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Read moreASPカートとは?ECサイト構築で使うメリット・選び方を徹底解説
目次
ASPカートはECサイト経営をスムーズに始められる方法として注目を浴びています。
これからEC経営をする際にはサイト構築の方法として、ASPサービスは検討する価値があります。
この記事ではASPカートのメリットやサービスの選び方について解説します。
ASPカートとは
出典:https://www.shutterstock.com
ASPカートとはECサイト構築で一般的に使用されるショッピングカートなどのシステムを提供しているサービスです。
ASPとはApplication Service Provider(アプリケーションサービスプロバイダ)の頭文字を取った言葉で、クラウドベースで業務アプリケーションを提供しているサービス事業者を指します。
ASPカートではECサイトでの商品販売において必要な機能を提供しています。
ASPカートの特徴
ASPカートはECサイトの設計や構築、販促などに関連する機能をパッケージにして提供しているのが特徴です。
個人でも気軽にECサイトを構築できるようにしつつ、企業が本格的にEC経営をする際にも満足できるように以下のような機能が搭載されています。
- ショッピングカート機能
- デザインテンプレート
- 商品情報・在庫管理
- 顧客管理
ASPカートはEC事業にチャレンジしたい企業や、個人で商品販売をしたいときに簡単に始められるように設計されています。
カスタマイズ性はフルスクラッチでECサイトを構築するのに比べると低いですが、すぐにEC経営を始められるのがASPカートの魅力です。
ASPカートの代表例
ECサイトの需要の高騰に伴ってさまざまな業者がASPカートのサービスを提供するようになりました。
代表例だけでも以下のように多数のサービスがあります。
- Shopify
- カラーミーショップ
- BASE
- MakeShop
- STORES
- futureshop
- らくうるカート
Shopifyはカナダに拠点を置くECプラットフォームで世界的に使われています。
カラーミーショップは国内シェアが広いASPカートとして有名です。
BASEやMakeShop、STORESなどもそれぞれ独自の特徴を持っていて、個人・法人を問わずに活用しています。
サービスの差別化が進んでいるので、自社ECサイトに合うASPカートを選んで利用するのが大切です。
ASPカートを利用するメリット
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すぐにECサイトを構築可能
ASPカートを利用するとECサイトの構築を速やかに構築できるのがメリットです。
ASPカートは通常クラウドサービスとして提供されているからです。
ECサイトの構築のためにサーバーを用意したり、システム開発をしたりする必要がありません。
サイトデザインのテンプレートやフォーマットもあるので、初心者でも簡単に最短即日でECサイトを作ることができます。
初期費用・運用費用を抑えられる
ASPカートは初期費用も運用費用も低いのがメリットです。
フルスクラッチで一から開発したり、パッケージをインストールしたり、オープンソースを使用したりするのに比べて開発費用がかかりません。
ECサイトに必要な機能については保守点検がクラウドサーバー上でおこなわれるので運用費用も抑えられます。
ASPカートは自社サーバーも不要で利用できるため、運用面でも費用を削減しやすいのが魅力です。
システムアップデートが不要
ASPカートは運用の際にシステムアップデートの必要がありません。
ASPカートではカート機能はもちろんのこと、顧客管理などの各種機能を活用できます。
システムアップデートがおこなわれた時点で特に手続きをしなくても適用されるので運用の手間がかかりません。
セキュリティなども常に最新の状態で利用できるので安心です。
オムニチャネルに対応できる
マーケティングではオムニチャネルが重視されるようになっています。
ASPカートは種類によってはオムニチャネルにも対応できるのがメリットです。
MakeShopなどのASPカートでは、シームレスにECサイトや実店舗などの連携を取れるサービスを提供しています。
あらゆる販売チャネル・マーケティング施策を組み合わせて売上を伸ばすには、ASPカートは簡便でおすすめの方法です。
レスポンシブデザインにできる
ASPカートの多くはレスポンシブデザインに対応しているのがメリットです。
モバイルデバイスへの対応はスマホ時代の現代社会でユーザーを獲得する上で欠かせません。
レスポンシブデザインにすればパソコンでもスマホでも見やすいECサイトになります。
開発スキルがなくてもASPカートなら簡単にレスポンシブ対応のECサイトにできるのがメリットです。
売上アップになるASPカートを選ぶポイント
予算に合うコストで利用できるか
ASPカートは料金体系がサービスによって違うので、予算に合うコストで構築・運用ができるかをチェックするのが大切です。
初期費用や月額利用料は無料のASPカートもあります。
しかし、売上が出るごとに取引手数料や決済利用料がかかるケースが多く、月額利用料があるプランの方が他の手数料が少なくて済むこともよくあります。
どのくらいの売上を見込めるか、初期コストとしてどのくらいを用意できるかといったことを十分に考えて、無理なく利用できるASPサービスを選びましょう。
自社商品に合う販売方法を選べるか
ASPカートでは販売方法について提供されているオプションが異なるので、自社商品に合う売り方ができることを重視しましょう。
例えば、以下のような販売方法を簡単に実装できるASPカートもあります。
- バンドル販売
- 予約販売
- ダウンロード販売
- タイムセール
商材によってどんな販売方法が売れやすいかは異なります。
販売戦略を考えて売りやすいASPカートを選ぶのが大切です。
必要な商品数を登録できるか
ECサイトで販売したい商品数によって適しているASPカートには違いがあります。
プランによって登録可能な上限数が異なり、数が増えると上位のプランになることがあるので注意が必要です。
商品数に合わせてASPカートを選ぶとコストパフォーマンスが上がります。
将来対応も考慮して、商品登録数を増やしやすいサービスを選ぶのがおすすめです。
マーケティングの機能が充実している
差別化戦略としてASPカートではマーケティング機能を充実させてきています。
自社商品の特徴やターゲットに合わせて、使いやすい機能を利用できるASPカートを選ぶのが大切です。
例えば、以下のような機能を使えるASPがあります。
- メルマガ
- フォローメール
- クーポン
- ポイント
- 広告
マーケティングをするには社内体制も整える必要があります。
社外に代行を依頼してECサイトの運営をしやすくすることも検討しましょう。
ECサイトを運営しやすい機能があるか
ECサイトの運営しやすさもASPカートを選ぶときに重要なチェックポイントです。
ECサイトは運営・管理が大きな課題になります。以下のポイントを確認すると効率が上がります。
- 操作が簡単な管理画面
- 送り状や納品書の自動作成
- 運送の連携
- SNSとの連携
- 決済機能
特に決済機能は売上に直結するので多様な対応が可能なASPカートを選びましょう。
決済代行サービスを導入することも可能ですが、ASPカートでも以下のような決済に対応できます。
- 銀行振込
- 代金引換
- クレジットカード
- コンビニ払い
- 後払い
キャッシュレス決済が浸透して多様な決済方法への対応をする必要性が高まっています。
ECサイト運営を成功に導くポイントとして考慮しましょう。
まとめ
出典:https://www.shutterstock.com
ASPカートとはECサイト構築に必要・有用な機能をクラウドで提供しているサービスです。
費用を抑えてユーザーが満足するECサイトを作り上げやすいのがメリットと言えるでしょう。
他のECサイト構築方法に比べて運用費用も抑えやすいですが、ASPカートのサービス選定やマーケティング戦略については検討が必要になります。
六次元では商品の特性に合わせて売上を最大限に上げられるように戦略立案をしていますので、ASPカートやECサイト構築に興味をお持ちでしたらぜひ一度ご相談ください。
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