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Read more【2023年】ブライダル業界のマーケティングの今後を徹底考察
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ウェディング・ブライダルの業界では時代の変化と共にマーケティングの考え方を変えるのが重要とも言えます。結婚式場の利用者を獲得できずに苦労しているケースもあるでしょう。
この記事ではブライダル案件を担当している六次元スタッフがブライダル業界のマーケティングの今後について考察した内容をご紹介します。
現代のウェディング・ブライダル業界のマーケティング事情
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ウェディング・ブライダル業界ではマーケットが大きく変化し、マーケティングの考え方を変えざるを得ない状況になっています。近年になってマーケットが変わってきた背景と有効なマーケティングの変化の概要をまずご紹介します。
少子化によるブライダル業界の市場規模の将来性
ブライダル業界では少子化の影響を受けて市場規模が縮小してきているのが現状です。婚姻組数についてのリクルートブライダル総研による予測では、2008年から2030年にかけて漸減していくとされています。
結婚式を挙げないカップルや、結婚式場以外で挙式をするカップルも増えてきているため、ブライダル業界では縮小するマーケットでの顧客獲得が大きな課題になると考えられます。
コロナ禍によるブライダルのあり方の変化
新型コロナウイルスの感染拡大によって人との接触を避ける生活を余儀なくされました。コロナ禍の影響によってブライダルのあり方に大きな変化が起こったのも事実です。
コロナ禍によって招待客を減らし、少人数での挙式が多くなりました。緊急事態宣言が発令された時期には結婚式のキャンセルも相次いでいます。結婚式をせずにフォトウェディングをする傾向も生まれました。
結婚したら挙式をするのが当たり前だった時代が終わり、新しいトレンドが生み出されつつあるのが現状です。
ユーザー行動の変化による影響
ユーザー行動の変化はブライダル業界のマーケティングに大きな影響を与えています。昔は結婚式を挙げたいと考えたときにブライダル情報誌を見たり、友人に聞いたりして結婚式場を探すのが一般的でした。
しかし、インターネットの登場以降、急速にオンラインの媒体が活用されるようになりました。ユーザーの情報収集の手段としてWEB検索やSNSによる情報共有が主流になり、マーケティングアプローチも変えざるを得ない状況になっています。
エージェントやウェディングプランナーを利用するユーザーも増えてきているため、ユーザー行動の急速な変化に対応してマーケティング戦略を立てなければならないのが現状です。
結婚式場の3つのマーケティング施策
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結婚式場のマーケティングで有効な施策には主に3種類あります。それぞれの特徴を解説するので、今後のマーケティング戦略を立てる際にご活用ください。
ブライダル関連の媒体
ブライダル関連の媒体は昔から用いられています。情報誌やポータルサイト、ウェディングフェアなどが代表例です。結婚式を挙げたいカップルが情報収集でよく用いているので認知度を上げるのに役に立ちます。
SEOによる集客
SEOによる集客は自社メディアを運営している際に効果的なマーケティング施策として活用が進められています。SEOによって検索上位になれば自社メディアにユーザーを集められます。
資料請求や予約につなげやすいのはメリットですが、SEOの効果が出るまでに時間がかかる点には注意が必要です。
WEB広告・SNS広告によるマーケティング
WEB広告やSNS広告によるマーケティングはブライダル業界との親和性が高い方法です。ブライダル業界ではウェディングドレス姿や、美しく彩った結婚式場のように視覚的にユーザーを魅了できる写真を活用できるからです。ディスプレイ広告でふと見たカップルが広告をクリックしてくれる可能性が十分にあります。
WEB広告で主流のリスティング広告も有用ですが、競合が多いので使い方にノウハウが必要です。「結婚式場」や「来館予約」のようにブライダル業界では検索キーワードが限られているからです。地域名などを組み合わせる工夫をすればリスティング広告も効果が上がります。
SNS広告もブライダル業界のマーケティングでおすすめです。ユーザーがちょっとした時間にSNSをチェックしていることが多い時代になったためです。SNS広告によるマーケティングはユーザー行動を促しやすいので特に効果的です。
【業界考察】ブライダル・ウェディングの今後のマーケティング戦略
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マーケティングではユーザー行動に着目して戦略を立てることが重要です。ブライダル・ウェディング業界では急速な変化が起きているため、先を見越したマーケティング戦略を立案するのがおすすめです。ここでは六次元スタッフの考察を紹介します。
2020年~2022年以前のブライダル業界の事情
2020年~2022年はコロナ禍によって結婚式場の利用の減少が起こりました。コロナウイルスの感染拡大による影響で不要不急の外出や他人との接触を避けざるを得ない状況になったためです。
結婚式場では緊急事態宣言や蔓延防止によるアルコールの規制により、お酒を提供できない時期もありました。アルコールがないなら結婚式を挙げる意味がないと考えた人たちも一定数いたのも事実です。
結果として、家族と親しい友人だけの小規模な結婚式にしたり、フォトウェディングにしたりするトレンドが生まれました。ブライダル関連の広告ではCVポイントが「資料請求」になっていたのも特徴で、ブライダル業界ではいかにリーチを獲得するかが課題になっていたことがわかります。
2022年におけるマーケットの変化
2022年に入ってからは業界に変化が起き、結婚式場でリアルの結婚式を計画するトレンドが生まれてきました。ワクチンの接種が進んで重症化のリスクが下がると同時に、コロナウイルスに対する正しい理解を持つ人が増えてきたからです。
このユーザー行動の変化に着目して4月~6月頃からウェディングフェアなどのリアルイベントが開催されるようになりました。
マーケティングでも広告のCVポイントが「ウェディングフェアの予約」や「来館予約」に変化しています。オンラインのユーザー行動でも、リスティング広告などの検索広告では試食会やフェアなどのイベント参加にかかわるクエリが増加しました。
「安い」といった消費者の願望を示すキーワードも組み合わさる傾向も強まっていて、イベントや結婚式場の情報を集めてリアルで挙式をしようという方が増えていることがわかります。
2023年はWEB広告×WEBサービスによるマーケティング
2022年に起きたユーザー行動の変化に着目すると2023年には「WEB広告×WEBサービス」によるマーケティングがキーポイントです。今までのトレンドの変化から、今年はさらにリアルで結婚式を挙げたいカップルが増えると予想されます。
2022年以前に入籍だけ済ませて挙式をしなかったカップルも「結婚式場を予約して今年こそ結婚式を挙げたい」と考える可能性があります。
WEBによる情報収集が増えていることを加味すると、WEB広告を運用するのが効果的でしょう。運用型広告のWEB広告は本当に結婚式場を予約して結婚式を挙げたいカップルをターゲットにして、費用対効果の高い集客を実現できます。
来館予約をCVポイントとして、「来館」のキーワードをバナーに入れてディスプレイ広告を出すと効果が上がると考えられます。Google広告やYahoo!広告、FacebookやInstagramはブライダル業界と相性が良い媒体です。積極的にクロスメディアでの広告運用をしてマーケティングを展開すると大きなシェアを獲得できるチャンスを手に入れられるでしょう。
※この考察は担当者の主観によるものです。
まとめ
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ウェディング・ブライダル業界ではコロナの影響によって結婚式場の利用が減る傾向がありました。しかし、ユーザー行動は2022年以降、急速に変化してきています。2023年以降のトレンドを先読みして集客するにはWEB広告によるマーケティングがおすすめです。
弊社ではブライダル業界に強いスタッフが貴社のサービスに合わせたマーケティング戦略を立案できます。複数広告の運用にも対応していますので気軽にご相談ください。
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