ECサイトの改善方法16選!課題発見がポイント!
目次
- ECサイトの改善は常日頃から!
- ECサイト改善の主なサイクル
- ECサイト改善施策16選
- 1. 新規顧客を増やす【集客UP】
- 2. リピーターを増やす【集客UP】
- 3. セット購入を提示する【客単価UP】
- 4. 商品を見つけやすくする【サイトの使いやすさUP】
- 5. 購入手続きを分かりやすくする【サイトの使いやすさUP】
- 6. モバイルサイトを強化する【サイトの使いやすさUP】
- 7. 表示スピードを早くする【サイトの使いやすさUP】
- 8. 商品のデメリットも紹介する【信頼度UP】
- 9. 事例や口コミを紹介する【信頼度UP】
- 10. 利用規約を分かりやすいところに表示する【信頼度UP】
- 11. よくある質問を用意する【離脱を防ぐ】
- 12. カゴ落ちがないようにする【離脱を防ぐ】
- 13. フォームの項目をなるべく減らす【離脱を防ぐ】
- 14. レコメンドをする【購入意欲UP】
- 15. 商品説明をより良くする【購入意欲UP】
- 16. 商品の画像や動画をより良いものにする【購入意欲UP】
- ECサイトの課題発見と改善の例
- UIとCVRとは?
- まとめ
ECサイトの改善方法を16選をご紹介します。
なぜ、あなたのECサイトにアクセスが増えないのか、商品が売れないのか、まずは課題を発見しましょう。
問題に気付くことができれば、改善することができますので、できることから対応していきましょう。
また、改善は常に行っていく必要があります。
改善のためのサイクルや、ECサイト改善のために知っておきたい用語「UI」「CVR」についても解説します。
ECサイトの改善は常日頃から!
ECサイトを運営している場合には、常に検証と改善を繰り返していくことで売上を増やしていくことができるでしょう。
現状で良い、と考えている場合でも、競合サイトは日々検証と改善を繰り返しています。
現状のまま放置していくことで競合サイトと大きく差を広げられ、どんどん売上が下がっていくことも考えられます。
ECサイト改善の主なサイクル
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ECサイトを改善するために、どのようなことが必要となるのでしょうか。
主なサイクルは、PDCAサイクルで回すことができます。
PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)です。
ECサイトの改善も、これに当てはめて考えていくと改善計画を立てやすいでしょう。
・Plan(計画)
現在のECサイトの課題から、改善の目標を設定して改善計画を立てます。
・Do(実行)
Planで立てた改善計画を実行に移し、課題を解決します。
・Check(評価)
Doで行った改善の効果があったかどうか、検証を行います。
・Action(改善)
改善を行ったECサイトを分析し、新たな課題を発見します。
改善部分は、コンバージョン率(CVR)により商品の購入や会員登録まで行った割合がどのくらい増えたかを見ることで把握することができます。
ECサイト改善施策16選
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ECサイトを改善するために、具体的にどうような施策を行えばよいのでしょうか。
実践的な16の方法をご紹介します。
1. 新規顧客を増やす【集客UP】
当たり前のことですが、まずはECサイトに人がこなければ物を売ることはできません。
集客力は重要なポイントです。
SEO対策を行い、検索上位にサイトを表示させ、新たな顧客を増やしましょう。
ユーザーの属性を考慮したキーワードの選定や、思わずクリックしてみたくなるようなページタイトルなども有効です。
SNSなどを活用し、新たなユーザー獲得のために情報を拡散するのもよいでしょう。
2. リピーターを増やす【集客UP】
せっかく獲得した顧客も、繰り返し訪問してもらえることや、再度購入に繋がらなければ継続した売上アップは見込めません。
そのためには魅力的な商品であることも重要ですが、購入後のメールでのフォローや、使い方・活用方法などの案内、リニューアルされた商品などを紹介していくことも重要でしょう。
3. セット購入を提示する【客単価UP】
購入する際に「この商品と一緒に購入されている商品」などが紹介される経験をした人も多いでしょう。
他の人が、その商品と一緒に購入されているということは、親和性も高くなります。
セットで購入すれば便利である、セットであることで少し安くなる、送料が無料になるなど、お得度が増せば、ついでに一緒に購入しておこうという意識が働き、客単価アップに繋がるでしょう。
4. 商品を見つけやすくする【サイトの使いやすさUP】
欲しい商品にすぐにたどり着けるということは、ECサイトを運営する上で見逃せないポイントです。
せっかく「欲しい商品があるだろう」と思いそのECサイトに来たとしても、肝心の商品がどこにあるのか直感的に分からない、検索画面が見つけにくい、カテゴリが分かりにくいなどとなると、途中で諦めて購入まで至らないこともあります。
使いやすいサイト、デザインを目指しましょう。
5. 購入手続きを分かりやすくする【サイトの使いやすさUP】
カートに入れるボタンが分かりやすい、商品の種類やカラー、サイズなどが直感的に選べるなど利便性を高めることも重要です。
長い説明文を読まなければ選べないような場合は、よく分からないからここで買うのはやめよう、となりがちです。
6. モバイルサイトを強化する【サイトの使いやすさUP】
今ではスマホでショッピングをする人が、パソコン利用よりも増えています。
ECサイトがパソコン用で作られている場合、スマホから見ると画像が途切れて読めない、拡大、縮小を繰り返さなければ内容が理解できないなどの問題が起こることがあります。
売上を伸ばすためには、モバイルサイトの強化は必須と言えるでしょう。
7. 表示スピードを早くする【サイトの使いやすさUP】
知りたい情報がなかなか表示されなくてイライラする…という経験がある人もいるでしょう。
サイトが重く、表示がされない、他の商品ページを開いているのに表示がもたつく場合など、購入に進んで住所などを入力する際にも表示が重くてエラーになるのではないか、と感じやすくなります。
他に欲しい商品があっても、見る気にならないでしょう。表示スピードが早く、サクサク動くよう改善しましょう。
8. 商品のデメリットも紹介する【信頼度UP】
売る側からすれば、商品の良いところを積極的に紹介したいと思うでしょう。
しかし買う側から考えれば、良い点だけでなく悪い点も知ってから購入したいものです。
あえて、その商品のデメリット面も紹介することで、信頼度を上げることもできるかもしれません。
9. 事例や口コミを紹介する【信頼度UP】
実際に使ったらどうなるのか購入前に知ることができる、これは購入する決め手にもなります。
買おうかどうか迷っている場合にも、この商品があればこんなに生活に便利になる、何かに役立つという具体的な事例があれば、自分がその商品を使っている姿を想像することができます。
また、口コミも購入を決める後押しになるでしょう。
10. 利用規約を分かりやすいところに表示する【信頼度UP】
送料や支払い方法など利用規約をなかなか見つけられないと、本当にこのECサイトを利用して大丈夫だろうかと不安を感じさせてしまうこともあります。
トップページにバナーを設置するなど、分かりやすく表示しましょう。
11. よくある質問を用意する【離脱を防ぐ】
疑問点があっても、実際にサイト運営者まで問い合わせをする人はごく一握りです。
多くの人は「質問をしなければならないのであれば、他のお店や商品を選ぼう」と考えてしまいます。
しかし、よくある質問を用意しておけば問い合わせをすることなく疑問を解決できる場合も多く、離脱を防ぐことができます。
12. カゴ落ちがないようにする【離脱を防ぐ】
商品を買い物カゴに入れたものの、最終的に購入するに至らないケースは「カゴ落ち」と呼ばれます。
アクセスが多い商品であるにもかかわらず、CVRが低い場合にはこの「カゴ落ち」が考えられます。
エラーチェックの即時表示や入力フォームの見直しなどをするとよいでしょう。
13. フォームの項目をなるべく減らす【離脱を防ぐ】
入力フォームが多すぎると、購入意欲の低下を招く可能性があります。
その情報は本当に必要な情報でしょうか。
必要なフォームのみを設置することで、離脱を防ぎましょう。
14. レコメンドをする【購入意欲UP】
ユーザーの年齢、居住地、性別などの属性に合わせて商品をおすすめすることで、購入意欲を上げることができます。
そのユーザーに合わせた商品提案を自動で行えるツールを導入し、購入意欲、顧客単価を上げましょう。
15. 商品説明をより良くする【購入意欲UP】
商品の説明はごちゃごちゃと書かれていると読む気がなくなります。
しかし少なすぎても欲しい情報が得られず、購入に至らないでしょう。
欲しい、気になると感じるユーザーにとって必要な情報を分かりやすく伝えるようにしましょう。
16. 商品の画像や動画をより良いものにする【購入意欲UP】
実際に手に取って選ぶことのできないECサイトでは、画像を見て選ぶことが多くあります。
さまざまな角度から撮影された写真、重要な部分を拡大して分かりやすくする工夫も必要でしょう。
また、最近では動画での商品紹介も活発に行われています。
実際にどのように使えるのか動画で見ることができれば、商品を決める大きな一手となるでしょう。
ECサイトの課題発見と改善の例
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ECサイトの課題を発見するための方法と改善の例をご紹介します。
アクセスを集めているページを分析してみる
実際に多くのアクセスを集めているページを分析するのは重要です。
競合サイト、検索上位のサイトを分析し、自分のECサイトと何が異なるのか分析しましょう。
アクセス数が少ないけど購入率が高い場合
商品の紹介などは魅力的に行えている可能性があります。
新規顧客を得るためにSEO対策やリスティング広告などを検討するとよいでしょう。
アクセス数が多いけど購入率が低い場合
商品の魅力が伝えられていない、フォームの入力項目が多すぎる、サイトのデザインが分かりにくい可能性が考えられます。
商品の伝え方などを見直しましょう。
自社のECモールを立ち上げたばかりの場合
まだ立ち上げたばかりの自社のECモールであれば、Web広告で宣伝することや、特化したブログを作ることもおすすめです。
例えばアクセサリーのECサイトであれば、InstagramやTwitterなどSNSに日々投稿して興味を持ってもらえるユーザーを増やしていく、アクセサリーに特化した情報をブログで発信し、ECモールにリンクするのもよいでしょう。
UIとCVRとは?
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ECサイトの改善をするために知っておきたいのが「UI」と「CVR」です。
それぞれについて解説します。
UIについて
UIはユーザーインターフェースのことで、ECサイトの場合には「ユーザーが利用する操作画面」と考えるとよいでしょう。
これをクリックすればどのようなページが表示されるのか、下へスクロールすると商品の詳細がわかるなど、見てすぐに理解できる場合、優れたUIと言えます。
ECサイトに限らず、インターネットを使う時に「見やすい」「使いやすい」「直感的にわかる」と感じることがあると思います。
あなたのECサイトも、ユーザーにそのように感じてもらうことで、アクセスや売り上げをアップさせることができるでしょう。
ECサイトのトップページに直感的にわかるボタンが配置されるなど、見やすく使いやすいデザインにすることで、商品を探しやすくなります。
また、購入手続きを分かりやすくすることもUI改善に当てはまります。
CVRについて
CVRは、Webサイトへのアクセス数のうちに、商品購入や会員登録、資料請求などまで進んだ割合を指します。
ECサイトで言えば、アクセスが大量にあったとしても、実際に商品の承認に至らなければ売り上げに繋がりません。
もちろん、アクセスがなければ売れないのですが、CVRを高めることが課題となることを理解しておく必要があります。
例えば、集客キーワードを再考するのもCVR改善のひとつです。
検索キーワードによってアクセスしても、そのキーワードと商品に関連が低ければ、欲しい商品ではない可能性が高く、購入まで至らないでしょう。
ターゲットを絞り、キーワードを再考しましょう。
また、スマートフォンからも見やすいデザインにすることも重要です。
実際にスマートフォンから閲覧し、見やすく操作がしやすいか確認をしましょう。
パソコン向けに作成している場合には、タップしにくい、レイアウトが崩れている、ということもあり、こうなると購入前に離脱してしまうことが考えられます。
まとめ
ECサイトの改善についてご紹介しました。
改善方法はたくさんありますが、気付いた部分から直していきましょう。
ただし販売している商品やECサイトの状態、分析結果によって対策や改善点も異なってきます。
プロの目線から見れば、そのECサイトの課題がすぐにわかることもあるでしょう。
改善してもなかなかアクセスが増えない、購入まで進まないと悩んでいる場合には、ECサイトのコンサルを頼むのも1つの方法です。
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