楽天ECで売上を伸ばすには?効果的な方法を徹底紹介!

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楽天ECで売上を伸ばすためには基本を押さえて具体的に対策を進めていくことが大切です。楽天EC運営は多岐にわたる戦略を考えられますが、どのような方法を用いると効果が上がりやすいのかがわからずに困っている方もいるでしょう。この記事では楽天ECで売上アップにつながる重要な要素を紹介します。具体策としてすぐにできる方法も詳しく解説するので、売上を伸ばす対策を進めていきましょう。

 

楽天ECで売上を伸ばす4つの要素

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楽天ECで売上アップを実現するには4つの基本要素を押さえて対策を講じることがまず重要です。楽天ECでは露出・転換率(コンバージョン率)・客単価・リピート率の数値を引き上げる戦略を進めることで売上が伸びます。ここでは重要な4つの要素について詳細を解説します。

 

露出

露出とは商品やショップの情報がユーザーの目に留まることです。例えば、ユーザーが楽天でキーワード検索をしたときに上位表示されれば、商品のサムネイルを認識してもらえる回数が多くなります。露出回数が多くなればクリックして商品ページを閲覧してもらえる可能性が高くなるだけでなく、商品やショップの認知度も向上します。売上が伸びるショップ経営ではユーザーとの接点を作るために欠かせないポイントです。

 

転換率(CVR)

転換率とは商品ページにアクセスしたユーザーのうちで商品を購入した割合です。いくら露出が増えて商品へのリンクをクリックしてくれるユーザーが増えたとしても、注文をしてくれなければ売上は上がりません。商品ページを見て「買いたい」と思ってもらえるようにデザインしたり、プロモーションを実施したりすると転換率を引き上げることができます。

 

客単価

客単価とはユーザー1人あたりの売上です。客単価×購入数が売上高になるので、購入数が同じなら客単価が高いほど売上が大きくなります。より高値の商品を購入したり、複数の商品を購入したりしてもらうことで客単価を上げることが可能です。実際には商品ごとの利幅も考慮してプロモーションをする必要もありますが、客単価を上げれば売上の飛躍的な向上を実現できる可能性があります。

 

リピート率

リピート率とは商品を購入したユーザーのうちで、再び商品を買ったユーザーの割合です。リピーターを獲得すれば安定して売上を確保できるようになります。新規顧客を獲得するのは容易ではありませんが、一度購入したユーザーに気に入ってもらって再購入を促すのは比較的容易です。UXを重視してリピート率を向上させれば楽天ECの売上は安定して伸びていくようになります。

 

楽天ECで売上アップになる7つの方法

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楽天ECでの売上アップには露出・転換率・客単価・リピート率の向上につながる対策が必要です。ここでは楽天でEC経営をする際に効果的な9つの方法を紹介します。

 

SEO対策

楽天ECでは検索対策をすると売上アップに直結します。楽天市場でユーザーがキーワード検索をしたときに上位表示されるようにSEO対策を実施しましょう。商品名や商品説明文の内容、商品属性やバリエーションの設定を見直すことで露出を増やせます。R-Karteを使用して流入キーワードを分析するとユーザーニーズに合う商品表示ができるようになり、クリック率も向上します。

 

商品画像の作り込み

ユーザーにとって魅力のある商品画像を作り上げるのは露出を通してクリック率を上げる対策として効果的です。楽天では商品検索の結果が基本的にサムネイル画像と商品説明の短い文だけで表示されます。ユーザーは検索結果から魅力的な商品を効率よく選び出そうとしているため、商品画像を見てまず判断するのが一般的です。商品画像が他のショップと違うだけでも、セール情報が示されているだけでも目を引くようになるので作り込みを徹底しましょう。

 

ギフトサービスの活用

楽天ではギフトサービスを活用すると売上が伸びます。お歳暮やお年賀、お中元などのギフトを贈る際にECを利用して贈り先に直送するケースが増えているからです。ギフトを贈るシーズンには楽天がイベントを開催することも多いので、プロモーションに参画すればさらに売上アップを目指せます。ギフト商品は単価が高いことが評価につながることも多いため、客単価を上げやすいのが魅力です。購入者だけでなく贈り先にも露出の機会を得られる点でも優れています。

 

セット商品の販売

セット商品の販売を通して客単価を上げるのは売上アップに直結します。ファンデーションと美容液、まな板と包丁、ワイングラスとワインオープナーといった関連性の深い商品をセット販売して割引販売するとユーザーは「お得に買える」と認識するので購買意欲が上がります。必要なものがまとめて揃うと思ってくれる可能性も高いので、転換率の向上にもつながる対策です

 

回遊しやすいサイト設計

楽天ECでは回遊性の高いサイト設計は重要です。商品ページに流入したユーザーがその商品を気に入らなかったとしても、自ショップ内で他の商品を見てくれれば購入につながる可能性があります。複数の商品を購入してくれることもあるので、客単価も転換率も上げられる対策です。注目商品や関連商品、イベント関連商品などのバナーを設置したり、レコメンド商品を表示したりすることで回遊してもらえるサイトに仕上げられます。

 

楽天負担クーポン

楽天負担クーポンの利用は広告効果を出しつつ転換率もリピート率も上げられる効果的な施策です。ショップ負担クーポンとは違い、ユーザーがクーポンを使用して購入したときに割引分は楽天が負担するのが楽天負担クーポンの特徴です。楽天広告の出稿が必要になるので費用負担はありますが、クーポンによる期間限定割引によってユーザーが「すぐに買いたい」と思ってくれるチャンスがあります。

 

クーポンやレビュー依頼の送付

クーポンの発行やレビュー依頼の送付はリピート率の向上になる対策です。フォローメールやLINEを送ってユーザーフォローをする方法もあります。一度購入してくれたユーザーを野放しにせずに、徹底してフォローしてリピートしてもらいましょう。クーポンを商品に同梱したり、レビュー特典を紹介したりするのは効果的です。リピーター限定の特典を付与することが売上に直結します。

 

5と0のつく日の攻略

楽天では5日・10日・15日・20日・25日・30日に5と0のつく日キャンペーンを実施しています。お買い物マラソンや楽天スーパーセールなどのイベントへの対応も売上アップにつながるので重要ですが、5と0のつく日の攻略はユーザー視点で大きなメリットがあるのでおすすめです。

 

5と0のつく日は定期的に開催が決まっているイベントなので、ユーザーが計画的に商品を購入できます。お買い物マラソンとは違って商品の購入数や購入金額による制限を受けず、楽天カードで購入すれば最大5倍のポイント還元率になるのが魅力です。「この日に買おう」と計画しているユーザーも多いので、転換率が高い日になっています。

 

お買い物マラソンなどの他のイベントと重なる日もあるので相乗効果のあるプロモーションをすることも可能です。楽天広告を出稿したり、5と0のつく日の連動企画を実施したりすると他のショップとの差別化もできて売上アップにつながります。

まとめ

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楽天ECで売上を伸ばすには露出を増やしてユーザーにショップにアクセスしてもらったうえで、転換率とリピート率を向上させ、客単価を上げることが必要不可欠です。商品のジャンルや競合の状況、ショップの知名度などによって、どの要素を重視してプロモーションをすると効果が上がりやすいかは違います。六次元では楽天でのEC運営のノウハウを生かした戦略策定と実施ができますので、楽天ECで売上アップを目指す際にはぜひご相談ください。

宮本 育夢
ライター 河野 拓馬 営業 / ウェブマーケター
六次元の福岡オフィスメンバーとして2022年入社。動画コンテンツを駆使する新世代のマーケター。
ウェブサイト制作をはじめとしたディレクションやマーケティングも行う。動画クリエイター兼営業マンで、六次元では異端。
趣味はテニスとサウナ。パントマイムが得意。好きな食べ物はきな粉。飼っているドジョウの名前はチョロ蔵。

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