ECサイトの運営では、売上アップのための取り組みが不可欠です。 しかし、「なかなか売上が伸びない」「…
Read more六次元のWEBマーケティングコンサルの事例をご紹介!
六次元のWEBマーケティングコンサルではクライアント様の売上アップのために課題抽出から戦略実施まで対応するフルサービスも可能です。
この記事では六次元のコンサルティングについての事例をご紹介します。
六次元によるWEBマーケティングの結果だけでなく、何が成果につながったのかも詳しく説明します。
六次元のWEBマーケティングコンサルの流れ
六次元は広告運用を中心とするデジタルマーケティングやディレクション、プロモーションのサービスを提供しています。
WEBマーケティングコンサルも主要サービスの一つで、ECサイトの集客や売上アップに独自の戦略と戦術を活用しています。
クライアント様と密接な関係を築き、戦略立案や効果分析から戦術実行まで一気通貫で対応しているのが六次元の特徴です。
ここではWEBマーケティングコンサルの一連の流れをご紹介します。
契約締結から開始までの流れ
六次元ではクライアント様と契約を締結してから、WEBマーケティング施策の実施までに綿密な準備と打ち合わせをしています。
目的について十分な打ち合わせをした上で契約をいただいたら、何が課題になっているのかを具体的に確認するために現場の方と話をしています。
これまでに実施してきた施策や運営体制などについてヒアリングするだけでなく、蓄積してきたデータの提供を受けて自社で解析するのがモットーです。
打ち合わせを経て改善点と課題を抽出し、ディレクターとして全体計画を明確にして提案をしています。
ユーザー目線での有益性を重視して、購入意欲が高まる施策を設計して実施するのが六次元の基本スタンスです。
また、マーケティングにかかわる一連の部署にコンタクトを取って連携体制を整え、統一の施策を実施することで戦略を効率的に推進しています。
改善までの流れ
WEBマーケティングコンサルでは「導入期」「成長期」「安定/転換期」の3つのフェーズで戦略を提案しています。
導入期
導入期はテストマーケティング期間で、クライアント様の商材や業種に合う広告やメディアを模索します。
広告クリック数とコンバージョンをKPIとして運用し、最小限の広告予算で改善施策の方向性を明確にするフェーズです。
成長期
成長期はコンバージョンを増加させるためにPDCAサイクルを回すフェーズです。
コンバージョンが上がるターゲットやメディアも拡大することを目指しながら、早いサイクルで戦略立案をして戦術を活用していきます。
ユーザーや購買数の獲得量を増やしていく改善の期間です。
安定/転換期
安定/転換期はLTVを狙って施策を進めるエンゲージメント期間です。
KPIとしてROASやROI、リピート数を挙げて、CRMも活用しながらユーザーが継続的に利用したいと思い続けるようにインフラ作りをします。
1人の顧客の価値を最大化して利益を生み出し続ける体制を整える段階です。
六次元ではこのような改善のステップを踏むことで継続的な利益を生み出す戦略を提案しています。
広告運用を通して得られた知見を活かし、クライアント様にとって適切なWEBマーケティング施策に育て上げられるのが弊社の強みです。
LTVとは
顧客生涯価値。Life Time Value(ライフタイムバリュー)の略称。顧客が自社と取引を開始して終了するまでにどれだけの利益をもたらしてくれるかを示す指標。
ROASとは
広告の費用対効果。「Return On Advertising Spend」の略称。広告費に対してどれだけ売上を得られたかを表す指標。
ROIとは
投資に対する利益。「Return On Investment」の略称。広告費に対してどれだけ利益を得られたかを表す指標。
CRMとは
顧客関係管理。「Customer Relationship Managemen」の略称。企業と顧客との関係性を管理するツール。または関係性を良好にする施策を指す場合もある。
WEBマーケティングコンサルの実例紹介
最近のWEBマーケティングコンサルの実例として、L社様の事例をご紹介します。
L社様は美容・健康製品・サービスの企画開発及び販売・提供を主要事業として年間売上は60億に上っています。
この事例ではL社様の冷感商材の販売について、ECサイトコンサルティングとインターネット広告についてのご依頼をいただきました。
課題
L社様にご契約いただいてから弊社ではまず課題抽出をしました。
L社様ではマーケティングに関連する主要部署がPR関連部と販売部でしたが、部署間の連携が取れていませんでした。
KGIが売上拡大という共通認識があったくらいで、マーケティング効率が低い状況でした。それぞれの部署で独自にKPIを設定し、目標達成に向けた施策を個々に進めていました。
代理店や制作会社も利用されていましたが、連携が取れていなくて個別にコストがかかり、相乗的な効果も引き出せていませんでした。
この結果として大きな機会損失が生まれていました。
L社様が販売していた冷感商材は7月に広告を出してPRを始めましたが、販売部直販課はPRの動きを把握していなかったというのが実態です。
代理店はインフルエンサーによるプロモーションをするのみで、商品トレンドを加味したマーケティング戦略ができていませんでした。
実際にはキーワードボリュームは5月前から急騰していたので、5月・6月に広告を出せばもっと売れた可能性があったと考えられます。
改善への具体的な取り組み
改善施策としてまず実施したのが部署間連携です。
PR関連部と販売部の連携を取る体制を整え、イベントに合わせて統一的な施策を進められるようにしました。
企業としての一体感も生まれ、弊社が代理店として必要な戦術をカバーする形で一丸になって取り組める体制を整えました。
具体的には、まずECモール別にトレンドやイベントの調査をして詳細を把握し、的確なプロモーションをできるようにしました。
そして、イベントに合わせて売上アップを狙う商品を選定し、クリエイティブも変更して売れる仕組み作りをしました。売れる見込みを立てて十分な在庫の確保もしています。
広告やインフルエンサーによる集客も同時に進めて総合的な販売の仕組みの改善を目指しました。
また、前年の検索トレンドと売上の状況を考慮して、マーケティングを開始する時期を前倒ししました。
5月時点から検索キーワードが増えていたので、5月以前からマーケティングを始めた方が競争力が上がると判断したからです。
結果
結果として冷感商材の売上は昨年に比べて約6倍にまで増加しました。
L社様に最初に提案をさせていただいたのが2021年12月で、ご契約に至ったのが2022年3月です。
3月時点で昨年比75.4%だった売上が、4月で205.2%、5月では343.1%に到達し、6月の19日までに593.8%にまで上りました。
実質的に3ヶ月で6倍の売上を達成することができました。
大きな成果につながったポイントは取り扱っている商材の特徴や販売方法に合わせて細かい戦術を組み合わせたことです。
L社様の事例では六次元で培ってきたWEBマーケティング戦略の大枠にほとんど違いはありません。WEBマーケティングの世界では大体同じ戦略を立てていることが多いでしょう。
販促費用についても一般的なケースと同じ規模です。
大枠の戦略とコストが同程度だったとしても、細かい戦術によって結果は大きく変わります。
L社様の事例では現場の連携を取る体制を整え、過去の商材の販促結果に基づく分析を通して改善につながる施策を提案したのが結果につながりました。
商材の特性だけでなく、ユーザーの行動も加味して戦術を選定したことで売上が上がったと考えています。
依頼内容
ECサイトコンサルティングとインターネット広告についてのご依頼。売上アップにつなげたい。
課題
・部署間の連携が取れてなく、KPIもそれぞれの部署で個別に設定。そのため個別にコストがかかり、相乗的な効果も引き出せていない。
・インターネット広告では、キーワードボリュームが多い月に広告を出せていない
改善の取り組み
・まず実施したのが部署間連携、統一的な施策を進められるようにした
・ECモール別にトレンドやイベントの調査をして詳細を把握し、的確なプロモーションをできるようにした
・前年の検索トレンドと売上の状況を考慮して、マーケティングを開始する時期を前倒しした。
結果
3ヶ月で6倍の売上を達成
まとめ
六次元のWEBマーケティングコンサルではマーケティングの基本戦略は一般的な方法と同じでも、細かな戦術によって大きな効果を導き出せます。
ここで紹介したL社様の事例ではWEBマーケティング戦略の大枠には一般的なものを使い、L社様の現場の状況や過去のマーケティング施策の内容やユーザー動向を踏まえて具体的な戦術を取り入れていきました。
そして、ユーザー獲得を重視したアプローチが功を奏して売上の大幅アップになりました。
クライアント様に合う戦術を的確に選んで、早いPDCAサイクルを回して改善できるのは弊社の強みです。
ECサイトの集客や販売など、WEBマーケティングにお困りでしたらぜひ六次元にご相談ください。
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