LINE広告を広告代理店に頼むメリットは?費用・選び方も解説!

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LINE広告は比較的新しいサービスであり、参入すれば競合他社と差をつけられる可能性があります

しかし人材や時間などの観点から、自社で運用する踏ん切りがつかないという方もいるのではないでしょうか。

LINE広告は、広告代理店に外注するという方法もあります。

今回はLINE広告を広告代理店に頼むか迷っている方に向けて、メリットやデメリット、選び方のポイントなどをまとめました。

LINE広告を広告代理店に頼むメリット

出典:https://www.shutterstock.com

まずは、運用代行を依頼するメリットをご紹介します。

 

コア業務に集中できる

広告代理店に広告運用を依頼すれば、社員は本来の業務に集中できます

広告運用はクリエイティブの作成に加え、データのチェックや分析など、何かと手間がかかるものです

毎日の業務と並行してLINE広告を運用しようとすると、業務量が増えすぎてしまうケースがあります。

 

広告運用のプロである代理店に任せることで、社員はコア業務に集中できるようになります。

会社にとって大切な業務に専念すれば、効率が上がったり、負担感が軽減されたりと、良い作業環境が作れる可能性があります。

 

費用対効果アップを期待できる

広告代理店に依頼すると、費用対効果が高まることがあります。

プロの視点から、高い水準で広告を運用できるためです。

 

自社で運用しても、広告代理店に依頼しても、LINEの広告費がかかる点は同じです。

広告代理店は数多くのノウハウが蓄積されている分、より効率的に効果を出すコツも習得しています

そのため広告代理店に依頼すれば、例え同じ広告費でもより高い成果を出せることがあります

 

また、効果が出るまでのスピードも早まる可能性があります。

結果的にかかる費用が削減されやすいというメリットも考えられます。

 

業界の変化のスピードに対応

Web広告はまだまだ若く、変化の多い分野です。

特に、LINE広告は2016年から始まったサービスとだけあり、次々とアップデートされています。

LINE広告で結果を出すためには、最新情報の把握が欠かせません。

 

しかし Web広告の業界にいないと、なかなか情報が得られないこともあります。

また、情報を噛み砕いて業務に生かすことも容易ではありません。

業界に詳しくない企業が、 Web広告の変化のスピードに完全に対応していくことは困難です。

 

変化に対応するだけで膨大な時間や労力がかかってしまうなら、広告代理店に頼むのも得策です

広告代理店に頼めば、情報を取得したり業務に反映させたりといったことがスムーズに行われます

 

変化のスピードに対応できるという面から見ても、広告代理店に依頼するのは効率的で理にかなっていると言えるでしょう。

 

他のWeb広告とまとめて管理できる場合も

LINE広告を広告代理店に依頼するメリットとして、他のWeb広告も頼める可能性があるという点が挙げられます。

 

Web広告には、SNS広告やリスティング広告などをはじめとする、さまざまな媒体が存在します。

手を広げようとすると、全体を把握することが難しくなるケースがあります。

単純に作業量が増えることはもちろん、スケジュール管理や、媒体ごとのイメージ統一など、考えるべきことは膨大になります。

「この広告はA社で運用」「この広告は自社で運用」などと担当を分けても、作業工程が複雑になりかねません。

 

Web広告周りの作業を広告代理店が一括して担当すれば、そのような手間はかかりません。

今は多くの広告を運用しなくても、将来的にはどうなるかわかりません。

長期的にビジネスを広げていきたいという場合には、あらかじめ複数の広告媒体を担当してくれる広告代理店を選んでおくと安心でしょう

 

炎上・トラブルのリスクを軽減できる

さまざまな人の目に触れるWeb広告は、少しの不注意で炎上するリスクがあります。

炎上すればネットニュースになったり、悪い部分だけ拡散されてしまったりと、広告がマイナスな影響を及ぼしかねません。

さらに、悪い評判が集まれば「この企業の商品は買わない」と、不買運動として意思を示す人もいます。

 

そのような炎上をできる限り防ぐためには、Web広告に詳しいプロに依頼するのも選択肢の一つです。

批判コメントのチェックや管理を請け負っている広告代理店もあります

広告代理店に依頼することは、売上の面だけではなく、リスク防止の観点からも有効と言えます

 

LINE広告を広告代理店に頼むデメリット

広告代理店に依頼することにはデメリットも存在します。

あらかじめ確認しておきましょう。

 

手数料がかかる

基本的なことではありますが、広告代理店に依頼するとその分のコストがかかります

LINE広告は一度出稿したら終わりというわけではなく、運用しながら結果を見つつ改善していくことが一般的です。

本格的に運用していく場合には、月に何十万〜何百万円という費用を継続的に払うことになります。

 

しかし広告代理店を利用すれば、自社で不慣れな社員が運用して闇雲に予算を消化するよりも、良い結果になることもあります。

プロが運用する分、費用対効果も高くなることが期待できます。

 

LINE広告を広告代理店に任せる際の費用は、本記事でも後述します。

 

ノウハウを社内で蓄積しにくい

広告代理店に依頼するデメリットとして、自社でノウハウを貯めにくくなることも挙げられます。

社内でWeb広告を担当できる人材がいつまでも育たないことも考えられます

 

広告代理店に任せれば、その運用方法を見て学ぶことも多いはずです。

ただ、担当者に任せきりにしているだけでは、ノウハウを習得するせっかくの機会を逃してしまいます。

 

長期的に広告運用をしていきたい場合は、広告代理店での運用と並行して、社内の人材の育成やノウハウの蓄積も意識していきたいところです。

「どんなポイントを見て分析しているのか?」「どのような広告を作成しているのか?」など、学ぶ姿勢が大切です。

 

担当者によってスキル・対応が異なることがある

広告代理店によっては、社員によってスキルなどにばらつきがあります。

 

広告代理店としての実績が豊富でも、担当してくれるのが必ずしも優秀な社員とは限りません。

特に、LINE広告はまだ発展途上の部分がある分野です。実績豊富かつ、相性のいい担当者と出会えるかどうかは未知数です。

契約する前にどんな人が担当者になるのか確認しておきましょう

 

LINE広告を広告代理店に頼む場合の費用体系

出典:https://www.shutterstock.com

LINE広告を代行してもらうと、主に下記の費用が発生します。

  • 初期費用
  • 運用手数料
  • 広告費

「初期費用」の他、広告運用を代行することの対価である「運用手数料」を支払います。

「広告費」はLINE広告を利用するための費用で、自社で運用した場合にも必要になります。

広告代理店によって料金設定やサービス内容が異なる点には注意しましょう。

 

広告代理店の費用とサービス内容

  • アカウント登録
  • 初期設定
  • 投稿文作成
  • 投稿代行
  • コメント対応(リプライ)
  • 運用結果レポート作成
  • 運用・広告戦略についてのコンサルティング

 

広告代理店に依頼するとLINE広告について、始める段階から一通りの業務を依頼できます。

広告代理店ではLINE広告を始めるためのアカウント登録や初期設定から対応しているのが一般的です。

LINEの投稿文の作成や投稿の実行、ユーザーからのコメントへの対応についてもすべて広告代理店に任せることができます。

 

また、広告代理店にはLINE広告運用の全般的な対応を依頼できます

予算に応じた複数広告の運用や、ターゲットの設定などの一通りの実務を担ってもらうことが可能です

運用結果のレポートや運用戦略にかかわるミーティングなどにも対応しているのが一般的です。

広告戦略についても提案やコンサルティングを依頼することができます。

 

ここでは広告代理店に依頼する際のだいたいの相場と、それに応じたサービス内容をご紹介します。

 

月10万円以下の場合

月10万円以下といった低額の場合は、LINE広告の運用で必要となる一部の業務のみを請け負うことが一般的です。

また、初期費用は代理店によって無料になる場合もあります。

自社での運用の手伝いをしてもらいたい時や、低額に抑えたい時に利用するといいでしょう。

 

月20〜50万円の場合

ユーザーからのコメントに対応したり、定期的なミーティングを開催したりなど、対応している範囲が広がります。

 

月50万円〜の場合

月50万円程度のまとまった費用を使うと、LINE広告に関する運用をまとめて任せることができます。

Webマーケティングの戦略立案や、効果測定・分析など、プロならではの視点が必要な業務も頼める場合が多くあります

LINE広告を本格的に運用していくなら、月50万円以上のサービスを頼むケースが一般的です。

 

LINE広告の代理店を選ぶポイント

Web広告に馴染みがないと、どのようにして広告代理店を選べばいいのかわからないということもあるでしょう。

広告代理店選びで失敗して、後悔することは避けたいものです。

事前にチェックしておきたいポイントや、注意点についてまとめました。

 

自社と同じようなジャンルの実績がある

広告代理店の担当者が、自社と似たような企業や業界での運用経験があるか確認してみましょう。

 

Web広告については詳しくても、自社のビジネスについてあまり把握してもらえないということがあれば、ストレスの元になるということもありえます。

自社と同じようなジャンルでの実績があったり、ビジネスに幅広い関心があったりする担当者であれば安心です

 

アフターフォローの対応はしてくれるか

広告代理店にLINE広告の代行をお願いしても、必ずしも思うような結果が出るとは限りません。

 

万が一うまくいかなかった時は、どのような対応をしてくれるのかもチェックしておきましょう。

どのようにして新しい方向性を探っていくのか、そこに追加料金を請求されることはないかといった点は、契約前に明確にしておきたいポイントです。

 

また、分析結果のレポートを作成してくれる広告代理店をあらかじめ選んでおくと安心です

担当者を信頼しやすくなったり、自社での運用のために参考にしたりと、何かとメリットがあります。万が一のために、通常時から透明性の高い広告代理店を選んでおくといいでしょう。

 

長期的な観点でビジネスを考えてくれるか

担当者と積極的にコミュニケーションをとったり、親身になってサポートしてくれる広告代理店を選んだりするといいでしょう。

 

中には「任された広告運用をして終わり」という姿勢の広告代理店もあるのが現状です。

反面、長期的な視点でビジネスを一緒に考え、パートナーのような立ち位置を目指す広告代理店もあります。

 

せっかく費用をかけるなら、ただ単に広告を任せるだけではなく、ビジネスにとってプラスとなりそうな広告代理店も選ぶといいでしょう。

場合によっては、ビジネスや経営状態についての良い相談相手となってくれるケースもあります

広告代理店がどの程度コミットしてくれそうかという観点からも考えてみるといいでしょう

 

ネット上に悪い評判ばかり書かれていないか

広告代理店と契約する前に、評判をネットで検索してみましょう。

Googleマップの口コミ欄などが参考になります。

 

また、転職サイトでも検索してみることをおすすめします。

実際に働いていた社員の口コミから、思わぬ情報が得られるかもしれません。

元社員からの口コミが極端に低ければ、提供するサービスの質にも影響が出ている可能性があります

 

全ての情報が正しいとは限りませんが、著しく評判が悪い広告代理店であれば、避けた方が無難でしょう。

 

担当者と意思疎通がとりやすいかどうか

大切となるのが、担当者との相性です。

窓口となる担当者とは、契約後に何かとコミュニケーションを取るものです。レスポンスが早いか・話がしやすいかどうかなど、あらかじめ確認しておくと安心です

 

長く付き合っていくためには、広告運用のスキル以外の部分も大切になります。

担当者とは、契約前から見積もりや打ち合わせの時に会う機会があるはずです。

相性が会うかという観点からも確認しておくようにしましょう。

 

LINE広告を代理店に依頼する前に知っておきたいこと

LINE広告を出稿するにはLINE公式アカウントが必要になる

LINE広告を出稿するにはLINE公式アカウントの登録をすることが必要です。

LINE公式アカウントはLINE for Bussinessの公式サイトでビジネス情報などを入力すれば作成できます

公式アカウントを運用すれば情報発信をしたり、友だち登録を促してネットワークを広げたりすることが可能です。

LINE広告との親和性が高いので、LINE広告を出稿するなら運用戦略についても併せて検討した方が良いでしょう。

 

LINE広告に適した商材か審査をクリアする必要がある

LINE広告では広告を出稿する際に審査があるので注意しましょう。

広告対象となっている商材がLINE広告の審査基準を満たしていないと審査が通りません。

LINE広告で商材の審査落ちをしてしまうと、最長で半年間にわたって新しい広告の出稿ができなくなるので注意が必要です

 

LINE広告審査ガイドラインには具体的に広告を出せない業種やサービスについてリストアップしているので、まずはガイドラインに直接違反する可能性があるかどうかを確認しましょう。

ギャンブルや武器、毒物などはLINE広告では禁止されています。

アダルト関連やペットなどの生き物、情報商材などについても禁止されているので注意が必要です。

 

また、国による広告規制についても留意しなければなりません。

薬機法や景品表示法では広告に際して厳しい条件を設けています。

化粧品やサプリメント、健康食品や健康器具などを商材にしている場合には広告表現に気を付けましょう。

 

LINE広告におすすめできない商材

LINE広告では審査が通らない商材だけでなく、広告効果が上がりにくくておすすめできない商材もあります。

LINEはユーザー数が多いので広告効果を期待できるのは確かです。

ただ、広告配信ではコストパフォーマンスが重要で、多数のユーザーに配信しても売上につながらなかったら元も子もありません。

 

LINE広告ではニーズが広い商材との親和性が高く、誰もが欲しいと直感的に思うような商材を広告にするとコストパフォーマンスが上がります。

ターゲットを決めて広告を配信できるので、女性向けの商材、20代向けの商材といったときにはLINE広告を生かせます。

 

しかし、「20代のスキーヤーで装備にこだわっている人」といったニッチのターゲットの場合には広告効果を上げにくいので注意が必要です。

有名な競合商品が多くて比較しなければ買うかどうかを決断できないジャンルの商材についてもコンバージョンが上がりにくいので気を付けましょう。

 

 

 LINE広告の運用代行は六次元におまかせ!

LINE広告の運用代行ならぜひ六次元にお任せください。

弊社は広告代理店としてLINE広告を含むさまざまなSNS広告やウェブ広告で実績を上げてきました。

広告の目的に合わせて費用対効果が上がる方法を提案できます。

LINE広告だけでなく、目的に応じて他の広告媒体についても紹介できます

ベストパフォーマンスを出せる媒体を選びたいと思っている方もぜひ弊社にご相談ください

商材やサービスに合う広告媒体を選んで運用を代行いたします。

 

まとめ

出典:https://www.shutterstock.com

広告代理店の利用を考えている方向けに、メリットや費用、選び方のポイントなどについてご紹介してきました。

 

LINE広告を本格的に運用するとなれば、作業量は膨大になります。しかし、広告運用のプロである広告代理店に任せることで、本来の業務に集中できたり、費用対効果が高まったりと、多くのメリットを得られる可能性があります。

 

また、外部の人間である担当者と接することで、思わぬ学びと出会える可能性があります。

「ビジネスのヒントが得られた」「マーケティングへの考え方が深まった」など、社員にとっての成長につながることもあるかもしれません。

広告代理店を利用すると得られるかもしれないメリットの一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

 

本記事をきっかけに、LINE広告を外注する際のイメージが深まれば幸いです。

宮本 育夢
ライター 河野 拓馬 営業 / ウェブマーケター
六次元の福岡オフィスメンバーとして2022年入社。動画コンテンツを駆使する新世代のマーケター。
ウェブサイト制作をはじめとしたディレクションやマーケティングも行う。動画クリエイター兼営業マンで、六次元では異端。
趣味はテニスとサウナ。パントマイムが得意。好きな食べ物はきな粉。飼っているドジョウの名前はチョロ蔵。

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