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【必見】Linkedin企業アカウントを運用する上での7つの注意点

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転職活動を行っている求職者や、ビジネスパートナーの獲得、専門的なフィールドでの情報収集のためにLinkedinを活用しているユーザーは日本国内でもどんどん増えてきています。

それに伴い、国内企業でも、ハイキャリア層や若く優秀な人材を採用するために採用活動にLinkedinに注力しているケースも増えています。

その中で必須となるのは企業アカウントの運用ですが、

企業アカウントには、その特徴を理解した上で、絶対に守っておかなければならない注意点があります。

この記事では、Linkedin企業アカウントの特徴・重要性とその注意点について解説していきます。

 

Linkedin企業アカウントの立ち上げ方はこちらの記事で解説しているので参考にしてみてください。↓

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Linkedinの企業アカウントの重要性

 

Linkedinは専門家やその道のプロフェッショナルとコミュニティを築くために不可欠なツールであり、日系企業にとっても大きな恩恵をもたらすプラットフォームとなっています。

注意点に関して説明する前に、Linkedinの企業アカウントにはどのような特徴があって、なぜ重要なのか、その役割についてしっかり理解しておく必要があります。

①プロフェッショナルネットワーキングの場

Linkedinは非常に感度が高くハイキャリアなユーザーが使用しており、ビジネス・転職活動のためのSNSです。

ネットワーキングやビジネスチャンスの発見に最適であり、あらゆる領域の専門家たちと様々なコミュニティを作り上げることができます。

②ブランド認知度の向上

企業アカウントを通じて、投稿を行っていくことでブランド認知度を高め、業界内での存在感を確立できます。

そうすることで自社サービスの存在を知ってもらうことができ、案件の依頼が来たり、申し込みに繋がったりと様々な効果を得ることができます。

③人材獲得とリクルート活動

Linkedinは優秀な人材とのコンタクトや採用プロセスを簡素化するためのツールとしても非常に重宝されます。

求職/転職活動を目的としてLinkedinを使用しているユーザーが多く、意欲も高いためミスマッチが起こりづらいというのが特徴です。

更に、Linkedinで直接的にやり取りを行えるため、別の転職サービスやエージェントサービスを利用する必要がありません。

採用のための費用面から見ても採用活動には非常に優秀なツールと言えます。

Linkedin企業アカウントの運用における7つの注意点

 

Linkedinの企業アカウントを運用する際にはいくつかの重要な注意点があります。

この章では、特に注意が必要な7つのポイントについて解説していきます。

①ターゲットオーディエンスの明確化

誰に向けてコンテンツを提供するかを明確にし、ターゲットオーディエンスに合った情報を提供しましょう。

情報を届ける相手が明確でないと、「いったい何をしている企業なのか?」と不安に思われて、一貫性を失い、ブランド力も低下してしまいます。

ただ、投稿自体を始めてみないと何が正解なのかはわからないので、ターゲットは明確にしつつも、投稿の幅を持たせて試験的に色々な発信を行っていきましょう。

②コンテンツ戦略の構築

適切なコンテンツ戦略を策定し、定期的な投稿や更新を行い、フォロワーとのエンゲージメントを高めましょう。

文章のみの投稿だけでなく、動画やアンケート投稿など、多くの投稿形態を活用し、様々なユーザーへのアプローチを仕掛ける必要があります。

ただ同じような投稿をし続けていては、人的リソースと時間の無駄遣いに終わります。

ユーザーの興味を惹くような投稿を続け、企業アカウント自体が一つのコンテンツとなれば、多くのビジネスチャンスを掴むことができるようになります。

③プロフィール最適化

企業プロフィールの情報を正確かつ魅力的に表示し、プロフィールの最適化を行いましょう。

こちらも企業のブランド化を図る上でも絶対に欠かしてはならない要素の一つです。

Linkedinユーザーが最初に見る企業情報はこちらのプロフィール欄になります。

個々の情報が極端に薄かったり、事業内容に一貫性がないと、途端に信用を失ってしまいます。

しっかりとプロフィールは端的でわかりやすく、しっかりと内容を充実させましょう。

④エンゲージメントの促進

 

フォロワーとの対話やコメント、「いいね!」などのエンゲージメントを積極的に行いましょう。

他ユーザーとのコンタクトを積極的にとらないアカウントは、インプレッションも伸びず、他ユーザーの反応がよくなりません。

「私の投稿にコメントしてくれたからコメントし返そう」と思ってコメントしてくれるユーザーが増えていきます。

Linkedinにおいて伸ばしたいのであれば、まずは自分から他ユーザーの投稿に対してリアクションを取っていきましょう。

ちなみに、Linkedinの「いいね」は、他SNSで言うところの「シェア」に近いものになります。

いいねをしてもらうだけで相手ユーザーのフィードに表示されるようになるので、一気に自分の投稿の露出が高まりインプレッションが増えます。

継続的に他ユーザーとコミュニケーションを取ることで、互いにコンテンツをシェアできるような環境を作っていきましょう。

また、「つながり申請」も効果的です。

こちらは相互フォローのようなものですが、そうすることで互いのフィードに投稿を表示させることができ、多くのユーザーに認知してもらうことができるようになります。

⑤分析と改善

Linkedin のアナリティクス機能を使用して、施策の効果をモニタリングし、必要に応じて調整を行いましょう。

インプレッションやユーザーのリアクション数、クリック率等から、それぞれの投稿によってどのくらいの効果が出ているのかをチェックすることができます。

あまりインプレッションが増えていない投稿を見返したときに、ハッシュタグが不十分だった、投稿時間が悪かった、内容がユーザーの興味を惹くものではなかった等、様々な問題の原因を分析することができます。

基本的にトライ&エラーを繰り返すことがLinkedinはフォロワーを増やしていくことができます。逆にコレをしなければ、Linkedinアカウントでの発信の意味がありません。

まずは何かしらの発信をしてみて、効果を検証してみましょう。

⑥コンプライアンスと法的注意

Linkedinの利用規約や法的規制に従い、コンプライアンスを守ることが重要です。

Linkedinの利用規約(https://jp.linkedin.com/legal/user-agreement)を一読した上での発信をおすすめします。

企業アカウントの運用ということであれば、著しく礼節やマナーを欠くような投稿もしないとは思いますが、

著作・肖像権の発生しそうな投稿や、政治や宗教に関わることなどはセンシティブな側面もあるので、極力控えるほうが吉です。

しっかりと「法人/企業の顔」として発信を行っていることを忘れぬようにしましょう。

⑦競合調査

競合他社の発信・活動内容を確認し、競合に対抗できる戦略や施策を考えましょう。

どのような方向性の発信をしており、どのように認知を高めているのかチェックすることも大事ですが、そこからさらに如何に差別化を図っていけるかも重要です。

Linkedinのコンテンツ作りに正解はありませんが、競合他社のコンテンツをチェックせずに始めてしまうと、投稿の方向性を見失い、余計な回り道をしてしまうことになるかもしれません。

SNSでの発信で成果を出すには基本的に長い時間で見て行く必要があります。

企業アカウントとしての他社ロールモデルを作り、そのモデルをいつかは超えていけるような発信を目指しましょう。

成功事例とベストプラクティス

 

この記事の最後に、Linkedin企業アカウントを成功させるための実際の事例とベストプラクティスを紹介します。

これまでLinkedinに関する特徴や注意点に関して説明してきましたが、それらを活かしてLinkedin上でうまく発信している企業を紹介します。

Linkedin企業アカウント成功事例の紹介:サイボウズ

Linkedinにおける日本企業の中でも、Linkedinでのコンテンツ作りに一際力を入れている企業としてサイボウズ(https://www.linkedin.com/company/cybozu/)があります。

サイボウズの企業ページではカルチャーページ(有料機能)が導入されており、

企業の文化や社風、社屋の様子や仕事風景、社員の仕事の内容や必要スキルまでが非常にクリアに見れるようになっています。

 

出典:https://www.linkedin.com/company/cybozu/life/63f5ec39-f5d1-46b2-9d71-bf072f4e9617/

このカルチャーページの詳しい内容についてはこちらの記事で紹介していますので、気になる方はチェックしておいてください。↓

サイボウズの企業アカウント施策はカルチャーページによる社風の透明化だけではありません。

社員(おそらく全社員?)が一丸となってLinkedinに登録しており、それらがサイボウズの企業アカウントと紐づいています。

そのおかげで企業全体の従業員がどのような職種について、どのようなスキルをもっていて、どこに住んでいるのか等、あらゆる情報が体系的に把握できるようになっています。

この情報を参考に転職活動を行っているユーザーにとって、自分の経歴やスキルと照らし合わせて、求人への応募を検討する一つの判断材料となります。

Linkedinをうまく活用している企業は、理念の共有と企業風土の透明化を行っているのが特徴です。

 

Linkedin企業アカウント運用のベストプラクティス

これまで記事の中で紹介して来た中にすでにLinkedin運用の最適化について言及しています。

第2章の「Linkedin企業アカウントの運用における7つの注意点」が、実はそのままベストプラクティスといってしまっても過言ではないポイントになります。

Linkedin企業運用のベストプラクティス

①ターゲットオーディエンスの明確化
②コンテンツ戦略の構築
③プロフィール最適化
④エンゲージメントの促進
⑤分析と改善
⑥コンプライアンスと法的注意
⑦競合調査

これらのポイントを抑え、ひたすらトライアンドエラーを繰り返すことで、新しいパートナー提携や採用活動にも活かせるようになります。

企業アカウントを運用する上での7つの注意点まとめ

この記事ではLinkedinの企業アカウントを運用する上での注意点について解説してきました。

LinkedinはSNSというメディアの特性上、トレンドに流されやすく、急激な変化をし続けていく媒体です。

フィードには常にビジネス関連の話題に溢れ、常にビジネス最前線の奔流に揉まれ続けることになります。

企業アカウントを運用する目的は様々かもしれませんが、

常に感度を高めて、新しいことを取り入れる姿勢を持つことが大切です。

 

 

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宮本 育夢
ライター 河野 拓馬 営業 / ウェブマーケター
六次元の福岡オフィスメンバーとして2022年入社。動画コンテンツを駆使する新世代のマーケター。
ウェブサイト制作をはじめとしたディレクションやマーケティングも行う。動画クリエイター兼営業マンで、六次元では異端。
趣味はテニスとサウナ。パントマイムが得意。好きな食べ物はきな粉。飼っているドジョウの名前はチョロ蔵。

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