リスティング広告を活用しようと思ったときにGoogle広告ではどのくらいの費用がかかるのかが気になる…
Read more新サービスのマーケティングは認知度の向上が鍵!広告による成功事例をご紹介!
目次
マーケティングでは認知度の向上を通じて大きな成功を得ている事例が多数あります。六次元では先進的なVR技術による新しいプラットフォームサービスを開発したクライアント様からご相談を受けました。
この記事では一般的に認知のない新サービスの利用者獲得を目指す広告運用で成功した事例を紹介します。認知度の向上の重要性や有効な施策の種類をぜひご確認ください。
【事例紹介】VRの新サービスでの広告運用
出典:https://www.shutterstock.com
六次元での事例をご紹介します。
新しいVR技術の活用によってプラットフォームを確立したクライアント様からご相談がありました。VRによるバーチャル展示会ができる画期的なプラットフォームサービスを商材としているクライアント様です。
オンラインサービスが広がってきているものの、VRによるバーチャル展示会サービスと言われてもイメージが湧かない人も多いでしょう。よく知られていない新サービスという不利な面を覆し、プラットフォームの利用者の獲得をしたいというご相談を受けた事例です。
クライアントが抱えていた課題
クライアント様が抱えていた課題は、端的に言えば新サービスの利用者を獲得することでした。バーチャル展示会を開催できるプラットフォームなので、利用する企業がたくさん集まってこそ価値が高くなります。このビジネスには以下の2つの課題がありました。
- 新サービスなので認知されていない
- プラットフォーム利用の検討段階に入らない
VR技術がそもそもまだビジネスの世界で価値を正しく理解されていない状況があります。さらに新サービスで認知度が低かったので、興味を示す企業がいないのが大きな課題でした。結果としてプラットフォームの利用検討すらおこなわれることがない状況だったのがご相談を受けたときの状況です。
課題解決の施策
認知されていなくて検討すらされない状況を打開するには、WEB広告の運用が効果的な施策だと考えられました。まずはWEB広告では基本のリスティング広告から運用を開始して様子を見ました。
広告予算として20万円を用意していただいてリスティング広告の運用をしましたが、結果、広告予算を消化できませんでした。指名キーワードだけでなく、一般キーワードの利用もリマーケティング広告をしても効果が上がりませんでした。
広告予算を消化できないくらいキーワードが検索されていなかったのが原因でした。そこで、プラットフォームの利用者を増やすコンバージョンの獲得よりも、認知拡大が最重要課題と考えてディスプレイ広告の運用を始めました。
施策の結果
ディスプレイ広告による認知度の向上を目的とする広告運用に切り替えたことで劇的な変化が起きました。切り替えた当初のインプレッション数は6,000回程度でしたが、運用を通して55万回(92%UP)にまで増加させることができました。
広告クリック数は当初500回だったのが4,400回に増加しています。問い合わせフォームへの到達を指標とした計測結果でも当初3件だったのが17件に急増しました。
<簡単まとめ>
事例
|
一般的に認知のない新サービス(バーチャル展示会ができるプラットフォーム)BtoB
|
目的
|
プラットフォーム利用者を増やしたい
|
課題
|
認知されていない新サービスのためプラットフォームまで辿り着かない
|
施策
|
◉最初はリスティングのみ広告運用 20万 →検索広告(指名、一般KW、リマケ)を利用したが、そもそもサービスとして認知がなく、広告費用を投下しても消化できない ◉認知拡大のためにディスプレイ広告(=バナー広告)開始 |
結果
|
|
【事例考察】成功のポイントは認知度の向上
VR技術による新プラットフォームの利用者を増やすのが当初の課題だったため、リスティング広告の運用を始めましたが、技術的にもサービス的にも一般的に認知されていない新サービスのため検索されていないという問題が浮上しました。
この課題に気付き、ディスプレイ広告に切り替えて認知度の向上を目指したのが成功につながったポイントです。
もともとの目的にこだわってコンバージョンの獲得や広告クリック数の増加を目指して広告運用をしていたら、いつまでも認知度は上がらなかったかもしれません。
ディスプレイ広告による認知の向上に焦点を切り替えたことで広告配信が最適化されました。目的と商材に応じた広告の種類の選び方が重要であることが分かる事例です。特に新しい商材では認知度を上げる戦略を立てることも重要だとわかるでしょう。
そもそもユーザーの購買行動は認知から始まります。マーケティングで有名なAISASの法則では、認知・興味・検索・行動・共有という流れで消費者の行動を起こすというモデルを提唱しています。すべての起点になるのは認知だと考え、基本に立ち返って認知向上から始めるべきだと考えたのがこの事例の成功のポイントでした。
認知度を上げるのに効果的な施策
出典:https://www.shutterstock.com
この事例では認知度を上げる施策としてディスプレイ広告を選びました。WEB検索やポータルサイトなどの閲覧時に露出する機会が多いディスプレイ広告が商材にマッチすると考えたからです。他にもディスプレイ広告以外にも認知度の向上につながる効果的な施策があるのでまとめてご紹介します。
SNS広告
FacebookやInstagram、Twitterなどに出稿するSNS広告は認知度の向上に効果的です。SNSはユーザーが情報収集の手段として用いるケースが増えているためです。暇つぶしにスマホでSNSの投稿を読む人も多いため、繰り返し広告を見てもらえる可能性があります。SNS広告には種類が多く、WEB広告とは異なるユーザー層を狙えるので併用するのも効果的です。
動画広告
動画広告はディスプレイ広告としても出稿できますが、YouTubeやTikTokなどで配信することもできます。人は動いているものに目を引かれるので、再生された内容を記憶に留めてもらえる可能性が高いのが動画広告の魅力です。特にYouTubeやTikTokでは映像だけでなく音声も使ってユーザーにアプローチできるため、認知度を上げるのに高い効果があります。
記事広告
記事広告はブログのように記事を書いて商材の宣伝をする広告方法です。SEO対策をしてGoogle検索やYahoo!検索で上位に表示されるようになると、自然検索による流入を増やせます。上位に表示されるだけで記事タイトルやディスクリプションを目にしてもらえるため、認知度の向上にもつながる施策です。
プレスリリース
ニュースサイトや自社ホームページでプレスリリースを出して認知度を上げる方法です。PR TIMESなどのプレスリリース配信に特化したサイトで取り上げてもらうと、新しい情報にアンテナを張っているユーザーに知ってもらえるでしょう。社名が知られている場合には、自社ホームページでプレスリリース記事を掲載するだけでニュースサイトが取り上げてくれる可能性もあります。
メールマガジン
メールマガジンの配信は既存顧客がいる場合に、新しい商品やサービスを知らせるのに効果的な手法です。顧客に登録してもらって新商材の情報をメールで配信する仕組みです。クーポンやセール情報などを配信すると購入してもらえる可能性が高くなります。
SNSアカウントの運用
SNSの公式アカウントを作成して投稿するのは無料でできる魅力的なアプローチです。SNSで商材を紹介するとユーザーから反響を得られます。シェアやいいねをしてもらえる可能性もあり、商材を幅広いユーザーに見てもらえるチャンスがあります。
街頭広告・電車広告
街頭広告や電車の吊り広告、駅広告などを利用するのも認知度の向上につながります。QRコードを広告にプリントしておくと、すぐにその場で詳細を見たい、申し込みたいというユーザーがアクションを起こしてくれます。通勤や買い物の途中で何度も見てもらえる可能性が高いので、商材やブランドを記憶に留めてもらいやすいのが特徴です。
展示会への出展やセミナーの開催
展示会への出展やセミナーの開催などのイベントを活用すると認知度が飛躍的に向上します。今回ご紹介したVR技術によるオンライン展示会も多くのユーザーに見てもらえる舞台として活用できます。
展示会では商材について広く知りたいユーザーが集まるのが特徴です。一方、セミナーは特定の分野に興味があるユーザーに新しい商材の特徴や応用例を説明して理解を深めてもらうことができます。その場で商材の販売もできるのも魅力です。
まとめ
出典:https://www.shutterstock.com
一般的に知られていない商材のマーケティングでは認知を上げる対策が重要です。最終目標は売上などのコンバージョンの増加だったとしても、施策としてはユーザーに認知してもらうところから始めるのが近道のこともよくあります。
この記事では新しいVR技術によるプラットフォーム集客について弊社で対応した際の成功事例を紹介しました。本件ではディスプレイ広告の運用が成果につながりましたが、商材や知名度によって適した広告は異なります。マーケティングでお悩みの際にはぜひ弊社にご相談ください。
資料ダウンロードはこちら
1,000本以上の広告を運用してきた代理店が教える『WEB広告運用3つの超基本』
フォームに必要事項をご記入いただくと、無料で資料ダウンロードが可能です。