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Read moreクッションページとは?意味や作り方をわかりやすく紹介!
目次
クッションページとは、ユーザーがウェブ広告や検索結果などをクリックしたときのリンク先として用いられるランディングページの一種です。クッションページを作成するとユーザー獲得をしやすく、マーケティング施策として効果がある方法とされています。この記事ではクッションページとは何かを紹介した上で、作り方や効果の上げ方を解説します。
クッションページとは
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クッションページとはユーザーがウェブ広告や検索結果などをクリックしたときのリンク先として用いられるランディングページの一種です。ただ、クッションページは一般的なランディングページと少し違いがあります。
「ワンクッション置く」という言葉がありますが、クッションページはこの意味でクッションという言葉が用いられています。クッションページとはユーザーを誘導したいページと広告などのリンク元との間に設置するページです。
例えば、ある商品の販促を目的として広告を出したとしましょう。通常はその広告のリンク先を商品の販売ページにして、ユーザーにすぐに商品を買ってもらえるようにします。しかし、クッションページを設置する場合には、広告のリンク先としてクッションページを置き、クッションページから商品の販売ページへのリンクを張ります。
広告のリンク先に用意される一般的なランディングページとの違いは、そのページで商品の販促をしないことです。ランディングページの中でクッションページとして作成されたものはクッションLPと呼ばれることもあります。また、ハブとしての役割も持つことからハブページと呼ぶ場合もあります。
クッションページの目的
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広告から商品の販売ページにアクセスしてもらった方がユーザーが購入してくれるのではないかと思う人もいるでしょう。クッションページを設置する目的は何なのでしょうか。
コンテンツによってユーザーの興味関心を引く
クッションページはユーザーを購入に導くことを目的として設置します。広告リンクをクリックしたユーザーは「この商品を買いたい」と思っているとは限りません。少し興味があるから内容を見てみようというくらいの気持ちでクリックすることがほとんどです。
クッションページでは少し興味を持っているユーザーに情報を提供して興味関心を引く役割を果たします。コンテンツを見てユーザーがさらに深い興味を持つように仕上げ、商品販売ページのリンクをクリックして購入するように動線設計をするのが一般的です。たとえすぐに購入に至らなかったとしても、購入意欲が高まればいずれは買ってくれる可能性があります。
広告らしくないページで離脱を防ぐ
クッションページの目的はユーザーの離脱を防ぐことです。商品の販促を目的とした広告ページだとわかった時点で速やかに離脱するユーザーもたくさんいます。商品に関連する内容に興味関心があったとしても、ページの内容を読むことなく離脱してしまうことが多いのは問題点です。クッションページは商品販売のためのページではないので即離脱ということが少なく、コンテンツに興味を持ってもらえればユーザーを販売ページに導ける可能性があります。
ハブページとしてニーズに合ったページに誘導する
クッションページはユーザーのニーズに合ったページに誘導する目的でも活用されています。例えば、同じ悩みを解決する手段としてサプリメントとドリンクの製品があったとしましょう。ユーザーによってサプリメントなら気軽だから試してみたい、ドリンクなら飲みやすいから買ってみても良いといったように考え方が違うでしょう。
クッションページを用意してサプリメントとドリンクのそれぞれについてメリット・デメリットを紹介すると、ユーザーが好みの商品を選んで購入ページに進めるようになります。このようなハブページを用意することで個々のユーザーのニーズに合った動線を作り上げることができます。
クッションページの作り方のポイント
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クッションページを作るときには何を重視すると良いのでしょうか。効果の上がるクッションページの作り方のポイントをご紹介します。
ターゲットに合わせたコンテンツを用意する
クッションページはターゲットに合わせてコンテンツを作成するのがポイントです。広告のリンク先にするときには具体的にターゲットが決まっているでしょう。そのターゲットが「欲しい」という気持ちが駆り立てるようなコンテンツにするとコンバージョンにつながります。ターゲットの志向を調査して、何を伝えたら買いたいと思うか、どのように伝えたらわかりやすいかを考えてコンテンツを作り上げましょう。
商品に合わせてイメージさせる内容を変える
クッションページでは商品を購入したいと思うようにストーリーを組み込んだコンテンツを用意するのが大切です。「この商品を使えば悩みが改善されていく」という売り込み方もありますが、「この商品なら将来にこうなってしまうかもしれないという不安が解消される」というアピールの仕方もあります。
現状の改善なのか、将来の不安への対策なのかははっきりとわかるようにして伝えるのがポイントです。ユーザーによってどちらを期待しているかが異なるため、商品の性質とターゲットに合わせてイメージさせる内容を変えましょう。
広告に見えないコンテンツに仕上げる
クッションページは広告に見えないようにするのがポイントです。一般的なランディングページのように広告だと思われやすいページになっていたら、すぐにユーザーが離脱してしまいます。見た目は広告ではないけれど、コンテンツを読むと商品に興味が湧くように仕上げるとクッションページが効果を発揮します。
クッションページの効果を上げる方法
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クッションページは設置してもすぐに効果が出ないこともあります。効果の上がるクッションページにするにはどのような対応をしていったら良いのでしょうか。
クッションページと遷移先のページでアクセス解析をする
クッションページの効果を上げるにはクッションページだけでなく遷移先の販売ページのアクセス解析もするのが大切です。クッションページのアクセスは多いのに遷移先のアクセス数が少ないという場合にはクッションページのコンテンツがターゲットに合っていないとわかります。しかし、遷移先のページのアクセス数が多いなら、クッションページは機能していると考えられるでしょう。売上が増えていない場合には問題は遷移先のページの方にあると判断できます。
複数のページを用意してABテストを実施する
クッションページに原因があって売上が伸びていないとわかったら、ABテストを実施するのが効果的です。複数のクッションページを用意して、数週間ごとにページを切り替えてアクセス解析をしてみましょう。単純に売上が伸びるページを選ぶこともできますが、詳細な解析をするとどのページのどの部分が良いかもわかります。ユーザーにとって魅力の大きい部分を組み合わせてクッションページを再構成すれば大きな改善につながります。
▼ABテストの手順の詳細はこちら
https://rokujigen.co.jp/6plus/2004/#LPAB-4
広告代理店に運用を依頼する
クッションページはユーザーが購入したいと思って広告をクリックしたときには邪魔なページになります。場合によってはクッションページがない方が売上が増えることもあるので、ユーザーの挙動を詳しく解析して適切なページを用意するのが大切です。このような解析をするには多大な労力と高度な技術が求められるため、広告代理店にクッションページの運用を依頼するのも賢い方法です。クッションページの運用実績がある広告代理店に依頼すれば、スムーズに効果が発揮されるようになるでしょう。
まとめ
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クッションページは広告のリンク先として設置するランディングページの一種です。ただ、一般的なランディングページのように商品購入を直接促すのではなく、ユーザーが購入判断をするための情報提供をするのが特徴です。クッションページを用意するとユーザーが広告ページだと判断してすぐに離脱することが減ります。ユーザーが求めている情報を提供すれば購入を促すことが可能です。
クッションページは解析を通して改善するのが重要になります。六次元ではクッションページの運用を承っていますのでぜひご相談ください。
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