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Read more楽天出店の審査の流れと審査落ちしないための対策を解説!
目次
楽天へ出店するには審査を通過しなければなりません。楽天の出店審査は厳しいのか、落ちる理由は何なのかが気になる方も多いでしょう。この記事では楽天市場への出店する際の審査の受け方や流れをまとめました。審査落ちの対策方法も紹介しますので楽天出店準備の際にはぜひご活用ください。
楽天出店の審査の種類
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楽天に出店する際の審査は2つあります。楽天が実施している2つの審査についてまずはご紹介します。
出店審査
出店審査は楽天のRMSアカウントを作成するために必要な審査です。楽天市場の店舗として認められる条件を満たしているかについて書類審査を受けます。楽天に出展申し込みをした後、2週間~1ヶ月ほどで審査結果がわかります。
開店前審査
開店前審査は楽天の出店審査を通過してRMSアカウントを使えるようになった後、楽天に店舗を出店するために必要な審査です。RMSを使用してショップを作り、店舗経営の準備をしてから審査を受けます。楽天が定めているガイドラインや法令を満たしているかどうかを詳しく確認するため、2週間~1ヶ月くらいの審査期間がかかります。
楽天出店の審査の流れ
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楽天出店の審査は基本的な流れが決まっています。ここでは楽天の出店審査・開店前審査を受けて店舗経営を始めるまでの流れを紹介します。
1. 提出書類を用意する
楽天に出店するには審査のときに提出する書類を用意しなければなりません。最初に準備しておく必要がある書類は以下の通りです。
- 出店申込書
- 仕入伝票などの審査書類
- 商材や在庫の写真
- 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
- 営業許可や資格の関連書類(必要時のみ)
- 住民票(個人事業主のみ)
- 印鑑証明書(個人事業主のみ)
- 実店舗の写真(個人事業主のみ)
事前に楽天に資料請求をすれば必要書類の詳細を確認できます。あらかじめ資料請求をしてスムーズに審査を受けられるようにするのがおすすめです。
2. 書類を提出して出店審査を受ける
書類を用意できたら楽天の公式サイトで出店申込をします。事業形態や会社名、所在地や電話番号などの情報を入力して送信しましょう。楽天の担当者との電話または対面での打ち合わせをした後、必要書類を提出して出店審査を受けます。審査を通過したらRMSアカウントが発行されます。
3. RMSでショップ作りをする
RMSアカウントが発行されたらログインしてショップ作りをします。楽天で公開する店舗や商品のページを作成したり、店舗ルールについて学んだりすることが必要です。開店前審査を受けて店舗をオープンするために必要な作業を進めていきます。
4. 開店前審査を受ける
RMSでショップ作りを終えたら開店前審査を受けます。開店前審査を受けるためには以下のような作業をすべて完了することが必要です。
- 店舗ルール検定試験の合格
- 振込口座・自動振替設定口座の登録
- 商品登録
- カテゴリーページの用意
- 看板画像の作成
- 決済設定
- 配送設定
必要条件を満たした時点で楽天の担当者に連絡すると開店前審査を受けられます。不備があって審査が通らなかった場合には、問題点を修正して再審査を受けることも可能です。開店前審査を通過したらショップがオープンになり、商品販売を始められます。
楽天出店の審査落ち対策
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審査に落ちてしまうケースもあります。審査が通らなかったとしても再審査を申請できますが、原因がわからないと対処できないでしょう。楽天では2回の審査についてどちらも2週間~1ヶ月かかるので、審査に落ちてしまうとオープンのタイミングが大きく遅れる原因になります。ここで楽天出店で審査落ちにならないための重要な対策を説明します。
個人事業主・法人になる
楽天に出店するには個人事業主として開業するか、法人として登記する必要があります。会社に勤めてる人が副業として楽天にショップをオープンすることはできません。楽天に出店するなら個人事業主または法人になることが必須です。
信頼性・知名度を高めて実績を作る
楽天では良質な商品やサービスを提供する個人事業主・法人を選んで出店を許可しています。運営者の信頼性・知名度についての具体的な基準は公開されていませんが、審査を通過するには今までの実績が影響します。店舗販売での売上があってよく知られている、他のECモールで販売実績があって口コミ評判が良いといった条件を満たすと審査が通りやすいでしょう。初オープンが楽天市場という場合には審査が通りにくい可能性もあるため、他で実績を作るのがおすすめです。
審査項目の要件不足
審査項目の要件を満たしていないのが原因でオープンできないこともあります。提出書類が不足していたり、必要な設定を終えていなかったりするのが原因で審査落ちになることは多いので注意が必要です。楽天では以下の7つのガイドラインを作成しています。ガイドラインを満たしていなかった場合にも要件不足で審査落ちになる可能性が高いです。ガイドラインを熟読して問題点を探し出しましょう。
- 楽天市場憲章・楽天市場出店規約
- 安心・安全なショッピング環境をつくるためのガイドライン
- 店舗運営に関するガイドライン
- 各ジャンルに関するガイドライン
- その他各種規約・ガイドライン等
- 規約・ガイドライン関連情報
- その他
禁止事項に該当しないことを確認する
楽天では販売してはならない商材や、サービスやページ設計における禁止事項を定めています。審査が通らないときには禁止されている内容に該当していないかどうかを確認するのが大切です。禁止事項はガイドラインにも記載されていますが、特に楽天でも審査に関連して取り上げて注意喚起をしている項目を紹介するので参考にしてください。
取り扱い禁止商材
楽天で取り扱いが禁止されている商材として特に注意喚起されているものが以下のようにたくさんあります。アダルト向けの商材や宗教色の強い商品なども不適切と判断される場合があるので注意が必要です。
- 法令による規制のあるもの
- 譲渡や転売が禁止されているもの
- 他人の権利・利益の侵害リスクがあるもの
- 公序良俗・モラルに反するもの
- 青少年の保護育成に悪影響を及ぼす可能性があるもの
- 毒物や爆発物などの危険物
- 楽天が不適切と判断したもの(消費期限の切れた食品や使用期限の切れた医薬品など)
禁止事項
楽天のガイドラインで禁止行為とされている中でも気をつけた方がよい項目は以下の5つです。
- 外部リンクの設置
- システム外での購入を促す行為
- サクラ行為
- 商品画像登録ガイドライン違反
- 画像の無断転載
楽天ではシステム外での販売による課金回避行為を禁止しています。自社ホームページにリンクを張ったり、電話やFAXでの注文を受け付ける旨を記載したりすると違反になって審査が通りません。
景表法や薬機法などの法律
諸法規に抵触する表記や販売方法が見られた場合にも審査落ちになります。特に以下の法律による広告規制や表示規制については注意が必要なので、審査が通らなかったときにはチェックしましょう。
- 医薬品医療機器等法(旧薬事法)
- 景品表示法
- 食品衛生法
- 健康増進法
まとめ
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楽天出店の審査は独自のガイドラインに基づいているので詳しく理解して対処した上で申し込むのが大切です。出店審査は比較的通りやすいですが、開店前に必要なオープン審査では細かな表記まで詳しくチェックされるので審査落ちになるリスクがあります。楽天のガイドラインを熟読して、店舗ルール検定にも合格してから審査を受けましょう。
ショップ作りで失敗すると全体を作り直さなければならない場合もあります。弊社にご相談いただければ楽天のガイドラインを遵守したショップ・商品ページを制作いたしますのでご検討ください。
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