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ECサイトの構築費用はいくら?必要な費用と相場を紹介!

公開日

ECサイトの立ち上げでは構築費用の確認が必要です。

外注する場合には費用相場を知った上で見積もりを確認した方が良いでしょう

この記事ではEC構築にかかる費用について必要項目ごとの内訳と、構築方法による相場の違いをまとめました。

詳細を確認して費用対効果の高い方法でECサイトを構築しましょう。

 

ECサイトの構築費用の内訳

出典:https://www.shutterstock.com

 

ECサイトの構築費用を考える際には、初期費用以外にも継続的にかかる費用を考慮することが大切です

ECサイトは運用費用もかかりますが、構築方法によって何にいくらかかるかが異なります。

ここではECサイトの構築に必要な費用の内訳を簡単にご紹介します。

 

ECサイトの制作費用・商品登録費用

ECサイトの立ち上げ費用として制作費用と商品登録費用がかかります。

制作費用とはECサイトのトップページや商品ページなどの制作や、ショッピングカート機能の開発・実装などにかかる費用です

売れるECサイトにするためにはユーザビリティの高いデザインに仕上げる必要があります。

見栄えの良いサイトにするには画像や動画などの用意もしなければなりません。

システム構築やクリエイティブ制作などに初期費用がかかります。

 

ECサイトで商品販売をするには商品登録も必要です。

ささげ業務と呼ばれる「採寸」、「撮影」、「原稿作成」の作業には費用がかかります

商品ページに載せる情報が十分でないと、ユーザーが気になる点がわからなくて購入を断念するリスクがあります。

商品の写真が魅力的でないとユーザーが興味を持ってくれることすらないでしょう。

商品数が多い場合には、商品登録にかかる費用はECサイトの初期費用として大きな比重を占めることもあります。

 

月額費用

ECサイトの構築方法によっては月額費用がかかります。

独自ドメインのECサイトを構築する場合にはサーバー費用やドメイン費用の負担が必要です。

ECモールやASPサービスを利用する場合には利用するサービスの内容やプランに応じた費用を負担することになります。

 

維持費用

ECサイトのシステムを維持するには費用がかかる場合があります。

ECモールやASPサービスであればシステムはサービス提供者によって維持されているので費用はかからないのが一般的です。

しかし、ECサイトを開発した場合やパッケージを購入した場合には継続的な維持費用が発生します

 

販売手数料

販売手数料は自社のECサイトを独立して制作した場合にはかかりません。

しかし、ECモールに出店するときや、ASPサービスを利用するときには商品が売れるごとに負担しなければならない場合があります

一般的には売上金額に比例する販売手数料がかかるのでECサイトを立ち上げるときには注意が必要です。

 

ECサイトの構築方法と費用相場

出典:https://www.shutterstock.com

 

ECサイトの構築にかかる費用は構築方法によって違います。

4つの項目について構築方法ごとに費用相場がどの程度なのかをまとめました。

ここでは築費用の相場をそれぞれの構築方法の概要と合わせて解説します

 

ECモール

ECモールは楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどのECモールに出店または出品して販売する方法です。

ECモールの知名度の高さを活かしてユーザーを集められるのが特徴で、商品の魅力があれば自社は無名でも売れるチャンスがあります。

初期費用:無料~数万円

月額費用:無料~数万円

維持費用:無料

販売手数料:あり

ECモールの利用は自社サイトを一から構築するわけではないため、初期費用は抑えられます。

楽天市場のようにオリジナルの商品ページや自社ページの制作が必要な場合にはコストがかかりますが、商品情報を登録すれば販売できるECモールでは構築費用が下がります

月額利用料は出店先によって違いますが、一般的に販売手数料がかかります。ECモールのシステムを使用するので維持費用はかかりません。

 

ASPサービス

ASPサービスはショッピングカートなどのECに必要なシステムを提供しています。

構築したいECサイトの仕様に応じてプラグインなどを使ってサイトを構築できるのが特徴です。

テンプレートが充実しているASPもあるため、初心者でもECサイトを始めやすいでしょう。

初期費用:無料~数万円

月額費用:無料~数万円

維持費用:無料

販売手数料:あり・なし

ASPサービスでは提供会社によってシステムが常に最新の状態にアップデートされているので、システムの維持にコストがかかりません。

デザインテンプレートを使用するとウェブ制作の経験がなくてもECサイトを構築できるので初期費用も抑えられます

ASPサービスでは月額利用料と販売手数料を支払う仕組みが一般的なので、長期的には費用負担が大きくなるリスクがあります。

 

オープンソース

オープンソースを利用するとECサイトに必要な機能を搭載するためのソースコードを無料で利用できます。

ECサイトの構築には開発スキルが求められますが、技術があれば比較的低コストで自由度の高いサイト設計ができるのが特徴です。

初期費用:数十万円~数百万円

月額費用:数万円~数十万円

維持費用:数十万円

販売手数料:なし

オープンソースを使ってECサイトを構築するときにはソースコードの利用に費用はかかりません

しかし、サイトのデザインや制作などに加えて、サーバーやドメインの準備も必要なので初期費用は少なくとも数十万円がかかります。

また、拡張機能が有料の場合もあり、レンタルサーバーを利用すると毎月費用がかかるのでランニングコストの負担もあります。

ECサイトのシステムの保守や点検、更新なども必要になるため、維持費用もかかります。

 

パッケージ

パッケージソフトを利用してECサイトを構築する方法は、サイトの構築にも運用にも使いやすいシステムが整っているので導入しやすいのが特徴です。

機能やデザイン、利用プランなどは多岐にわたっています。

自社の目的に合うパッケージを選べば、速やかにECサイト運営を始められるでしょう。

初期費用:数百万円

月額費用:数万円~数十万円

維持費用:数十万円

販売手数料:なし

パッケージを利用する方法ではサイト構築やサーバー・ドメインの手配などが必要なので初期費用は高めです

パッケージの購入またはライセンス契約をしなければならないため、初期費用だけでなく月額費用の負担もオープンソースの場合に比べて大きくなります。

また、サービスの提供会社が運用サポートをしてくれる場合が多いですが、有償サポートで毎月費用がかかるのが一般的です。

パッケージソフトのアップデートに費用がかかることが多く、維持費用も1~5年に1回程度発生します。

 

フルスクラッチ

フルスクラッチのECサイト構築は一から制作会社に開発を依頼する方法です。

オリジナリティが高く、自社に合うECサイトを用意できるのはメリットですが、開発期間が長くてコストも大きいのがデメリットです。

初期費用:数千万円

月額費用:数十万円

維持費用:数十万円

販売手数料:なし

フルスクラッチではECサイトの規模や仕様によって開発にかかる初期費用が大きく変わりますが、通常は数千万円かかります

サーバーやドメインの費用や、システムの保守・更新にかかわる維持費用の負担も大きいので、コストが大きくかかる方法です。

ただ、フルスクラッチはECサイトの設計の自由度は高いため、利益を見込める際に選ぶと良い構築の仕方です。

 

まとめ

出典:https://www.shutterstock.com

ECサイトの構築費用は初期費用だけでなく月額費用や維持費用、販売手数料がかかることも考慮して考えることが必要です。

ECサイトの構築方法によって費用相場には大きな違いがあります

フルスクラッチなら理想的なECサイトにできる可能性が高いですが、構築費用が高すぎるのが問題になりがちです。

構築費用を抑えるならECモールやASPサービス、オープンソースの活用がおすすめです。

ECサイトの効果を最大限に引き出すことも考慮しながら、予算の範囲内で選べる方法を活用しましょう

宮本 育夢
ライター 河野 拓馬 営業 / ウェブマーケター
六次元の福岡オフィスメンバーとして2022年入社。動画コンテンツを駆使する新世代のマーケター。
ウェブサイト制作をはじめとしたディレクションやマーケティングも行う。動画クリエイター兼営業マンで、六次元では異端。
趣味はテニスとサウナ。パントマイムが得意。好きな食べ物はきな粉。飼っているドジョウの名前はチョロ蔵。

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