マーケティングでは認知度の向上を通じて大きな成功を得ている事例が多数あります。六次元では先進的なVR…
Read more問い合わせを増やすにはクロスメディア!成功事例の戦略を徹底解説!
目次
ホームページからの問い合わせを増やす方法としてクロスメディアは効果的なアプローチです。この記事ではリスティング広告とFacebook広告のクロスメディアによって求人サイトへの流入を増やし、問い合わせ数を増加させた事例をご紹介します。
成功に導いた戦略の詳細を解説しますのでご確認ください。
【事例紹介】地方銀行が運営するハイクラス求人での広告運用
出典:https://www.shutterstock.com
六次元が実際に担当した、地方銀行が運営するハイクラス求人での広告運用事例をご紹介します。
クライアントが抱えていた課題
六次元では地方銀行様からハイクラス求人の問い合わせを増やしたいとご相談を受けました。
クライアントの地方銀行様では求人の問い合わせ数が少ないという課題を解決するためにLPを作成するなどの対策をされていました。それでも問い合わせが多くならなかったため、弊社に相談されています。この時点での課題は次の通りです。
- 月間の問い合わせ数が10件程度しかなかった
- もともとサイト流入が少ない
- 制作したLPからの問い合わせも少ない
月間の問い合わせ数がわずかで、原因はサイト流入が少ないことでした。対策としてLPを制作していましたが、LPからの問い合わせも少なくて効果が出ていないのが課題でした。
課題解決の施策
求人への問い合わせが増えていない原因のひとつに、LPを制作したのに広告を出稿していなかったことが挙げられます。LPを制作してもLPに着地するユーザーを増やさなければ問い合わせ数は増加しません。
そこで、まずは広告予算の確保を提案して、Google検索とYahoo!検索でリスティング広告の運用を提案しました。
25万円の広告予算でリスティング広告を運用しましたが、結果としては配信ボリュームが少なく、効果があまり出ませんでした。そこで、ビジネスシーンでよく用いられているSNSのFacebookに着目し、Facebook広告の並行運用を開始しました。
この施策によって、Facebookの広告を見たユーザーがネットで検索をし、リスティング広告からアクセスすることで問い合わせが増えました。コンバージョン獲得数の増加を目指して広告予算を55万円に増額することを提案し、運用を続けました。
広告運用施策の結果
リスティング広告とFacebookの並行運用を1年間にわたって実施した結果、ユーザーの問い合わせ数が10件だったときから7倍の70件になりました。さらに広告運用におけるCPAについても6万円から1万円に減らすことができ、コストパフォーマンスを上げることに成功しました。
Facebook広告の並行運用を開始して成果が出たときに広告費を上げたのでコストは約2倍になりましたが、問い合わせ数は7倍となって大きな集客効果が生まれています。
クライアントの地方銀行様からは「問い合わせが思っていた以上に増え、現場が忙しい!」と嬉しい悲鳴が。期待していた以上の成果に現場が追い付かない状況があり、「採用して増員しなければ!」とのコメントをいただきました。
<簡単まとめ>
事例
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地方銀行が運営するハイクラス求人
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目的
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問い合わせを増やしたい
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課題
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施策
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◉最初はリスティング広告(G/Y) 広告予算25万 →しかし、配信ボリュームが少ないため効果は△だった ◉リスティングと並行してFBスタート FBで広告を見かけたあと検索する → 検索広告からCV獲得 その後55万まで予算をあげた |
結果
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<クライアント様からの声>
広告での問い合わせが思っていた以上に増え、「採用して増員しなければ!」の嬉しい悲鳴
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【事例考察】成功のポイントはリスティング広告×Facebook広告
この求人お問い合わせ獲得の事例の成功ポイントはFacebookの活用でした。一般的な情報収集に用いられている検索エンジンだけでなく、ビジネスシーンでよく情報収集に使われているFacebookにも広告を出して相乗効果を生み出したことが成果につながったと考えられます。
一つの広告にこだわらずに、ハイクラス求人サイトのユーザー層を考えてクロスメディアで広告を出稿したのが大きなポイントです。
クロスメディアとは?
出典:https://www.shutterstock.com
ここでご紹介したハイクラス求人の事例ではクロスメディアがキーポイントでした。クロスメディアとは複数の種類のメディアを組み合わせて宣伝広告をするマーケティング戦術です。
インターネットメディア、デジタルメディア、アナログメディアなどを組み合わせて広い範囲のユーザーにアプローチするのが特徴です。クロスメディアによるマーケティングはメリットが多く、戦略もさまざまな形で描くことができます。
クロスメディアのメリット
クロスメディアでマーケティングをするメリットはユーザーの獲得力が高く、複数のメディアの相互作用を通じてアクションを誘導しやすいのがメリットです。情報が露出するメディアが増えるので、クロスメディアでマーケティングすればユーザーを広く獲得することが可能です。
複数のメディアで情報を提供すると、詳しく知りたいユーザーをサポートできる点でも優れています。商材の魅力をよく理解したユーザーはアクションを起こす可能性が高いので、クロスメディアにするとコンバージョンが増加するチャンスが大きくなります。
クロスメディアの戦略の例
クロスメディアの戦略にはさまざまなパターンがあります。以下のような例が典型的ですが、メディアの種類は増え続けているので多様な戦略を立てることが可能です。
- リスティング広告×SNS広告
- ディスプレイ広告×動画広告
- ブログ運用×リスティング広告
- テレビCM×リスティング広告
- 街頭広告×SNS広告
近年では情報収集の手段としてウェブやSNSなどのインターネットメディアの活用が進んでいます。リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告や動画広告などのそれぞれの特性を生かして組み合わせるのがクロスメディアのマーケティング戦略として効果的でしょう。
Facebook広告と相性がいい商材
出典:https://www.shutterstock.com
今回紹介した事例ではFacebook広告の運用を始めたこともポイントの1つです。ただ、Facebook広告を利用すればどのような商材でも成果が出るとは言えません。求人関連のサイトはFacebookとの相性が良いため成功しました。
Facebookのユーザー年齢層は30代~50代が中心で、実名登録制になっているのが特徴のSNSです。個人を特定した上で付き合えるのが特徴で、ビジネスや友人とのコミュニケーションを目的として利用されるのが主流になっています。
この特性を加味して今回の事例ではFacebook広告で成果が出ると想定しました。この成功事例とFacebook広告の関連性も踏まえながら、相性のいい商材について解説します。
BtoBの商材
ビジネス利用が多いFacebookはBtoBの商材にマッチします。この事例では採用会社の人材獲得を支援するBtoBのビジネスです。求職者にとっても仕事を手に入れるためのサービスなので、ビジネス意識が高いと考えられました。
他にも業務ツールの販売やコンサルティングサービスなどのBtoBビジネスであればFacebook広告は効果的と言えます。
ユーザー属性によるターゲティングが重要な商材
Facebook広告ではユーザーが実名登録をしているため、性別や年齢、居住地などによる正確なターゲティングができます。今回の事例ではハイクラスを狙って転職したい人を狙うサービスなので、30代~50代くらいのキャリア層がメインターゲットでした。広告配信の際にはターゲットのユーザーを定めて配信するとコストパフォーマンスが上がります。
Facebookのメインユーザーは30代~50代です。40代前後の女性をターゲットとするアンチエイジング化粧品、50代くらいから意識する人が多いサプリメントなどは相性が良い商材です。ユーザーの個人情報に基づくターゲッティングが必要な商材では、他のSNSよりもFacebookに広告を出すと成果につながりやすいでしょう。
まとめ
出典:https://www.shutterstock.com
ホームページやLPから問い合わせを増やすのはマーケティングでは欠かせません。この記事では弊社でクロスメディアによる戦略が功を奏した事例をご紹介しました。
商材に合わせたメディアを選択して広告運用を進めれば大きな成果につながります。Facebook広告だけでなく、他のSNSとの相性も考えて運用できるのは弊社の強みです。問い合わせを増やせずにお悩みの際にはぜひ弊社にご相談ください。
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