ネットショップの売上を上げるには、ネットショップの売上を作る代表的な方程式を絶対的に知る必要がありま…
Read moreリソース不足を解決するための管理方法と解決方法を解説
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ネットショップ・ECの運営と一言で言っても膨大な数のタスクがあります。
実際に毎日運営業務に携わっている私も、この記事にたどり着いてくださったあなたも「リソースが足りない」とこの1週間のうちに一度はつぶやいたのではないでしょうか。
ネットショップ・ECの運営業務でのリソース不足の問題を解決するにはどうしたらいいのか。
そもそも何を指しているのか。
ネットショップ・ECの運営現場の現状を踏まえながら考察・解決策を提案します。
リソース不足、といってもいろんな種類がある
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リソースの種類
ここで単語の指す種類について少し整理しておきましょう。
大きく分けて3種類に分類することができます。
- ヒューマンリソース
会社で働く従業員にあたります。単純に従業員の数だけでなく、採用や育成、退社などの問題も関係してくる一筋縄ではいかない問題です。 - 経営リソース
人に加え、時間、情報、お金、知的財産などが当てはまります。 - 外部リソース
アウトソーシングなどの業務委託を行っている部分が外部リソースに当たります。
上記2つとは違い社外のリソースです。
ネットショップ・EC現場では
一言に「リソース」といっても指すものは様々ということですね。
リソースとは資源や資産を意味する単語です。
しかし、ネットショップ・ECの運営現場では何を指す言葉かというともう2つしかありません。
人材か時間です。
確かに資源の不足は地球規模の問題でもあるし、SDGsも取り沙汰されて久しいですね。
しかし何度でも言います。
ネットショップ・ECの運営現場でリソース不足といえば、人材か時間かのどちらかしかありません。
ネットショップのリソース不足を解決するには
リソース不足の解決は「見える化」から始める
先ほども記載させていただいたように、ネットショップ・ECの運営現場でのリソース問題といえば、人材か時間が主な課題です。
それはなぜなのでしょうか?
中々手が回らずに日々ぎりぎりの状態で業務を行っているのはなぜなのか。
ネットショップ・ECの運営は、思っているよりもものすごく工程が多いですし、突き詰めていけばやることは無限大にあります。
商品の出品にも、まず写真を撮って、その加工をして、LP画像を作って、その画像を使ってページを作って。。。と、実店舗であれば商品を店頭に並べればいいだけのところ、何工程もかかってしまいます。
その後は販促用にSNSやメルマガやLINEの準備がいるんですよね。
さらにさらに、データも様々な物が出せますから売れた後の分析も詳細に行いたいところです。
皆さんは商品の出品から販売までに必要な工程とその工程にかかる時間をおおよそ把握していますか。
どの作業に、どれくらいの時間をかけているのか。
それが今後短縮できそうな見込みはあるのか。
その時間を1日の勤務内に入れこんでみたことはありますか。
そうすれば1日これくらいまでできる、という予定が立ちますよね。
そして実際に1日を過ごす中で何の作業にどのくらい時間がかかったかメモしながら過ごしてみてください。
アナタだけではありませんスタッフ全員です。
もちろんめんどくさいと思います。
ECの運営は日々に追われがちです。
そんなことしている場合じゃないんだという気持ち、痛いほどに分かります。
モールに出店していればモールの急なイベントに対応しなければいけないこともありますし、急に商品の出品の変更があることも、しばしばですよね。
分かります!
しかし、そういったことに対応するためにも必要な作業なんです。
実際に1日の行動をメモをしながらやってみると、「ここに思ったよりも時間がかかっている」という部分が見えてくると思います。
また、各工程に必要な時間も分かってくれば●●人でこれだけの仕事はここまでしかできない、ここまではできる、という予測が立つようになってきます。
また、スタッフごとの役割分担も明確にできることも1つのメリットですので、面倒だと思いますが1週間といわず2週間は続けてみてください。
作業内容をすべて「見える化」することにはメリットがたくさんあります。
ボトルネックを洗い出す
思っていたよりも手間がかかっていた作業=ボトルネックになっている部分ということになります。
ボトルネックとは、全体に影響する問題要因のことです。
では、このボトルネックをどのように解決していくのか。
まずは自分たちで効率化する方法を考えましょう。
ボトルネックになっていることが得意な人材を採用するのもありでしょう。
急な変更や対応が多いのであればそういったことが起きないようにチェックする工程を設けるなど、先回りしてできることもあるでしょう。
時間を短縮できるツールの導入も考えられる解決策ですね。
また、知識を学ぶことによって短縮される時間もあるはずです。
しかしどうしても人材の確保が難しかったり、自分たちの苦手領域だなと思うことに関してはアウトソーシングを検討するというのも重要な考え方です。
リソース不足時は外部リソースを検討しよう
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ECを長年経験している人材にお願いした方が作業効率は格段に良くなりますよね。
データを分析するにしてもデータを出すことに手間ばかり取られていては意味がありません。
店舗のことを一番分かっているのは、店舗担当のあなたです。
データを出す方に手間を使うより、誰かに出してもらったデータを見て商品のことや施策を考える方に時間を使った方がいいかもしれません。
売れる施策に時間を使えるようにするためにも考える以外の単純作業はアウトソーシングも検討してみましょう。
また、アウトソーシングをすることの魅力の1つが人材が辞めないということです。
先述した通りアウトソーシングは外部リソースです。
人が辞めたからといって、作業ができないということにはなりません。
契約をしている限り一定レベルの作業が淡々と納品されます。
「担当者が辞めたのでどうにもならない仕事」というのが生まれがちなのが、ネットショップ・ECの運営現場です。
そういった心配がなくなるのは担当者としては助かりますよね。
六次元では運営代行~販売戦略まで幅広くネットショップ・ECの運営のサポートをしています。
この部分の業務のみ、などのご相談も受けられますので、そんなにコストがかけられない、というお悩みをお持ちのご担当者の方も、まずはご相談ください。
株式会社六次元(ROKUJIGEN)
リソース不足による問題点
「リソース不足が続いているけど、何とかやれている。」と、現状急ぎの課題ではないと考えている方も多いと思います。
ですが、問題を先送りするだけでは企業全体に問題が出る可能性もあります。
どういった影響があるのか見ていきましょう。
①生産性が下がる
人手不足が続いている状態では必然的に生産性は右肩下がりでしょう。
そういった職場環境では各従業員に負担がかかります。
また、必要なツール(高スペックのパソコンや撮影用カメラ、加工用ソフトなど)が不足している現場では各工程がさらに伸びてしまい、必要以上に従業員への負担は増える可能性も考えられますね。
従業員の離職に繋がり、負の連鎖になってしまいます。
②競争力の低下
生産性が低いということは、作業が全て後手後手になってしまうということです。
目の前の仕事をこなすのに精いっぱいで、市場のニーズに合わせた「売れる準備」ができない状態といってもいいでしょう。
また経営ソースにあたる、「情報」を得る手段はありますか?
情報があったとしても、対策ができないかもしれませんね。
今はまだいいかもしれません。
目の前のことだけやっていても売上が立っている状況かもしれません。
しかし、その状況が続いていくと、確実に市場内での売上シェアは削られていくでしょう。
今やどこの企業もネットショップに力を入れています。
国内有名企業や、海外有名企業がライバルになりえる中で、対策は必須です。
③従業員の離職
事業を拡大させるための資金や、従業員を育成するリソースも必要です。
市場競争力を失ってしまった場合、上記の確保が難しくなり、従業員の離職は増えるでしょう。
経営全体にもダメージです。
リソース不足を嘆かないで
リソース不足を感じていながらも、「今すぐには必要ない」「まだ自分たちでできるかな」「分からないなりに頑張っている」と心では思っているネットショップ・ECの運営担当の方は多いと思います。
先ずは、自分たちが何にどれくらい時間を使っているのかを把握してみてください。
それを踏まえて改善策を考えましょう。
そして、後回しにしていたデータの分析や、売れる施策を考える時間を作るためには、どうしたらいいのか考えましょう。
・人材の採用
・ツールの導入
などが考えられます。
自分たちでやらないことを決め、どうしたら売れるのかに集中するためには、アウトソーシングの導入も検討してみてください。
六次元ではジャンル問わず多くのネットショップ・ECサイト運営をサポートしてきた実績があります。
マーケティング部分から受注対応などの実務まで幅広くお手伝いさせていただいております。
ぜひ限られた時間を自社の商品の魅力を伝えて、拡散させることを考える事に使えるようにしてください。
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