタイプの見直しも効果的です。部分一致や広告表示をされやすくしていると、ユーザーの検索意図と合っていないのに広告が表示されて費用が上がるリスクがあります。逆に完全一致ばかりでほとんど表示されていないと売上が伸びない問題が生じがちです。

キーワードごとのクリック数やクリック率、表示回数などを分析してユーザーの検索意図に合わせて広告が表示されるようにするのが大切です。コンバージョン率が低いときにはフレーズ一致や完全一致にして配信先を限定し、表示回数が少ないときには部分一致に変更して表示されやすくすると良いでしょう。

除外キーワードを設定する

Google広告では除外キーワードを設定すると費用対効果が上がりやすくなります。除外キーワードに設定すると、そのキーワードで検索したユーザーには広告が表示されません。クリックする可能性があってもコンバージョンにつながらないユーザーに対して広告を配信しないことで費用対効果を上げられます。

キーワードごとにデータを分析してコンバージョン率が低いときには除外キーワードにすると良いでしょう。また、競合他社の社名やブランド名を除外キーワードにするのも効果的です。マッチタイプの設定も十分に検討することが必要なので注意しましょう。

ターゲットを最適化する

ターゲットを最適化することでGoogle広告の費用対効果は上がります。Google広告では年齢や性別などのユーザー属性や広告を配信する地域や時間帯などを設定可能です。クリック率やコンバージョン率が高いターゲットに絞り込んで広告を配信すれば費用対効果が上がります。ユーザー属性などによる過去のデータをレポートから確認して、ターゲットを選定して運用していきましょう。

Google広告代理店に相談するのも手

Google広告の費用対効果を上げたいなら広告代理店に相談するのが効率的です。費用対効果を上げるには改善のための運用を日々実践する必要があります。Google広告では広告の品質スコアを上げることも重要で、低い入札額でも高い掲載順位を獲得するのに重要なポイントです。

広告代理店ならGoogle広告の運用のノウハウがあり、広告スコアを上げる方法も把握しています。迅速に広告の費用対効果を上げたいならプロに運用代行を依頼するのが得策です。広告代理店に依頼すると代行手数料がかかりますが、料金を加味した費用対効果を上げられるように貢献してくれるでしょう。

 

まとめ

Google広告の費用対効果を上げるには広告費を下げつつ、コンバージョン値を上げて利益を増やすことが必要です。運用によってGoogle広告の費用対効果は上げられるので、今後の戦略をよく考えて決めましょう。

スマート自動入札の目標広告費用対効果を利用するのも方法の一つです。しかし、ノウハウや経験があれば自前で運用した方が費用対効果をもっと上げられる可能性があります。広告代理店の活用も視野に入れて、迅速に費用対効果を上げる方針を立てましょう。

 

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